妊娠1ヶ月 妊娠初期・超初期

妊娠4週目は病院へ行く時期?妊娠検査薬で陽性反応が出る人も

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生理が遅れると、妊娠したかな?してないの?と不安になる女性が多くいます。生理の開始予定は、妊娠していたとしたら妊娠4週目頃にあたりますがこの時期の体の変化などについて、詳しく確認して不安材料を取りのぞきましょう。

妊娠4週目で妊娠検査薬反応は出る?

妊娠検査薬は、妊娠4週目頃から使用可能だといわれています。妊娠週数の数え方には、着床した日にちは関係ありません。妊娠週数は、直近の月経が開始した日を0日目として数えます。そのため、妊娠4週目とは、最終月経の開始から数えて4週目を指しています。

妊娠4週目で妊娠検査薬で陽性反応が出始める

妊娠4週目になると、検査薬で陽性反応が出始めます。女性が妊娠すると、体内では「hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)ホルモン」が分泌されます。検査薬が妊娠の判定基準にしているのは、このhCGホルモンの分泌量です。

妊娠4週目になると、hCGホルモンは20~500mlU/mlになります。一般的な市販の検査薬で陽性反応が出るのは、hCGホルモンが50mlU/ml以上検出されたときです。そのため、検査薬を使って妊娠を確かめるのは、妊娠4週目以降がよいとされています。

ただし、早期妊娠検査薬とされるものは、25IU/Lから検出できるため生理予定当日から判定できます。

妊娠4週目の病院でのエコー検査

妊娠初期にはじめて病院へ行ったときは、胎嚢(たいのう)ができているかどうかをエコー検査で確認します。胎嚢とは、お腹の中で赤ちゃんを包む楕円形の袋のことです。子宮内に胎嚢を確認できれば、子宮外妊娠の可能性はないと言い切ることができるため一安心です。

病院で妊娠検査するなら5週目からがおすすめ

病院のエコー検査で胎嚢を確認できれば、体が妊娠を進めていると判断することができます。妊娠4週目ではまだ胎嚢ができていない可能性もあるため、病院に行ってもこの判断が出ないこともあります。

そのため、検査薬では妊娠4週目に陽性反応が出たとしても、病院へ行くのは5週目になってからがよいでしょう。胎嚢ができたあと、胎芽と心拍の確認ができれば正常妊娠が確定診断されます。

妊娠4週目の妊婦の様子とおなかの大きさ

妊娠4週目は、少しずつ体に変化が現れてくる時期です。見た目にはあまり変化がありませんが、体の中で赤ちゃんを育てるための準備が進行していきます。

子宮内膜が厚みを増す

妊娠4週目に入ると、子宮内膜に厚みが出て、赤ちゃんを育てるための環境が整い始めます。エコー検査でも子宮内膜の厚みを確認できるため、胎盤ができる前に妊娠を推測できることもあります。

妊娠初期症状が起こり始める

妊娠初期は、少しずつ妊娠初期症状が現れる時期です。人によっては、吐き気や嘔吐といったつわりも始まります。においに敏感になったり、味の好みが変化したりすることがあるため、食欲不振にもなりやすいです。

そうなると、胎児への影響が心配になりますが、栄養があるものを中心に、無理がない程度に食事ができれば問題はありません。

下腹部の痛みを感じることがある

妊娠に伴ってhCGホルモンが大量に分泌されることにより、下腹部に痛みを感じることもあります。このときは、hCGホルモンが黄体を刺激することで、卵巣が腫れた状態になっています。

この痛みは、生理痛に似た感覚です。強い痛みを感じる場合は、安静にしてゆっくり過ごすようにしてください。妊娠の段階が進むにつれ、この痛みは和らぐことが多いため、あまり心配する必要はありません。

ただし、妊娠初期の下腹部の痛みは流産を起こしているサインの場合もあります。腹痛が気になるときは必ず医師に相談しましょう。

胸が張る

妊娠すると卵胞ホルモンも活発になるため、母乳を作るための乳腺組織や乳管も発達します。そうなると、胸の張りを感じたり、傷みを感じたりすることもあります。

症状が出たり治まったりを繰り返すこともありますが、妊娠初期によく見られる症状なので問題はありません。苦しいときはブラジャーのホックを緩めるなどすると、少し楽になります。

眠気やだるさがでる

妊娠した体では、プロゲステロンというホルモンも増加します。このホルモンは、眠気を引き起こしやすいという特徴があります。そのため、仕事中などに強い眠気を感じることも少なくありません。

妊娠初期は体が変化する不安定な時期でもあるため、眠気を感じたらきちんと休むようにしましょう。周りの理解を得るのは大変かもしれませんが、無理をしないことが大切です。

情緒不安定になりやすい

妊娠時は、体の中のホルモン量が変化することから、そのバランスも崩れやすくなります。ホルモンは感情にも大きく影響を与えるため、精神的な浮き沈みが起きやすくなります。

これは、自分の意思ではなかなか抑えることができません。家族に遠慮せずに相談してみたり、病院の医師や妊娠を経験した友人などに話を聞いてもらったりするとよいでしょう。

