妊娠2ヶ月 妊娠初期・超初期

妊娠7週目流産の可能性やつわり胎児の変化お腹のふくらみについて

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妊娠7週目はつわりがだんだんときつくなってくる頃です。お腹の赤ちゃんの様子や、女性の体の変化について確認し把握しておくことで、メンタル的な不安も緩和していきましょう。

妊娠7週目のママの症状や変化

妊娠7週目は、生理予定日から3週間ほど経過し多くの人の体調に変化が出はじめ「妊娠したかも?」と産婦人科を受診します。つらい体調不良や精神不安定が続く人も多いですが、これも少しの間だけです。
赤ちゃんが健康に育っている証拠なので、あとでこんなこともあったねと話せる日を楽しみにして、頑張って乗り越えましょう。

つわりがひどくなる

つわりの症状は人それぞれですが、妊娠7週目ではつわりのピークが訪れることが多いようです。突然においに敏感になって、これまで好きだった食べ物が食べられなくなったり、吐き気や嘔吐により体力を奪われてしまうこともあります。

できるだけバランスの良い食生活を心がけたい時期ですが、無理せずに、不足しがちな栄養素はサプリメントで補給する方法を取りましょう。また逆に、この時期につわりがまったくないと不安を訴える妊婦さんもいます。

つわりには個人差があるため、その有無が妊娠の経過を表しているわけではありません。出血や痛みの症状がない場合には、とくに心配する必要はないでしょう。

高温期で風邪っぽい症状が出る

妊娠7週目は、妊婦さんの高温期といって体温が上昇しています。体の熱っぽさや、妊娠初期症状の頭痛などで、風邪をひいたと勘違いしてしまう妊婦さんもいます。しかし、この時期の赤ちゃんは、体や脳の大切な組織を形成している最中です。

赤ちゃんの成長に影響が出やすい時期であるため、風邪薬や頭痛薬などを摂取しないように気をつけましょう。さらに、熱っぽさやホルモンバランスの変化により、汗をかきやすい時期です。汗を放置して体を冷やさないように注意し、定期的に衣服を変えて清潔でいましょう。

おりものの量が増える

妊娠7週目には、おりものの量が増える傾向にあります。透明で水のようなおりものであることが多いですが、色や質がいつもとは違う妊婦さんもいます。少し黄色っぽかったり、ドロっと粘り気があるおりものでも心配する必要はありません。

ただし、デリケートゾーンにかゆみがある場合やおりものが白くカスカスの場合はカンジダ膣炎の可能性があります。また、茶色っぽいおりもので、腹痛やお腹に張りが感じられる場合は、流産の前触れである可能性があります。

おりものの状態は、母体と赤ちゃんの様子がわかる目印です。異常を感じたら産婦人科を受診しましょう。

ホルモンバランスが崩れやすい

妊娠7週目は、女性ホルモンが盛んに分泌され、ホルモンバランスが崩れやすい時期でもあります。日中に眠気を感じたり、普段は気にならないことでイライラしたり、自分ではどうにもコントロールできない症状に襲われることがあるでしょう。

乳房が張ってチクチクと痛みを感じたり、乳頭が敏感になる妊婦さんもいます。普段つけている下着も、乳房を刺激しない形や素材のものに変えるといいでしょう。

妊娠7週目の胎児(胎芽・胎嚢)の様子 お腹の膨らみ

妊娠7週目の赤ちゃんは、どのくらい成長しているのでしょうか。妊娠10週ころまでの赤ちゃんは、胎芽と呼ばれます。赤ちゃんの成長にも個性があり、そのスピードはそれぞれで異なります。

しかし、胎盤ができあがるまでの胎芽の成長スピードは、母体の体格に差があってもみんな同じです。まだほとんど妊婦さんのお腹にふくらみは見られませんが、子宮の大きさもニワトリの卵からガチョウの卵くらいに成長します。

