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マタニティブルーは妊娠中から産後まで!まずは自己診断チェックをしてみよう

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赤ちゃんを授かってハッピーなはずなのに、妊娠してから気分がいまいち乗らない。産後から、ずっと気分が沈んでいる。これってもしかすると、マタニティブルー?これは妊娠してから産後まで、よく女性が経験する状態です。決して稀なことじゃなく、あなただけが悩んでいるのではないんですよ。

簡単な診断方法であなたの今の状態をチェックして、少しでも気分が楽になる解消法を見つけましょう!

マタニティブルーになるのは産後?妊娠中?

マタニティブルーは、産前〜産後の情緒不安定な状態のことです。

はっきりとした期間は定義されていませんが、産前は妊娠初期から中期まで、産後は出産直後の数日間がマタニティブルーに陥りやすい期間と言われています。

マタニティブルーの最大の要因はホルモンバランスの変化。

妊娠→出産→産後月経の再開まで、女性のホルモンは大きく変化し続けます。なので、いつマタニティブルーになってもおかしくないんです。

マタニティブルーの症状

マタニティブルーの症状の現れ方は人それぞれ。

★代表的な症状

  • 理由もなく泣く・泣きたくなる
  • 気分が落ち込む
  • 不安を感じる
  • 緊張を感じる
  • 落ち着かず、そわそわする
  • 理由もなく焦りを感じる
  • 体の疲れを感じる
  • 食欲がない
  • 物事に集中できない
  • 頭痛

このような症状のいくつかが同時に現れることが多いようです。 

産後うつとの違い

「産後うつ」もよく聞く言葉ですね。産後うつは「出産後に現れるうつ症状」のことですが、マタニティーブルーとの違いは何でしょうか?

産後うつは、10~15%のママが出産後になってしまうれっきとした病気で、治療が必要です。短い人では1カ月ほど、長いと1~2年ほど症状が続くと言われます。

重症化すると赤ちゃんへの虐待、離婚、自殺にまで発展してしまう危険があるため、早めに気付くことが大切です。

一方、マタニティーブルーは一過性で自然に治っていくものであり病気ではありません。「産後うつの一歩手前の状態」と理解しましょう。

なので、いつまで経っても症状が改善しないなら、それは産後うつに移行しているかもしれません。ためらわずに病院を受診してください。

マタニティブルーの自己診断チェック!

ここで、あなたがマタニティブルーに陥っていないかどうかチェックしてみましょう。今のあなたの状態に当てはまる項目はありますか?

□ 毎日の生活に充実感がない

□ これまで楽しかったことが楽しくなくなった

□ 以前は楽しめていたことが今はめんどくさい

□ 自分は何もできないと無力感を感じる

□ 疲れがなかなか取れない

マタニティブルーの原因

もし2つ以上が当てはまっていて、2週間以上続くようなら、マタニティブルーの可能性が高いです。

あなたが「普段の私と違う…」と違和感を感じているのなら、きっと何か原因があるはず。一緒にその原因を探ってみましょう。

ホルモンバランスの変化

マタニティブルーの大きな原因といわれているのが、妊娠・出産によるホルモンバランスの変化です。妊娠すると体内の女性ホルモンは徐々に増えていき出産時にピーク、そして産後に一気にドーンと減るんです。

このジェットコースターのようなホルモンの変化によって、脳の神経伝達が乱れて情緒不安定になって、体の臓器・骨盤や関節にも影響して体調不良に。出産は本当に大変ですね(;^ω^)

これまでとの生活の変化

それまでバリバリ仕事をしていたのに、妊娠を機に退職・産休に入ると生活環境がガラリと変わります。仕事ロスになり、戸惑いや喪失感を感じる女性も多いといいます。

また、旦那さんとの関係も赤ちゃんが生まれたことで変化します。家族が育児に協力してくれなかったり、双方の両親の干渉がひどい場合、新米ママにとっては大きな負担に。

「こんなハズじゃなかった」と思ってしまう人もいるんじゃないでしょうか。

つわりなど妊娠による体調不良

赤ちゃんを授かって、最初の試練であるつわり。症状に程度の差はあれど、人によっては「こんなにつらいの、いつまで続くの?」と気が滅入るほどです。妊娠中ずっとつわりだったという人もいるくらいなので、気持ちが落ち込む原因にもなります。

