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母子手帳のことちゃんと知ってる?母子手帳の歴史からもらう時期まで徹底解説!

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妊娠をすると交付される母子手帳。いつどこで受け取ることができるか知っていますか?そして受け取った後はいつまで使うのでしょうか。実は母子手帳には大切な役割があるんです。母子手帳がなんのためにあるのか、歴史なども含めみていきましょう。

母子手帳ができた歴史とは?昭和からの歴史を知ろう!

妊婦さんの中には自分が生まれた時の母子手帳を持っている、または見たことがあるという人もいるかもしれません。母子手帳はそもそもいつ、どんな経緯で誕生したんでしょうか?まずは母子手帳の歴史を見ていきましょう。

母子手帳の歴史は戦争中から始まった!

厚生労働省によると、昭和17年の厚生省令第35号で母子手帳の元ともなる「妊産婦手帳」について書かれているものが、母子手帳の始まりとしています。

妊娠中の流産や早産、死産の防止、母体死亡事故の防止を目的に当初は作られたようです。敗戦時にも、妊産婦手帳は配給の時などに役立てられ使い続けられました。

その後昭和22年、児童福祉法が成立したことにより当初の目的であった妊産婦の健康を守るための役割から、この手帳で守るべき対象が小児まで広げられ、昭和23年に「母子手帳」となったのです。

そして昭和40年、母子保健法が制定されたことから母子手帳の正式名称である「母子健康手帳」と名前を変え、妊娠した女性が妊娠届出書を自治体に提出後交付されることになりました。

現在も乳幼児身体発育曲線や母子手帳の様式などは、社会情勢などを踏まえて変わり続けています。

母子手帳にはどんなデザインがある?

皆さんの持っている母子手帳はどんなデザインですか?母子手帳はいろんなデザインがあります。

厚生労働省で省令様式、任意様式とそれぞれ決められているので、中の記載内容はほぼ同じですがページの配置、中のデザインなどが違ったり、なんといっても表紙のデザインの種類は多数に渡ります。

自治体によってデザインが異なる!

母子手帳のデザインの違いは自治体によります。シンプルなものから、キャラクターをモチーフにしたかわいらしいものまでそのデザインはいろいろ。

実際に母子手帳をもらった人はどんなデザインのものを持っているんでしょうか?

ファミリアのデザイン

引用:@itm_nlab

2017年に新しくなった神戸の母子手帳です。神戸発の子供服ブランドファミリアがデザインしたもので、表紙だけでなく中までしっかりファミリアのかわいさが生かされています。

また、かわいいだけじゃなく、プロデュースをしたフェリシモの女性社員の意見を参考に使いやすさにもこだわっています。人気のブランドを採用したので交付開始時は大きな話題となったようです。

ミッフィーデザイン

引用:@vC2rVeH2aHUIbsu

ミッフィーデザインの母子手帳は東京都の世田谷区や足立区、長野市などで交付されているようです。ホッとするような温かみがあり、北欧好きな人などを中心に人気のデザインです。カバンの中に入れていてもおしゃれな感じに見えますね。

ディズニーもある

引用:@mashiro1023days

ディズニーの母子手帳は東京都の港区や大阪府枚方市、山梨県甲府市、鳥取市など全国で交付されているようです。ベビーミッキーのデザイン以外に、ファインディングニモやベビープーのデザインもあるそう。

市販の手帳のようにかわいいですね。子供が物心がつくようになった時に喜びそうなデザインです。

デザインを選ぶことはできる?

残念ながら母子手帳のデザインは基本的に選ぶことはできず、届けを出した自治体の決められた母子手帳を使うことになります。

稀にデザインを選ぶことができる自治体もあるようですが、ほとんどの自治体は1種類のみ決まったデザインとなっています。好きなキャラクターやイラストレーターがいる人は、ずっと使うものだからこそ選びたいですよね。他のデザインがいいという意見も多く見られました。

私も出産後すぐに引っ越しをしたので、小児科や検診で他の人が持っている母子手帳と自分の子供の母子手帳が違うという経験がありました。引っ越し先の自治体のデザインのほうがかわいく、羨ましく感じた経験があります。

母子手帳をもらう時期はいつ?いつまで使うことができるの?