赤ちゃんの大きさは9〜14ミリ

妊娠7週目の胎芽の大きさは、約9〜14ミリとブルーベリーくらいの大きさです。妊娠5〜6週目くらいまでは豆粒くらいだったので、かなり大きくなったようです。そしてこの時期になると、赤ちゃんを包む胎嚢に加えて胎芽自身もエコーで確認できるようになります。

また、以前は体をくるりと丸めていた胎芽も、妊娠7週目の終わりには首やお尻が少しまっすぐに伸びます。だんだんと人間らしい形になってきて、胎児と呼ばれるようになるのももうすぐです。

心拍が確認できるようになる

エコーで胎芽の心拍が確認できるようになるのは、早い人で妊娠6週目からです。一般的には妊娠7週目に入ると確認できるようになります。心拍が確認できると、正常妊娠と診断されるため、それを心待ちにする妊婦さんも多いでしょう。
ただし、妊娠8週目で確認される場合もあります。

もう少し経過すると、このような聴診器で自宅でも胎児の心音を聞くことができますよ。

2頭身の姿になる

妊娠7週目の胎芽は、頭が大きくなり、首ができはじめます。妊娠5週目まではおしりのしっぽが目立っていましたが、6週目から徐々に短くなっていき、7週目では頭と胴体の二頭身になります。

目や手足の神経が成長する

妊娠7週目に入ると、顔のひだや突起が、よりそれらしい形へと成長していきます。まぶたや耳、唇などの細かいパーツが形成されて、だんだんと人間の顔になっていくのです。

また、神経系も成長します。目や手足といった重要な神経を司る部分なので、この時期の胎芽が健康に育つよう、妊婦さんもできるだけよい生活習慣を心がけましょう。

脳の発達が始まる

妊娠6週目から脳の細胞が変化してきますが、妊娠7週目になると大幅に発達していきます。神経を司る小脳、内分泌系やホルモンを司る脳下垂体が形成され、赤ちゃんの手足や内臓と結びついていくのです。

妊娠7週目に起こりうる流産について

妊娠7週目の子宮は、急激な成長によって出血しやすくなっています。なので出血したからといって流産が確定されるものではありません。ですが、この時期は最も流産の可能性が高い時期でもあります。

妊娠7週目になると、ほとんどの妊婦さんが胎芽の心拍を確認できるようになりますが、この心拍の確認によって、初期流産の可能性が5%以下になるといわれています。

切迫流産

切迫流産とは、出血によって流産しかかっている状態のことを指します。この状態は、まだ妊娠の継続が可能であるため、実際に切迫流産を経験した妊婦さんでも元気な赤ちゃんを産んだ人は多くいます。

しかし、危険な状態であることには変わりません。症状としてはいつもと異なる腹痛や、茶色いおりもの、長引く出血などが挙げられます。絶対安静が鉄則ですので、病院で診断を受け、家族の協力を得て乗り越えましょう。

妊娠7週目のママが気をつけること

妊娠7週目は、妊婦さんの体調のことや赤ちゃんの成長具合など、気になることがいくつも出てくる時期です。普段は大人の体にとって大きな害がないものでも、体内の胎芽にとっては影響が出てしまうこともあります。

また、胎芽に栄養を吸収されて母体が栄養不足になってしまったり、その影響で日常生活に支障が出ることも少なくありません。この時期の妊婦さんが気をつけるべきポイントをいくつか紹介します。

飲酒や喫煙

普段から飲酒や喫煙が習慣化しているひとも、この時期ばかりは控えなければなりません。妊娠中のアルコール摂取は、流産や死産、そして成長障害や奇形などの悪影響を及ぼすとされます。

そして喫煙に関しても、生後の赤ちゃんに神経発達障害を引き起こす可能性や、血流障害の増加が報告されています。妊娠中に変化がなくても、のちの赤ちゃんの人生に大きく関わることです。妊娠中は必ず禁酒、禁煙しましょう。

妊娠悪阻(にんしんおそ)

妊娠悪阻とは、重度のつわり症状を指します。1日中つわりの症状が重かったり、水すら飲めない場合、また短期間で体重が5kg以上減ってしまった場合などは注意が必要です。

