妊娠初期・超初期

【妊娠初期の貧血】マタママが注意すべき期間や対策を徹底解説!

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妊娠初期に起こる貧血に不安になっていたり、体が思うように動かすことができず辛い思いをするプレママもいることでしょう。

こちらでは、妊娠初期の貧血の原因や貧血によって起こる症状、赤ちゃんへの影響や貧血の対策法までご紹介します。貧血で悩んでいるプレママのみなさん、ぜひ参考にしてみてくださいね!

妊娠初期に貧血が起こるのはなぜ?

貧血とは血液中に含まれる赤血球やヘモグロビンが少なくなってしまい、体中に十分な酸素が行き渡らなくなった状態のことを言います。では、妊娠初期に貧血が起こる原因にはどんなものがあるのでしょうか。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

血液量が増えるが濃度が薄くなる

妊娠初期の6〜12週頃になると、血液量は妊娠する前と比較して15〜20%ほど増加すると言われています。一方赤血球の量は緩やかに増えていきます。

つまり血液の増加量に比べて赤血球の量はそれほど増えないため、血液の濃度が薄くなってしまうのです。血液濃度が薄くなると貧血になってしまうのですね。双子以上の多胎妊娠の場合は貧血がより重くなりやすいと言われているようです。

母体より赤ちゃんが優先になる

お腹の中の赤ちゃんはお母さんの血液から酸素や栄養を吸収します。妊娠すると母体よりまずは赤ちゃんへの栄養が優先されるようです。その結果、お母さんは栄養不足気味になってしまい貧血になると考えられます。

つわりで食事量が激減する

つわりの影響も考えられます。つわりで食事量が激減することで鉄不足になり、鉄欠乏性貧血になってしまっているのです。ふつうに食べていれば補給されるはずの栄養が、つわりにより十分に補給されなくなってしまっているのですね。

ヘモグロビンを作る原料となるのが鉄です。鉄欠乏性貧血は、ヘモグロビンを作るための鉄分が不足し、血中のヘモグロビン濃度が薄くなって貧血となる状態のことです。

妊娠中の貧血はいつからいつまで

妊娠すると子宮も赤ちゃんもどんどん大きくなっていきますよね。大きくなった分、必要となる血液量が増えていきます。そのため最も貧血の症状が多いのは、お腹が大きくなる妊娠中期から後期と言われています。

ただし普段から貧血気味の人は要注意。妊娠初期から貧血と判断される場合もあります。つまり長い人は、貧血が妊娠初期から妊娠中ずっと続いてしまうこともあるのです。

貧血が原因!?妊娠初期の主な症状

貧血が原因と考えられる妊娠初期の主な症状についてまとめました。ひとつずつ見ていきましょう。

息切れ

貧血が原因で起こる症状のひとつに息切れがあります。妊娠初期でまだお腹も大きくないのに、少し動いただけで息が切れてしまってゼーハー言うようなら貧血かもしれません。息切れと同時に動悸の症状がある場合もあります。

めまい

貧血によってめまいが起こることも。めまいにより倒れこんでしまわないように、立ち上がるときなどはゆっくり動くようにしましょう。

ただしめまいには色々種類があり、耳の病気や自律神経系に関わる症状の可能性もあります。めまいの症状が頻繁に起こる場合は、病院へ行って一度医師に相談してみた方がよいでしょう。

頭痛

頻繁に頭痛がする場合は貧血の可能性があります。貧血になるということは体中の酸素が不足しているということ。脳は酸素消費量が多いので酸欠の影響を受けやすく、頭痛の原因になるのです。

吐き気

貧血になると吐き気を伴うことがあります。頭痛と同様酸素不足で脳が影響を受け、吐き気の症状があらわれます。吐き気がある場合は体を締め付けないようにして、常温の水やお茶を少しずつ飲むようにしましょう。

眠気

貧血と眠気は一見無関係のように見えますが、実は貧血が原因で眠気を感じる場合があります。血液の酸素が不足したことにより、脳の活動が低下してしまうことが原因です。ぼーっとししてしまったり、判断力が鈍ったりする場合もあります。

「赤ちゃんは大丈夫なの?」妊娠初期の貧血で起こる赤ちゃんへの影響 

妊娠中に貧血になってしまうと、もしかして流産しやすくなってしまうのでは……と心配になっているプレママもいると思います。妊娠初期の貧血は赤ちゃんへ何か影響があるのでしょうか。軽度の場合と重度の場合に分けて解説していきます。