母子手帳は妊娠するともらえるものですが、いつ、どのタイミングで、どうやって受け取るのか知っていますか?そしていつ頃まで使うものなのでしょうか?

母子手帳をもらう時期

母子手帳は妊娠検査薬で陽性が出たからといって、すぐ誰でももらえるわけではありません。各自治体からの通知では、産婦人科などの医療機関で診察を受けた後にもらう、としているところがほとんど。

そして産婦人科などの医療機関では、心拍確認ができる9週前後で次の検診までに母子手帳をもらっておいてくださいと伝えるところが多いようです。

母子手帳は妊娠をした証のように感じる人も多いので、妊娠した実感がなかなか湧きにくい初期だからこそ、妊娠がわかったらその嬉しさから早くもらいたいという気持ちもあるかもしれません。でも初期は不安定な時期なので医師の判断、そして赤ちゃんの成長を焦らず待ちましょう。

母子手帳を受け取る場所は自治体によって違います。区市町村役場の窓口や、各自治体の保健センターで交付しているとことろがほとんどのようです。もしわからない場合は各自治体のホームページなどを確認しましょう。

母子手帳を受け取る時に必要なもの

  • 産婦人科から出る「妊娠届出書」
  • マイナンバー確認書類
  • 免許証などの本人確認書類

受け取る時期はちょうどつわりのピークを迎える人も多い時期なので、受け取りに行くのが難しい場合は家族など代理人でもOKですよ。

自治体によっては母子手帳をもらいに行くと子育て関連の資料やプレゼントがもらえる場合もあるので、パートナーなど家族と一緒に行くと安心ですね。

母子手帳は小学生まで使う!

母子手帳は妊娠中、そして出産後は子供が赤ちゃんのときに使うイメージが強いですが、実は子供が小学生になるまで予防接種の記録等で使うんです。大人になって自分が子供の頃いつどんな予防接種をしたか確認するときに、母子手帳があると確実な情報を得られるので、無くさないように大切に保管しておきましょう。

私の場合は、自分が妊娠した時に麻疹風疹の予防接種の記録を確認しなければいけない機会があり、自分が生まれた時の母子手帳が役に立ちました。

成長の記録を書く欄もあるので、いつどんなことができるようになった、この時期にこんなことがあったなど記入しておくと何かあった時にすぐにチェックできたり、いい思い出にもなりますね。

また、妊娠中は外出先でいつどんなトラブルが起きるかわからないので、検診以外のちょっとした外出であっても常に持ち歩くことも大切です。お腹が目立たない時期には特に母子手帳を持っていることで妊娠しているというサインにもなります。

万が一何かあって救急搬送された時に母子手帳があれば、かかりつけの産婦人科週数既往歴などがわかり、すばやく適切な処置を受けることができます

母子手帳を購入することはできるの?

妊娠をするともらえる母子手帳ですが、どうしても欲しいデザインがあったり、非妊娠時の場合にも購入することはできるんでしょうか?

母子手帳や母子手帳ケースは販売有り!

交付されるのは各自治体決められたデザインのものという多い場合がほとんどですが、母子手帳は販売されている場合も

また、母子手帳を収納するための母子手帳ケースもたくさん販売されています。母子手帳ケースは簡易的なものから防水のもの、ブランドから販売されているものなど形や値段もいろいろあります。

そのままで母子手帳を持ち歩いていると折れ曲がったり、濡れて文字が読めなくなったりする可能性もあるので、自分にあったケースに収納すると安心ですね。つわりで体調や精神が辛い時にも自分のお気に入りの母子手帳ケースがあれば、モチベーションが上がりそうです。

中には診察券やエコー写真も一緒に保管、管理することができるなど実用性に優れたものもあります。

母子手帳ケースもいろんなデザインがあるので、母子手帳のデザインに合わせて選んだり、自分の好きなブランドにした、子供が好きそうなキャラクターにした、プレゼントでもらったなど選び方は人それぞれです。

海外の母子手帳事情とは?