病院で点滴を打つなどして栄養を摂取しなければなりません。あまりにもひどいようであれば、入院を検討してゆっくり静養しましょう。

肌荒れ

妊娠すると、ホルモンバランスが変化します。妊婦さんの体を妊娠に適した状態に維持するために、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが盛んに分泌されるようになるのです。そのため、この女性ホルモンの影響で肌荒れが起こってしまいます。

とくに、皮脂の分泌を活発にする黄体ホルモンが優勢になっている妊娠初期は、皮脂が増えます。その結果、しばらくは大人ニキビができやすい肌状態が継続されるでしょう。さらに、ホルモンバランスの変化により免疫力が低下し、乾燥肌やシミなどの肌トラブルに悩まされる妊婦さんも少なくありません。

対策としては、あまり刺激しないことや、規則正しい生活に栄養のある食生活が理想とされます。つわりや、その他の妊娠初期症状であまり余裕のない時期ですが、肌荒れによってストレスをため込まないようにすることが大切です。

貧血

妊娠すると、水血症といって、血液中の水分量が増え血が薄まった状態になることがあります。水血症によりお腹の胎児に血液や栄養が運ばれやすくなるのですが、同時に貧血を引き起こしやすくもなります。

また妊娠中は、鉄欠乏症貧血という一般的な貧血も発生しやすいです。貧血になると、突然倒れたり立ち上がれなくなったりすることがあるため、大変危険です。

妊婦が気をつける感染症

妊娠7週目に限らず、妊婦さんは感染症に気をつける必要があります。その一つ、トキソプラズマについて紹介します。

トキソプラズマとは

トキソプラズマとは、ネコ科の動物に住み着く細胞内寄生原虫です。妊娠の6カ月以上前に感染いていれ免疫を持っています。しかし、妊娠中に感染してしまうと、胎児にまで悪影響が出るかもしれません。

感染したうちのおよそ8割の人は、母体には症状が出ず無自覚であることが多いですが、2割ほどの人はリンパの腫れや筋肉痛、発熱などが長くて数週間続きます。

トキソプラズマが胎児に与える影響

トキソプラズマは、妊婦さんが感染する時期によって胎児に与える影響が異なります。妊娠7週目を含む妊娠初期にトキソプラズマに感染すると、胎児への感染は少ないですが流産を起こしてしまう可能性があります。

妊娠後期に感染すると、胎児へ感染する確率が高くなりますが、痙攣や黄疸など軽症であることが多いです。また、母体を治療することで、のちに赤ちゃんの体でのトキソプラズマ症の発生が減らせます。

トキソプラズマに感染しないために

トキソプラズマは、生肉や猫の排泄物、土や井戸水などから感染します。そのため普段の食生活では、肉の生食を控えてしっかり加熱するようにしましょう。サラミやハムなどの加熱が不十分な肉も摂取しないようにしてください。野菜や果物もしっかり洗い、皮がむけるものはむいて食べましょう。

猫を飼っている妊婦さんは、猫の排泄物に触ってはいけません。家族に処理をお願いし、猫をキッチンや食卓に近づけることも避けてください。ガーデニングで土を触ったら、必ず殺菌効果のある石鹸で手を洗い、細菌を体内に取り込まないよう注意しましょう。

妊娠7週目ですべきこと

つわりのピークや、それによる体力の消耗で、なかなか思うようにならないことも多い妊娠7週目。しかし、小さな子宮の中で小さな胎芽は一生懸命成長しようとしています。ママとして、赤ちゃんのためにも母体のためにも、この時期にケアすべき項目をできるだけこなすようにしましょう。

食事や水分補給

妊娠7週目の妊婦さんが気をつけるべき食事には、ビタミンAを取り過ぎないことが挙げられます。ビタミンAを過剰に摂取すると、胎芽にとって、奇形や先天性異常などの悪影響を及ぼす危険性があるからです。

