妊娠検査薬は陽性なのに、なぜか基礎体温が低くなった…。妊娠がわかって嬉しい反面、基礎体温が低いと不安な気持ちでいっぱいになりますよね(>_<)
そこで今回は、妊娠初期に基礎体温が低下する原因や、妊娠初期に基礎体温が低下したことがある先輩ママたちの体験談をご紹介していきます♪不安な毎日を過ごすプレママさんは、じっくり読み進めてみてください(*ˇ◡ˇ*)
基礎体温からわかることとは
生理や妊娠など、女性の身体で起こる変化を知るのに役立つ基礎体温。毎日続けて測ることで、目には見えない身体の変化を予測できるんです!妊娠初期の基礎体温を学習する前に、まずは基礎体温がどんなものなのか、そして、妊娠する上で絶対に知っておきたい排卵日に関する基本知識をお伝えしますね♪
基礎体温とは
基礎体温とは、眠っている時など身体を安静にしている時の体温のことで、朝起きてすぐベッドの中で測るのが基本です。
風邪をひいているわけでもないのに、朝起きてすぐに体温を計る必要があるの?と思った人もいるかもしれません。女性の体温は1ヶ月(正しくは生理周期)を通して毎日ちょっとずつ変化していて、その時の体温によって妊娠しやすい時期や生理開始日が予測できたりするんです!
基礎体温グラフから読み取る排卵日や月経日
基礎体温の変化は、毎日測ったものをグラフ化するとわかりやすいです。生理が始まった日から14日前後の基礎体温は「低温期」と呼ばれ、全体的に少しだけ低めです。一方、排卵日から14日前後は低温期よりも0.3〜0.5度高い「高温期」と言われています。
生理が始まると基礎体温が少しだけ下がり、低温期と高温期を繰り返しながら女性の身体は日々変化しているというわけです(*^◡^*)ここからは、低温期と高温期の違いをもう少し詳しく説明していきますね♡
低温期
低温期は、生理開始から排卵日までの期間のこといいます。この間、女性の体内では「エストロゲン」という女性ホルモンが大量に分泌されていて、このホルモンの働きによって体温が低い状態が続きます。
生理が始まった途端、肌がキレイになったり気分が良くなることがありますが、これもホルモンバランスの影響。低温期は「キラキラ期」と呼ばれることもあって、身体の調子を安定させてくれるのに欠かせない期間なんですよ〜♪
高温期(14日以上続くと妊娠の可能性大)
排卵日を過ぎると、次の生理日まで少しだけ体温が高くなる高温期を迎えます。高温期には、妊娠しやすい体内環境を整えるための「プロゲステロン」という黄体ホルモンが分泌されます。
ホルモンバランスが安定していて、なおかつ妊娠が成立していなければ、高温期は14日ほどで終わって次の生理が始まります。反対に妊娠が成立していた場合は15日目以降も体温が高い状態が続くので、この時の基礎体温で妊娠したかどうかが判断できるというわけです(^_^)
妊娠初期4週、5週、6週頃に基礎体温が下がる原因とは
基礎体温が変化するメカニズムから考えると、妊娠後は高温期が続くことになります。でも、陽性反応が出たあとに基礎体温が下がることもあるんです!ここからは、妊娠初期に基礎体温が低下する原因を詳しくお伝えしますね(*ˇ◡ˇ*)
考えられる原因1:インプランテーションディップ
妊娠すると高温期が続くんですが、妊娠していても一時的に基礎体温が下がることがあります。この現象は「インプランテーションディップ」と呼ばれ、海外では妊娠の兆候の1つとして知られているんです。
インプランテーションディップはあくまで一時的なものなので、1〜2日間基礎体温が低下しても3日目に再び上昇するケースがほとんどです。もし3日目以降も基礎体温が低い場合は、妊娠していなかったか、もしくは超初期の段階で流産してしまったと考えられます。
考えられる原因2:正しく測定できていない
基礎体温は常に同じ条件で測るのが基本です。朝起きて時間が経ってから測ったり、体を動かしてから測ったりすると正しい基礎体温は測れません(>_<)
妊娠4〜6週の間で基礎体温が低下した時は、正しく測れているかを今一度確認してみましょう。基礎体温は、朝起きてすぐ布団から出る前に測るのが基本です。
考えられる原因3:外気温の低下
外の気温が低くなる時期は、基礎体温も低い傾向にあります。急激に気温が下がった朝は、基礎体温がいつもより低めになる可能性があるということも頭に入れておきましょう!
考えられる原因4:早期流産の可能性
陽性反応が出た後、低温期が3日以上続く場合は早期流産の可能性もあります。流産と聞くととてもつらい気持ちになりますが、実は、全妊娠の約15%(うち早期流産は約13%)が流産につながるというデータが出ているんです。
だから安心してくださいというお話をしたいわけではありません。確率として、10人に1人が流産を経験していると考えれば、初期の流産はそれほど珍しいことではないということをわかってほしいんです。
ここで1つお願いしたいのが、もし早期流産を経験したからといって、パパやママが自分を責めるようなことはしないでほしいということ。初期の流産は染色体異常によるものがほとんどなので、重いものを持ったり、気づかず薬を飲んでしまっても、それが流産につながったとは考えにくいんですよ(ˇ◡ˇ)
でも、低温期が3日以上続いていて出血や腹痛などいつもと違う変化を感じた時は、すみやかに産婦人科を受診してくださいね!