日本では当たり前のようにある母子手帳。海外でも母子手帳はあるんでしょうか?あるなら日本の母子手帳とはどんなふうに違うんでしょうか?

日本発祥の母子手帳は海外でも人気!

日本で生まれた母子手帳は、今世界30カ国以上に普及し、乳児死亡率が高いとされていたアフリカやアジア等発展途上国である国々をはじめ、先進国でも役立っているんです。

初めて海外に進出したのは1990年代にインドネシアへ広がったことからと言われています。それまでのインドネシアは乳児死亡率が非常に高く、全体の6%〜9%とも言われていました。

インドネシアで乳幼児健診制度がつくられ、乳幼児の健康に力を入れ始めた頃に日本にインドネシアから研修で訪れた医師が母子手帳の存在を知り、1993年に日本政府とインドネシア政府が協力し合い、インドネシアでも母子手帳が作られるようになりました。

インドネシアの母子手帳は母子の健康維持のためだけでなく、妊娠や出産に関してのテキストとしても役割も果たし、母子手帳から妊娠出産に関する知識を女性は得るようです。母子手帳によって妊娠出産に関しての知識や病院へ行くことの大切さも広がったことから、乳児死亡率の高さに歯止めをかけたとも言われています。

インドネシア以外にも、世界には病気などで命をなくす子供達や妊婦さんがいたり、妊娠出産時の健康リスクに対して大きな問題を抱えている国もあります。そんなときに母子手帳を活用することで、そのリスクを減らすことができると考えられています。

中でも大切だと考えられているのが、紛争などが行われている国々。情勢が不安定で病気になったり怪我をするたびにかかる病院が違うということが頻繁に起こる中で、母子手帳があれば病歴などをきちんと管理でき、適切な治療をするのに役立っているんです。

母子手帳アプリってどんなアプリ?

母子手帳にはスマートフォンのアプリもあるのを知っていますか?検診の記録を入力したり、赤ちゃんの成長記録を入力したりなどアプリによっていろいろな機能があります。

母子手帳のように検診で病院に提出はできないので、冊子の母子手帳の代わりにはなりませんが、育児に役立つので冊子の母子手帳と一緒に使うといいですね。

自治体もおすすめする母子手帳アプリは便利!

母子手帳アプリはその便利さから自治体でオススメしているものもあります。現在の週数に応じて今の赤ちゃんがどんな様子か、母体の変化についてのアドバイスなどを知らせてくれたり、次の検診のスケジュール管理ができるものも。

出産後も体重などを入力すると自動でグラフ化して見やすく表示されたり、予防接種のスケジュール管理ができるものもあります。

他の人と共有できるものもあるので、家族と共有してもいいですね。

母子手帳に書き込むとなるとついつい忘れてしまいがちですが、アプリなら手が空いた時やメールを打つついでにささっと入力できます。忙しい育児中や体調が不安定になりがちな妊娠中にもぴったりです。

機能はアプリによって違うので自分にあった使いやすいものを選びましょう。大切な記録となるので万が一に備え、バックアップ機能があるものはこまめにバックアップを取ることも忘れずに。

そして便利だからといってアプリに頼りすぎず、冊子の母子手帳もきちんと活用しましょう。冊子のものも冊子のもので、手書きの温かみなどがありますよ。

母子手帳で自分と赤ちゃんの健康をしっかり管理しよう

母子手帳は赤ちゃん1人1人の成長や健康の記録だけじゃなく、お母さんと赤ちゃんをつなぐ思い出の1つでもある世界にひとつだけの大切なものです。あとで読み返した時に親子の絆を深めてくれるかもしれません。

できるだけ赤ちゃんの変化をこまめに記録し、必要に応じてアプリも活用しながら妊娠出産、そして育児に役立てましょう。

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