栄養摂取は大切ですが、取り過ぎも危険であることを忘れないようにしましょう。そして、妊娠7週目は、水分不足になりやすい状態が続くため、こまめな水分補給も大切です。まず、高温期による汗かきやつわりによる嘔吐、さらに、嘔吐を恐れて水分補給を控えてしまうことにより水分不足が起こりやすいでしょう。

また、ホルモンバランスの変化により、一時的に体内の水分量が増加しますが、その結果母体は余分な水分を排出しようとして頻尿になります。そしてお腹の中の胎芽も水分を必要としており、これらの理由から妊婦さんは、脱水症状にならないように気をつけなければいけません。

母子手帳をもらう

妊娠5週目から7週目にかけて、エコーで胎嚢や心拍が確認されるようになると、母子手帳が発行できます。市町村の自治体が発行しており、妊娠届けを提出することで交付してもらえます。

自治体によっては、交付に必要な書類や持ち物が異なるため、事前に電話やホームページで確認するといいでしょう。可愛い母子手帳ケースを用意すると、さらに愛着が湧くかもしれません。

葉酸や鉄分を摂る

妊娠7週目では、胎芽が体の重要な組織を形成させていくこの時期、妊婦さんにとって必須の栄養素があります。それは葉酸と鉄分です。葉酸が不足すると、無脳症や二分脊椎といった重度の障害を引き起こす可能性があるとされます。さらに、葉酸を摂取することで、神経管閉鎖障害のリスクを大幅に減少させるという調査結果が出ています。

妊娠7週目では、鉄分が不足しがちで貧血を起こしやすくなります。つわりで食べられるものが制限されてしまうこの時期ですが、サプリメントを併用して、必要な栄養素を摂取するよう心がけましょう。

妊娠7週目のQ&A

ここまでで、妊娠7週目の母体の様子や赤ちゃんの成長具合、そしてこの時期に妊婦さんが気をつけなければいけないたくさんのことがわかりました。そんな中でも、この時期から始まる健診費用などの特別な出費についてや、普段は気にする必要がないコーヒーや紅茶の飲み方など、知ってると少し得するQ&Aを解説します。

健診費用や出産費用に違いがでるのはなぜ?

妊娠に関する医療費や出産費用は、個人産院や総合病院、助産院によって異なります。それぞれのメリットや予算と相談して選ぶようにしましょう。これらの費用は健康保険の適用外ですが、妊娠出産にあたっては公的な補助制度がたくさんあります。

出産育児一時金や出産手当金の他に、切迫流産や妊娠悪阻による医療費は、傷病手当金を受け取れる場合もあるのです。そして年末の確定申告では、医療費控除も受けられます。妊娠と診断されてからの健診や、通院費なども対象になるため、きちんと領収書を残しておきましょう。

妊娠中のカフェイン摂取は控えたほうがいい?

妊娠中はカフェイン摂取を控えるべきとよくいわれます。しかし、普段からコーヒーや紅茶を常飲する妊婦さんにとってはつらいところです。妊娠中にカフェインを摂取すると、胎児にも同じ濃度のカフェインが与えられることになります。内臓器官が未熟な胎児は、カフェインを分解できません。

しかし、1日あたり2杯ほどのコーヒーや紅茶であれば、それほど問題がないとされています。いきなり完全に絶つとストレスになってしまいそうな妊婦さんは、適度な摂取を心がけましょう。できればカフェインレスの飲み物を摂取したいと考える妊婦さんには、ノンカフェインコーヒーやカモミールなどのハーブティーにスイッチしてみることをおすすめします。

妊娠7週目のマタニティライフ

妊娠7週目は、ほぼ全ての妊婦さんが妊娠を実感して母となる自覚が芽生える時期です。気をつけなければならないこと、我慢しなければいけないこと、制限がある中でいかにストレスフリーに生活するかが大切です。

休めるときにはしっかりと休み、絶対に無理をしてはいけません。安定期に入るとできることも増えてきます。赤ちゃんとの生活の準備などを楽しみに、毎日を過ごしましょう。

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