妊娠4ヶ月 妊娠初期・超初期

妊娠16週目で胎動はある?安定期だけど流産の可能性は?

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妊娠16週はママと赤ちゃんに様々な変化がある時期。妊娠から5ヶ月目となりようやく安定期に入りますが、気になる流産のリスクはどのくらいあるのでしょうか?また胎動を感じることはできるのでしょうか?今回はママの変化と赤ちゃんの成長から妊娠中に気をつけたいことまで、詳しく解説していきます。

妊娠16週目で妊娠中期と安定期へ

妊娠16週目には胎盤が完成し、妊娠中期となります。胎盤を通じて赤ちゃんに栄養を届けることができるようになる時期です。胎盤の完成を境に、赤ちゃんは影響補給を安定して行えるようになります。

またママのつわりも落ち着き、安定期に入ります。安定期とは、妊娠16週から27週までの妊娠中期のことを指します。

妊娠16週目でのママの変化

胎盤が完成してママのつわりが軽減すると、食欲や気分が落ち着いてきます。また妊娠16週目になると、ママは妊婦さんらしいまるみを帯びた体型になっていきます。気分の悪さが和らぐことが多く、精神的に落ち着いてくる時期でもあります。

お腹が大きくなる

お腹の中では赤ちゃんがどんどん成長していますから、少しずつお腹が膨らんできて周りの人にもわかるようになります。

お腹が出過ぎているのではないかと心配になることがありますが、お腹の出方は妊婦さんによって差がありますから心配し過ぎる必要はありません。子宮が大きくなると腸や胃などの臓器が圧迫されますから、食後に少し息苦しさを感じることもあります。

胸が張る

妊娠中期からは母乳の準備段階に入り、胸の張りが起こるようにます。妊婦さんによっては胸の痛みやむず痒さなどを感じることがあるでしょう。

この時期に乳房の乳腺組織が発達しますから、乳首から分泌液が出ることがあります。これは産後赤ちゃんに飲ませることになる、初乳と呼ばれる乳汁が溜まり始めている証です。

胎動を感じることも

赤ちゃんの動きが活発になってきて、早い人であれば妊娠16週目に胎動を感じることもあります。しかし赤ちゃんの成長には個人差がありますし、この時期は胎動に気づかない妊婦さんが多いでしょう。

多くの場合、妊娠20週あたりで胎動を感じ始めますから、まだ胎動を感じられなくても心配する必要はありません。

妊娠16週目の胎児の様子

妊娠16週目には、赤ちゃんの姿が人間らしい3頭身になります。またこの時期には、エコー写真を見ると赤ちゃんの手足がはっきりとした形になっていることがわかります。

赤ちゃんの大きさは11〜14cm

発育に個人差はありますが、赤ちゃんの大きさは約11~14cm、体重は約60~120gに成長します。

ママの声が赤ちゃんに届くように

妊娠16週目あたりから赤ちゃんの聴覚が作られ始めますから、耳が聞こえるようになります。赤ちゃんが初めて聞くのは、ママの心臓の音や血液が流れる音です。

さらに聴覚が発達すると、ママの声や生活音などが聞こえます。羊水を通すためこもったような音になりますが、胎教としてママが話しかけるといいでしょう。

関節が完成する

腕や脚などの大きな関節は妊娠15週までにできていますが、妊娠16週目には全ての関節が完成してはたらくようになります。

またこの頃には骨も少しずつ硬くなってきていて、筋肉も成長しています。エコー写真では、腕や脚だけではなく指を動かす仕草を確認できることがあります。

赤ちゃんの記憶ができてくる

妊娠16週にもなるとより脳神経の発達が進み、赤ちゃんに記憶ができてきます。

まだまだ発達の途中にあるためはっきりとした記憶にはなりませんが、この時期にママの大きなストレスが伝わると産後に影響が出る可能性があります。

ですからママができるだけ穏やかに過ごすことが赤ちゃんのためになります。

妊娠16週目のお腹の中の様子

妊娠16週目に赤ちゃんの聴覚や記憶ができてきましたが、ママのお腹の中はどんな様子になっているのでしょうか?

胎盤が完成

妊娠16週目には、お腹の中で胎盤が完成します。実は胎盤は元から存在する臓器ではなく、妊娠してはじめて作られる特殊なものです。

そしてその胎盤の全ての機能が完成するのが妊娠中期となる妊娠16週目です。胎盤が完成すると安定期に入り、流産のリスクがぐっと下がります。またママのつわりや体のだるさが落ち着いてきます。

妊娠16週目マイナートラブル詳細

マイナートラブルには、妊娠初期・中期・後期にそれぞれの症状があります。では中期となる妊娠16週目からはどのようなマイナートラブルが起こるのでしょうか?