月経前や生理前症状(PMS)と見分けるのは難しい

妊娠4週目頃に起きる初期症状は、PMS(月経前症候群)や生理前の症状と似ています。そのため、体に現れた変化だけでは、妊娠したかどうかをはっきり判断するのは難しいです。

妊娠について判断するときは、体の症状だけでなく、必ず検査薬を使用しましょう。そのうえで、病院で詳しい検査を受けてください。

妊娠4週目の胎児(胎芽胎嚢) お腹の中の様子

妊娠4週目では、お腹の中で赤ちゃんはどのように成長しているのでしょうか。まだ、とても小さいですが、さまざまな機能が少しずつ形成されています。

胎芽・胎嚢(たいのう)の大きさ

胎嚢は、妊娠4週目ではまだ目で見ることが難しい大きさです。なかには、妊娠4週目で子宮内に数ミリの黒い影を確認できることもありますが、体内の粘液のかたまりが胎嚢のように見えているだけの場合もあります。

胎芽は胎嚢が形成されたあとにでき始めるため、妊娠4週目では胎芽も確認することができません。目には見えませんが、お腹の中の赤ちゃんは成長に向けて着実に準備を進めています。

この頃に形成される三胚葉(さんはいよう)って?

妊娠4週目は、妊娠して1カ月が経つ時期です。2カ月目に入ると胎嚢や胎芽がはっきり見えるようになり、体の各器官にあたる三胚葉ができ始めます。

三胚葉は、内胚葉、中胚葉、外胚葉の3つに分かれています。内胚葉は消化器官や呼吸器官、中胚葉は骨や筋肉、赤血球など、外胚葉は神経や感覚器官にあたる部分です。

心臓管が形成される

赤ちゃんの体は、心臓や血管から形成されていきます。妊娠4週目の終わり頃には、心臓管という2本の管ができ、赤ちゃんの体の中を血液が循環し始めますがこの段階では、まだ赤ちゃんの心拍は分かりません。早ければ6週目に入った頃に心拍が確認できます。

胎盤が働き始める

胎盤は、母体と赤ちゃんをつないで、栄養や酸素、老廃物のやり取りを行うためのものです。胎盤は妊娠4週目頃から少しずつ準備が始まり、7週目頃から15週目にかけて作られていきます。

妊娠4週目で流産する可能性はある?

妊娠初期は、母体だけでなく、赤ちゃんの状態も非常に不安定です。妊娠期間の中でも妊娠初期は、とくに流産が心配な時期です。流産の種類や原因についてみていきましょう。

初期流産

妊娠初期で流産が起こる確率は、15%といわれています。ただし、35歳以上では、年齢が上がるほど流産の確率も高くなっていきます。妊娠初期の流産の主な原因は、胎児の染色体異常や発育不良などです。

流産すると、少量の出血や腹痛などの自覚症状が現れることが多いです。おりものに暗めの茶色や鮮血が混じったようなピンク色がついている場合は、流産の可能性もあるためすぐに病院を受診しましょう。

初期流産の種類としては、たとえば、子宮内にあるものがすべて外へ流れ出てしまう完全流産、子宮内にあるものの一部が排出されてしまう不完全流産などがあります。

完全流産では陣痛に似た傷みを伴うことが多いです。不完全流産では子宮に残ったものを手術で取り除かなければなりません。また、化学流産も初期流産の1つで、妊娠検査薬で陽性が出たにもかかわらず、着床が続かなかった状態を指しています。

この場合は、手術などを行う必要はありません。

稽留(けいりゅう)流産

初期流産には、稽留(けいりゅう)流産というものもあります。稽留流産とは、胎児または胎芽が死亡した状態で子宮の中にたまっている状態のことを言います。稽留流産には、出血や腹痛といった症状はありません。

そのため、稽留流産では自覚症状なしという人も多く、妊婦検診のエコー検査で流産に気が付くことがほとんどです。

稽留流産の場合は、子宮に残っている赤ちゃんを取り出す手術を行わなければなりません。稽留流産は体に負担がかかるため、次の妊娠までは1~2カ月あけるのが望ましいといえます。

妊娠4週目に気をつけること

妊娠初期は、母体と胎児のことを第一に考えなければなりません。よりリラックスして通うことができる産院を選ぶのはもちろん、栄養などにも配慮する必要があります。

タバコに注意

タバコは、体の臓器のすべてに悪い影響を与えます。タバコの煙には、60種類以上の発がん性物質が含まれているといわれています。タバコは妊娠についても、大きなトラブルを引き起こす原因になる可能性が高いです。たとえば、妊婦がタバコを吸っている場合、子宮外妊娠のリスクが2倍になります。また、早産や流産の可能性も高まります。

ほかにも、母親の喫煙は胎児のDNAの損傷につながる恐れがあり、これは先天異常を引き起こす要因です。先天異常には、手足の欠損や口唇口蓋裂のリスクが挙げられています。