軽度

軽度の場合は特に心配することはないでしょう。貧血の自覚症状もほとんどなく、妊婦検診の血液検査で初めて判明するなんて場合も。

先ほども説明したとおり、栄養は母体よりまずはお腹の赤ちゃんへ優先的に送られます。お母さんが少しくらい貧血になっていても胎児の成長には影響はないということですので安心してください。

重度

重度の貧血の場合は注意が必要です。血液中の鉄分が少なくなっているということは赤血球のヘモグロビンの量も少なくなっているということ。つまり体の中を十分な酸素が巡っていないということになります。

そのため、お腹の中の赤ちゃんの発育に必要な酸素や栄養が十分に行き届いてない可能性があります。酸素や栄養が足りないと、発育不全や早産の危険が高まってしまうのです。

気になる症状がある人は、早めに医師に相談して適切な治療を受けるようにしましょう。

妊娠初期の貧血対策方法 

貧血は心配なので、できる限りの対策をしたいですよね。では妊娠初期の貧血対策にはどのようなものがあるのでしょうか。 

食事内容の改善 

妊娠初期で貧血になってしまった場合、まずは食事内容の改善に努めましょう。食品に含まれる鉄分は「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」に分けられます。ヘム鉄は肉や魚など動物性食品に含まれ体への吸収率が高く、非ヘム鉄は豆類など植物性食品に含まれ吸収率が低い特徴があります。

ヘム鉄ばかり食べれば良いかと言えばそんなことはなく、どちらともバランス良く摂る必要があります。非ヘム鉄は、動物性たんぱく質やビタミンCと一緒に摂取することで吸収率がアップされます。

【ヘム鉄が多く含まれる食材】

  • レバー
  • 牛もも肉
  • 牡蠣
  • あさり

【非ヘム鉄が多く含まれる食材】

  • 小松菜
  • ほうれん草
  • 豆腐
  • 納豆

【非ヘム鉄とともに摂るとよい食材】

  • ピーマン
  • パプリカ
  • ブロッコリ

鉄鍋を使って調理すると料理の中に鉄が溶け出して、鉄分をより多く摂取できますよ。緑茶や紅茶は鉄分の吸収率を下げてしまうタンニンが含まれているため、食事中に飲むことはあまりおすすめしません。 

鉄剤の摂取

食事で鉄分を摂っても効果が十分でない場合、鉄剤での治療が必要になってきます。ただし薬が必要かどうかは自分で勝手に判断することではありません。医師の診断を受け、処方された鉄剤を摂取するようにしましょう。

まずは内服の鉄剤が処方されるはずです。どうしても鉄剤が飲めない場合は注射薬もありますが、貧血改善効果が高いわけではないようです。鉄剤の副作用としては、吐き気や食欲不振、便秘、下痢などがあります。 

漢方薬の摂取

鉄剤よりも漢方薬を好んだり、鉄剤の副作用が辛いという人には漢方薬という手もあります。鉄分の吸収を助ける漢方薬があります。食べ物からの鉄分の吸収率を上げて貧血の症状を改善していくやり方です。

漢方薬は体質や症状に合わせたものを飲まないと効果はありません。自分で勝手に選ばずに、まずは医師に相談してみましょう。

安静にする 

貧血の時でも家事や仕事をしなければいけないこともあるでしょう。しかし、めまいやふらつきなど貧血の症状がある時は安静にするということが大切です。無理をすると急に倒れてしまうなんてことも。周囲に理解を求めて、できるかぎり座ったり横になったりして安静にするようにしましょう。

鉄分を摂取して貧血を改善しよう

妊娠中はいくら貧血に気を付けていても、赤ちゃんに栄養を届けるために血液量が増えて血液濃度が薄くなったり、つわりのために貧血になってしまう可能性があります。貧血と言われても適切な対処をすれば大丈夫です。ひどくならない限り赤ちゃんには影響はないので安心してください。

貧血になってしまったら鉄分豊富な食事を摂ったり鉄剤を飲んだりして、貧血を改善するようにしましょう。ただし、鉄分豊富なレバーには過剰摂取すると赤ちゃんに影響があるビタミンAも豊富に含まれているので食べ過ぎには注意してくださいね。

また貧血によって起こるめまいや頭痛、眠気などの症状があるときは無理をせずに安静にすることも大切です。周囲の人に状況を説明して、少しでも休むように心がけましょう。

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