出産への不安

「出産の痛みに耐えられるのかな」「赤ちゃんをちゃんと育てられるか心配…」

初めての出産は不安になりますよね。私もそうでした。

でも、無事に赤ちゃんと会えた時の感動といったら(*^▽^*)!女性に生まれてきて本当に良かったと思うくらい、3度の出産は感動のエピソードとして人生に刻まれています。

妊娠時の不安を、赤ちゃんに会えるワクワクな気持ちに変えていきましょう♪

孤独感

核家族化が進み、ママが1人で子育てする家庭が多くなっています。孤独を感じやすく、マタニティブルーが悪化しやすい環境ですよね。

赤ちゃんの首が据わるまではお出かけするのは大変かもしれませんが、1日1回でも外出するだけでだいぶ心が晴れるもの。

私も「ここに行ってみたい」と思いついたら、抱っこ紐とベビーカーをフル活用して赤ちゃんとどこでも一緒に出かけていました。

自治体が主催するベビー向けの催しもいろいろあります。どんどん外に出てコミュニティに参加しましょう!

産後の睡眠不足

赤ちゃんが小さいうちは、夜中に何度もオッパイやミルクをあげてオムツを替える日が続くために寝不足になりがち。睡眠不足が続くと心と体に疲れが溜まり、さらに気分が落ち込んでしまいます。

産後はとにかく休む!これに限ります。赤ちゃんが寝たら家事をするんじゃなくて、自分も横になって睡眠時間を確保するようにしましょう。きちんと休んで、食べることで元気になっていきます。

慣れない子育てに疲れ

特に1人目の出産・育児は、すべてが初めてのことばかり。2人目育児も上の子の面倒も見ながら赤ちゃんも…とまた大変です。

私は3人子育てに奮闘中ですが、1人目育児の時と比べるとだいぶうまく手を抜くコツがつかめてきたかなと思います。

始めは慣れない育児でうまくいかないことも多いけど、「ママも1年生なんだから」と自分を許しながら、休み休みいきましょう!

様々な原因が絡んでマタニティブルーに

以上のような要因がいくつか重なってマタニティブルーになるようです。一概に原因がこれとは言えませんし、人によって感じ方も違います。

マタニティブルーの解消方法!

あなたの今の状況、どんなことに悩んでいるのか、その症状によって対処法は違ってきます。

マタニティブルーを少しでも解消して気持ちを楽にするために、おすすめの方法をご紹介します。あなたに合った解消方法を見つけてくださいね

夫や家族に話す

1人でつらい想いを抱えるより、ぜひ誰かに話を聞いてもらいましょう。話しているうちに自分の気持ちが整理されて、モヤモヤしていた気分がかなりスッキリしてきます。

旦那さんに話す時は、その相談の仕方を工夫してみてくださいね。女性はただ話を聞いてもらいたいものですが、男性は相談に対して「もっとこうしたら?」と解決策を考えてくれることが多いですよね。

私は夫に愚痴や泣き言を聞いてほしいときは、前もって「アドバイスしなくていいから、ただウンウンって聞いて!」と伝えてから話しています(笑)

知っている人にそういった話をするのが抵抗を感じるのなら、経験豊富な助産師・保育士さんなどに相談してみましょう。地域の自治体で相談窓口を設けていますよ。

完璧を求めない

テレビやSNSには家事・育児も自分磨きも、すべて完璧にこなしているように見える芸能人やママが多く登場しています。「それに比べて私は全然できてない…」とギャップを感じてストレスを抱えていませんか?

でも、そんな一見完璧に見える人でも悩みを抱えたり失敗もたくさんしているんです。完璧を求めず、「こんな時期だからできなくて当たり前!それでも私はよくやっている」と自分をほめましょう

そういう時期だと諦める

つわりや育児で家事に手が回らないときは、無理せずサボりましょう♪特に出産直後は家事に手を抜くことが大事です。

食事の用意ができなくても、部屋が散らかっていても気にせず、諦めることが肝心です。何より大切なのはあなたの心と体。

妊娠・出産という大仕事を終えただけでも、すごいことです。周りのことは置いておき、まずは自分のケアが最優先です。

マタニティブルーになりやすい人の特徴

マタニティブルーは、人に頼るのが苦手で1人で抱え込んでしまいやすい人や、責任感が強く、真面目で完璧主義な性格の人がなりやすい傾向があります。

うつ病になりやすい人の特徴に似ていますね。その性格から、妊娠・出産・育児の予想外のこと1つ1つに落ち込んでしまいます。

それでもダメなら産婦人科やメンタルクリニックに相談

マタニティブルーは心が揺らいでいる状態で病気ではありません。

でも、うつ状態が続いているなら産後うつになっている可能性も疑って、迷わずに医師に相談しましょう。妊娠・授乳中でも服用できる薬を処方してくれますし、必要に応じて臨床心理士によるカウンセリングもを受けられます。