さらに、喫煙している母親から生まれる赤ちゃんは、体重が軽い傾向があるといわれています。これは、受動喫煙も例外ではありません。出生時の体重が少な過ぎると、赤ちゃんの死亡率が高くなってしまいます。

貧血予防になる食べ物を食べる

赤ちゃんに栄養を送る必要があることから、妊婦の体では血液の量が増加します。このとき、血液の液体部分である血漿(けっしょう)が増えて血液が薄まります。妊娠すると貧血になりやすいといわれているのは、これが原因です。

妊娠しているときは、鉄分を積極的に摂取して貧血を防ぎましょう。鉄分には、「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。

ヘム鉄は非ヘム鉄に比べて体に吸収されやすく、肉や魚などに多く含まれています。ヘム鉄が多く含まれる食材は、たとえば、レバーや赤身の肉、めじまぐろ、しじみなどです。

ただし、レバーには、過剰摂取すると胎児の発育不全や促奇形性を引き起こしやすくなるとされるビタミンAも多く含まれているため、食べ過ぎには気をつけてください。

一方、非ヘム鉄は、野菜や大豆に多く含まれています。ほうれん草や小松菜、納豆などを意識的にたくさん食べましょう。

葉酸を摂取する

妊娠初期から葉酸をきちんと摂取すると、赤ちゃんの神経管閉鎖障害の発症リスクを減らすといわれています。葉酸は貧血を予防する効果もあるため、妊婦が積極的にとりたい重要な栄養素の1つです。

「葉酸を適切に摂取すれば、毎年数百人の子供が障害を持たずに生まれることができる」。葉酸普及研究会代表の近藤厚生・熱田リハビリテーション病院副院長はこう訴える。

葉酸は1940年代にホウレンソウから発見されたビタミンB群の一種だ。細胞増殖や臓器形成に不可欠で、特に妊娠初期に不足すると胎児の神経組織が正常に発達しないことがある。「無脳症」や脊髄が皮膚の外に飛び出す「二分脊椎」などの神経管閉鎖障害の子供が生まれやすくなる。

出典 日経電子版

葉酸が多く含まれる食べ物としては、焼きのり、納豆、モロヘイヤ、ほうれん草、ブロッコリー、イチゴなどが挙げられます。ただし、食品から摂取できるのは「天然葉酸」です。神経管閉鎖障害のリスクを効果的に抑えるのは、「合成葉酸」だといわれており、これはサプリメントからしか摂取できません。

とはいえ、「天然葉酸」でも全く効果がないわけではないため、食事でもしっかり栄養をとることを心掛けてください。


母子手帳にも、葉酸摂取を促す記述がされていて妊娠12週までの積極的な摂取を厚生労働省が推進しています。

母子手帳を受け取るタイミング

通っている病院の医師から指示が出たら、母子手帳を受け取ることができます。母子手帳は医療機関ではなく、役所での交付となります。母子手帳を受け取りに行くときは、妊娠届出書、マイナンバー、印鑑、身分証明書などを用意しましょう。

なお、自治体によって必要なものは異なるため、事前にホームページなどで確認しておくとよいです。母子手帳を受け取る際は、妊娠検診の補助券ももらうことができます。

妊娠は病気ではないため、検診は自己負担となります。妊娠検診の補助券は、その費用を補助するためのものです。妊娠健診の補助券は遡って使用することができない場合もあるため、妊娠8週目頃までにもらっておくのが無難です。

出産する病院を考えよう

妊娠検査薬で妊娠している可能性が高いことが分かったら、産院を決めましょう。産院には出産時に行くだけでなく、出産までの間、定期的に通う必要があります。そのため、自宅から通いやすいかどうかというポイントは意外と重要です。

また、分娩のスタイルや費用を確認したり、口コミなどの評判を参考にしたりするのも大切です。産院として選ぶことができる病院は、大きく分けて3つあります。

1つ目は、総合病院や大学病院です。こういった大きな病院には、経験豊富な医師やスタッフがそろっており、設備の面でも安心感があります。産科以外ともすぐに連携をとることができるため、何か問題が起きてもスムーズな対応を期待できるでしょう。

ただし、定期診断では診察に時間がかかったり、入院の際に大部屋しか選択できなかったりする恐れもあります。2つ目は、産婦人科や産科専門の個人病院です。

病床数が少ないため、細かいケアをしてもらえる可能性が高いです。その反面、入院にかかる費用は少し高い傾向にあります。3つ目は、助産師が分娩を行う助産院です。より自然なかたちで出産をしたいという希望から、助産院を選ぶ人も多くいます。

注意すべきなのは、助産院では医療行為を行うことができない点です。出産では何が起こるか分かりません。異常があった場合は、提携している病院へ搬送されることもあります。

妊娠4週目は慎重に過ごしましょう

妊娠4週目は、赤ちゃんの気配をまだあまり感じることができない時期です。しかし、お腹の中では確実に少しずつ赤ちゃんが成長しています。気をつける事がたくさんあるのは大変ですが、重要な時期なので母体と赤ちゃんの健康にしっかり配慮しましょう。

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