考えられる原因5:胎盤の完成
妊娠すると高温期が続きますが、12〜15週頃になると基礎体温は徐々に低下します。これは、胎盤が完成することでホルモンバランスが安定し、プロゲステロンが分泌されるようになるためです。
個人差はありますが、この頃にはつわりも落ち着き、心も体も穏やかに過ごせるようになるんですよ〜♡
妊娠初期に基礎体温は下がったけど、無事出産!先輩ママの体験談
陽性反応が出ても、基礎体温が低くなるのはよくあるということがわかりました!とはいえ、不安な気持ちはそう簡単に拭えるものではありませんよね…(>_<)不安な毎日を過ごしているプレママさんのために、ここからは妊娠初期に基礎体温が低下した先輩ママさんたちの体験談をご紹介します♪
高温期10日目で基礎体温がガクッと低下!ところが…
1人目の時、高温期10日目に基礎体温がガクッと下がりました。生理くるな〜と思ってたんですが、翌日にはまた体温が上昇。数日後のフライング検査で陽性反応が出ました!
基礎体温のことを知ってからは、毎日細かくチェックしていたのですが、逆にそれがストレスになってしまった時期も…(~_~;)妊娠した時も最初はすごく落ち込んだのですが、妊娠していたことがわかって本当に嬉しかったのを覚えています♡
その後大きなトラブルもなく無事出産できたので、こういうこともあるんだなぁと勉強になりました(・◡・)
生理予定日に低温期突入!その後出血もありましたが…
生理予定日に基礎体温が下がりました。少量の出血もあったので、生理が来たと思っていたら出血はその1回で終わり。翌日には基礎体温がまた上がって、そのまま妊娠することができました!
インプランテーションディップのことは知っていましたが、まさか妊娠しているとは思わなかったです(゚o゚;)少量の出血も、今思えば着床出血だったのかもしれません。
寝る場所で基礎体温が変化することがわかりました!
私は基礎体温が不安定なタイプだと思っていたのですが、病院の先生に相談したところ「気温の変化やベッドの場所で基礎体温が変動することもある」というお話を聞きました。
その後ベッドの位置を変えてみたところ、低温期と高温期がはっきりとわかるようになったんです!寝不足やストレスも体温低下につながるらしく、生活習慣を整えることを心がけました♪
その後数ヶ月で無事に妊娠することができ、基礎体温の正しい測り方を知ることの大切さを実感したところです(*^_^*)
…以上のように、基礎体温が下がっても妊娠・出産できたという先輩ママはたくさんいることがわかりましたね♪基礎体温が低くなっても数日間様子を見て、赤ちゃんが来てくれるのを気長に待ってみるのがいいかもしれませんね♡
妊娠検査薬で陽性反応!数日後に体温が下がり始めた。妊娠は継続してる?
ベビ待ちの人の中には、妊娠検査薬の陽性反応に憧れを抱いている人も多いはず(*ˇ◡ˇ*)待ちきれず早めに検査薬を使ってしまった経験がある人もいるかもしれませんね!
ここからは、妊娠検査薬が反応する仕組みや、ついやってしまいがちなフライング検査のお話をしていきます。
妊娠検査薬の仕組みとフライング検査
検査キットに尿をかけて、妊娠しているかどうかを判定する妊娠検査薬。妊娠している人とそうでない人とで反応に違いが出るのは、着床後に分泌される「hCGホルモン」が関係しています。
hCGホルモンとは、妊娠を継続させるために分泌されるホルモンのことで、妊娠6〜10週目頃にもっとも多く生成されます。着床しなければ分泌されないので、hCGホルモンが尿に含まれているかどうかで妊娠判定ができるというわけですね!
市販の妊娠検査薬は、生理予定日から1週間後以降に使うことが推奨されています。これは、hCGホルモンがもっとも多く分泌される時期に正確な判定結果を出すことが目的だからです。
排卵・受精後のhCGホルモンは少しずつ量が増えていくから、指定日よりも早く検査薬を使うフライング検査でも陽性反応が出ることがあります。
ただ、陽性反応後も胎嚢が確認されなくて、化学流産となってしまうケースは少なくありません。この場合は陽性反応後に基礎体温が下がり、身体にも目立った変化はなくいつものように生理が始まります。
基礎体温が低下した時には出血の有無も要チェック
基礎体温が下がった後の出血は、主に2つの理由があります。生理予定日、もしくは陽性反応が出た後に基礎体温が下がった時は、出血があるかどうかをチェックし、次のどちらに当てはまるかを確認してみてください(ˇ◡ˇ)
普段の生理と変わらない量の出血があった
普段の生理と同じ量の出血があった場合、流産している可能性が考えられます。生理だと、茶色っぽいものや鮮血であることが多いようです。すでに病院の診断を受けている時は、出血があったことをすみやかに病院へ連絡してください。
ごく少量の出血があった
出血がごくわずかで、その後出血がおさまった場合は着床出血(月経様出血)の可能性が考えられます。
着床出血とは、受精卵が子宮内膜にもぐりこむ際、子宮内膜に少しだけ傷がつくことでできる出血のことで、出産経験のある一部の女性が経験するものと言われているんですよ♪薄いピンクや薄茶色など、出血の色には個人差があるようです。
少量の出血があっても高温期が続いている時は妊娠している可能性があるので、妊娠検査薬や産婦人科にかかって妊娠しているかどうか確認してくださいね♡
基礎体温はあくまで目安。過敏になりすぎないことが大切
妊娠を希望する女性は、自分の体の変化を知るためにも基礎体温に関する知識を正しく身につけなければなりません。低温期と高温期のしくみや正しい測り方を知ることは、妊娠しやすい身体づくりをすることにもつながります(*ˇ◡ˇ*)
基礎体温が下がったからといって妊娠できなかったと言い切ることはできないので、あくまで目安として日々チェックすることが大切です☆心配な時は自己判断をせず、お医者さんに相談してストレスのない毎日を過ごしてくださいね!