おりものの量や色

妊娠16週目からは妊娠に係わるホルモンの作用がぐっと高まるため、おりものの量が増えるようになります。量が増えてもおりものの色が白やクリーム色であれば正常な状態ですが、おりものの匂いがきつい場合や血が混ざっている場合には注意が必要です。

おりものにはママの体のトラブルが現れることがありますから、色の変化をしっかりと確認することが大切です。おりものに異常を感じたら医師に相談するようにしましょう。

お腹の張り、下腹部痛、腰痛

妊娠16週目になるとお腹が大きくなるにつれて、お腹の張りや下腹部痛、腰痛などのマイナートラブルが起こることがあります。つわりが楽になったからといって無理に動いたり、お腹を冷やしたりしないように気をつける必要があります。

また同じ姿勢で長時間過ごすことが原因でお腹の張りや腰痛などの症状が現れることがあるため、意識的に体勢を変えたり軽く体を動かしたりするといいでしょう。

極端な子宮収縮や出血によって、お腹の張りや下腹部の痛みを感じることがありますから、少しでも不正出血がみられた際には早めに医師に相談することが大切です。

乳首に違和感

人によっては乳首に違和感が起こったり、乳首や乳房の痛みやかゆみを感じたりすることがあります。母乳の準備が始まり乳腺組織が発達するときに、このような症状が出ます。

違和感や痛みは心配ありませんが、しこりを見つけたときは乳がんの可能性があるため、すぐに乳腺外来を受診する必要があります。

妊娠16週目に気をつけること

妊娠中期になると、赤ちゃんだけでなくママの体にも様々な変化があります。そんな妊娠16週目に気をつけたいことがいくつかあります。

体重の急激な増加

この時期に胎盤が完成してつわりや体のだるさが落ち着くと、食欲が増えて体重が急激に増加することがあります。妊娠前の体重などにもよりますが、妊娠中期までの体重の増加目安は1.5kg~2.5kgとされています。

妊娠中の肥満によって、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群、難産のリスクが上がってしまうことがあります。つわりが酷いときと比べて食べ物が美味しく感じられるようになる時期ですから、必要以上の食事には気を付けるようにしましょう。

運動不足

妊娠16週目までは、つわりが酷くて運動不足になることも多いでしょう。運動不足が続くと、出産に必要な体力が不足したり、子宮口の開き方に悪影響が出たりすることがあります。

妊娠中の適度な運動には、むくみや便秘の改善、腰痛の緩和などの良い効果があります。体を動かすことで血流がよくなると冷え性の改善にもなりますし、妊娠中期に起こりやすい腰痛や肩こりなどのマイナートラブルの改善にもつながります。

安定期に入り医師から運動の許可が出たら、日常的に適度な運動を取り入れてみましょう。

ママの栄養不足

お腹が大きくなってくると胃腸が圧迫されるようになるため、一度に食べられる量が減ってしまうことがあります。またつわりが酷い場合、思うように食事をとることができないこともあるでしょう。

このような理由からママは栄養不足になりやすいのですが、妊娠中には妊娠前と比べて多くの栄養やカロリーが必要です。栄養が不足すると、ママの体調にも赤ちゃんの発育にも悪影響を及ぼすことがありますから、意識して栄養を補給することが大切です。

妊娠5ヶ月「戌の日」の安産祈願

日本には妊娠5ヶ月目の戌の日に安産祈願をする独自の行事があります。この戌の日の安産祈願は、一度に多くの赤ちゃんを産み、出産が安産であるとされる犬に由来しています。

妊婦さんの安産と、赤ちゃんが無事に生まれてくることを祈るために神社で行われる行事です。神社ではお祓いと祈祷を受けて、腹帯を受け取ります。

この腹帯で大きくなったお腹を固定すると楽になりますし、赤ちゃんへ伝わる衝撃を和らげることができます。またお腹の冷えを防ぐ効果もあります。地域によって安産祈願の風習は異なりますが、戌の日の安産祈願を行う神社は数多くあります。

ママの実感が湧く16週目

妊娠16週目には安定期に入って流産のリスクがぐっと下がり、安心して過ごせるようになります。この時期にはママのお腹も大きくなっていますし、赤ちゃんの姿も人間らしくなります。

さらに早い人では胎動を感じることもあり、さらには、赤ちゃんにママの声を届けることもできるようになります。妊娠のマイナートラブルなどの辛いこともありますが、それも含めてだんだんとママの実感が湧いてくるでしょう。

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