マタニティブルーの克服体験

マタニティブルーをどうやって乗り切ったか、私自身の経験をお話ししますね。

3人目を出産後に赤ちゃんが発熱してしまい、再び一緒に入院することになりました。母子同室で過ごすうちに気分が落ち込み、漠然とした将来への不安に襲われ…。

夜も眠ることができず、巡回に来てくれた看護師さんに「今こんな気分になっていて、つらくって…」と話を聞いてもらいました。仕事中なのに夜遅くまでずっと話を聞いてくださって、本当に救われました。

他のママたちは、どうやってマタニティブルーを乗り越えていたのでしょうか?

先に出産した先輩ママさんにメールで話を聞いてもらったり、ネットで同じ環境にいる人を探した、という人もいるようです。出産後の悩みを相談できたり、夜中の授乳の時に同じように起きているママさんがいると「1人じゃないんだ」と少し安心できそうですね。

週に1回は夫に赤ちゃんを全てお任せして1人の時間を確保した、という人も。1人で思いっきり自由に時間を使う解放感で、気持ちはかなりリフレッシュできるようです。

マタニティブルーの妻に夫がどう対応すべきか

ホルモンバランスに翻弄される妊娠・産後の時期は、夫や家族のサポートは不可欠です。

赤ちゃんと1対1で過ごす時間が多くて話す相手がいなくなりがちな産後の時期には、夫は妻の話を積極的に聞いてあげてください。

家事や赤ちゃんのお世話を頼まれなくても先にやってあげること、家事などに完璧を求めないことも、お母さんの精神の安定につながります。

そして、大切なのは温かい言葉。「赤ちゃんを産んでくれてありがとう」「いつもよくやっているね」「愛してるよ」。そんな声かけがお母さんの心を和ませます。

日本の男性は自分の気持ちを伝えるのが苦手な方が多いですが、女性は優しい言葉をもっと聞きたいものです。もう、セリフのように言ってもいいかもしれませんね(笑)言っているうちに気持ちがこもってくるものです(^_-)-☆

男性もマタニティブルーになる?

「パタニティブルー」という言葉を聞いたことはありますか?

今までマタニティブルーは女性特有のものと考えられていましたが、男性も妊娠出産の時期にブルーな気分になる可能性が指摘されています。特に真面目な男性に多いんだとか。

★パタニティブルーの原因

  • 妊娠中や産後の妻に気を使うことがプレッシャー
  • 子育てへの不安
  • 子どもに妻を取られたと感じることの寂しさ
  • 経済的や精神的に家族を支えられるか心配
  • 自由になる時間がなくなるという不安

「赤ちゃんのお世話や自分のケアだけでも大変なのに、夫にまで気が回らない!」とは思いますが、夫もすぐに父親になれるわけではなく時間が必要、と大きく構えて。

妊娠中から一緒に産院を見に行く、赤ちゃんグッズを一緒に選んだり、お腹の赤ちゃんのことを話したりして、少しずつお父さんになる自覚を促していきましょう。夫婦双方のマタニティブルーの解消につながります

マタニティブルーは家族で話し合いを

私も母親になってから、気分が落ち込んでしまった時に「これは甘えなのかも。がんばればどうにかなるんだ」と思い込んでいた時期がありました。でも、今となっては決してそうではなかったことがハッキリと言えます。

誰にでもなる可能性があるマタニティブルー。あなたがその状態に陥ってしまった時は決して焦らず、必ず良くなることを信じてください。そして甘えではないことを本人に限らず周囲もきちんと理解することが大切です。

妊娠、出産、育児に対する不安は全てのお母さんが感じることです。1人で抱え込まないで、ぜひ家族と話し合って気持ちをシェアしてください。今どんなことで不安を感じているのか、旦那さんや両親、親しい友人、先輩ママに打ち明けてみることで気持ちはだいぶ楽になりますよ。

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