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妊娠の仕組みを解説!妊活、避妊に知っておきたい基礎知識

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そろそろ赤ちゃんが欲しいと考えている人、子どもを望まない人、などさまざまですが、自分の理想の家族計画のためにも、まずは妊娠の仕組みを知りましょう!妊娠の仕組みや着床しやすくする方法、ピルなどを使わずに行う避妊の方法を解説します。

受精、着床するまでの時間と日数。まずは妊娠の仕方を知ろう

妊娠をするには、卵子と精子が出会って受精し、受精卵が子宮に着床する過程が必須です。排卵から受精、着床までをくわしく解説していきますね。

排卵

妊娠は、まず女性の卵巣から卵子が放出されることから始まります。

【卵子について】

卵巣の中には卵胞と呼ばれる場所があり、そこで卵子が作られています。女性は生まれたときから卵子の元になるもの(原始卵胞)を持っており、そこには200万個もの卵子が蓄えられています!

しかし月経が始まる頃には減少を始め、妊娠適齢期には20万から30万個まで減少するのです......。

成熟した女性の場合は月に1回、最も元気な卵子が飛び出してきます。飛び出した卵子は卵管を通りながら精子との出会いを待つのです。

【排卵のタイミング】

排卵は、月経周期が28日の人の場合は大体14日前後に起こります。これは基礎体温が低温期から高温期に変わるタイミングです。妊娠を望むなら、この時期に性交すると上手くいく可能性が高いですね!

受精

卵子と精子が、卵管で出会えば受精です!膣内に放出された精子は子宮口、頸管を抜けて子宮内に入ります。しかし子宮の中は、精子にとっては非常に過酷な環境でもあります。

なぜなら子宮内は非常に酸度が高く、その濃度に耐えられず死んでしまうからです。一度の射精で2~3億個が放出されると言われていますが、子宮内に到達する前にほとんどが死滅してしまいます。

過酷な環境をくぐり抜けて生き延びた精子だけが、卵子と出会うことが出来るのです。卵子の寿命は24時間、精子の寿命は72時間と言われているので、受精するには卵子と精子が生きている間に出会う必要があります。

しかも特に受精しやすい時間は6時間から8時間しかないと言われているので、受精するだけでも奇跡的なことと言えるでしょう!

着床(妊娠の成立)

受精卵は細胞分裂を繰り返しながら移動を続け、子宮に着床し根を張ります。受精卵は細胞分裂を始めるとやがて桑実胚となり、胞胚となります。

この胞胚の表面に形成される「栄養膜」の部分が着床し、胎盤になるんです!着床した後もなお分裂は続き、やがて胎児となっていきます。受精してから子宮に到着するまで約5日、着床まで7日ほどかかるでしょう。ここまできて初めて正式に妊娠です!

【子宮外妊娠について】

子宮に着床することが正式な妊娠といえますが、まれに子宮以外の場所で着床してしまう場合があります。これが子宮外妊娠です。子宮外妊娠になってしまうと激しい腹痛や多量の出血などが起こり危険な状態となってしまうため、手術療法が行われます。

子宮外妊娠は怖い症状ですが、ほとんどの人は順調に着床し、赤ちゃんも元気に育っていくので安心してくださいね!

受精時に自覚症状はある?着床まで気をつけたいこと

着床する前の期間は「妊娠超初期」と呼ばれています。妊娠を望む場合、この期間は受精している可能性を考えて生活するのが理想ですよ。受精してから着床するまでに気をつけることを解説します。

ー受精した時点ではまだ「妊娠」ではない

受精しただけでは妊娠と呼べる状態ではなく、着床が起こって初めて妊娠とされます!この時期に自覚症状が出るかというとなかなか難しいところですね。人によっては着床出血と呼ばれる出血が起こることもありますが、出血には様々な理由があるため断定はできないからです。

人によっては吐き気などのつわり症状も出ると言われていますが、着床が確認できない間は、吐き気が本当に妊娠由来かの判断は難しいかもしれないです。

もし妊娠の可能性があるなら出来るだけ薬の服用を控え栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。なお妊婦には葉酸が大切なので、葉酸を多く含む食品を食べるのもおすすめですよ。

受精卵の着床率を上げる方法とは

受精卵の着床率を上げる方法ははっきりはわかっておらず、確実な方法もありません.....。しかし妊娠しやすい体にすることは可能です!子供を望む女性ができることを解説します。

【睡眠の質を上げよう】

妊娠しやすい体になるには、良質な睡眠を取ることが肝要です。睡眠によって女性ホルモンの分泌がうながされ、自律神経を整えることで子宮や卵巣の機能が安定するからです。

睡眠時間は最低でも6時間は取るべきとされていますが、睡眠は量よりも質にこだわってくださいね。質の良い睡眠の為に以下のことを試してみましょう!

  • 生活サイクルを整える
  • 食事は床につく3時間前には済ませる
  • 体を温める食事をする
  • 入浴はシャワーだけではなく、40度ぐらいのお湯にゆっくりつかる
  • 自分にあった枕を選ぶ
  • 寝る前にスクリーンのブルーライトを見ない
  • カフェインやアルコールを減らす
  • 寝室の室温に気を配る
  • パジャマはぴったりしたものは避け、ゆったりしたものを選ぶ

質の良い睡眠を取るには、規則正しい生活を送ることが大切です。もし生活が乱れているなら睡眠時間を決め、同じ時間に寝て、起きる、というサイクルを作ることから始めてくださいね。

【妊娠しやすい食生活】

妊娠しやすい体になるには、食生活も大切です。妊娠に効果が高いとされる栄養素は以下の通りです。

  • ビタミンE:卵子の状態を良くする
  • ビタミンD:着床をサポートし、卵子の成熟度を上げる
  • 鉄:子宮の粘膜を作る
  • 亜鉛:子宮の粘膜を作る
  • タンパク質:卵子を作る
  • 葉酸:妊娠に欠かせない栄養素

卵子や精子はタンパク質で出来ているため、タンパク質をとることで卵子の形成がスムーズになることが期待されます。また卵子のコンディションをあげるためにもビタミンEやDも積極的に摂りましょう!

鉄分は子宮の粘膜を作るだけではなく、貧血の予防にもなります。妊娠中は貧血に悩まされる女性も多いので、今から貧血を予防しましょう。

葉酸は胎児の神経管(脳や脊髄、中枢神経)の形成に欠かせない栄養素ですよ。厚生労働省では妊活中の女性に対し食事からの葉酸摂取に加えサプリメントなどから1日400μgの葉酸を摂取するよう推奨しています。

葉酸は、妊娠した後に赤ちゃんが健やかに成長するのために必要な栄養素なんです!出産後の授乳期も摂取すべき栄養素なので、妊娠を希望している人は積極的に摂るようにしましょうね。

妊娠しやすい体になるための、おすすめの食材は以下の通りです。

  • ナッツ類(ビタミンE)
  • 肉や魚(ビタミンD、E)
  • きのこ類(葉酸、ビタミンD)
  • 卵(タンパク質、ビタミンD)
  • 海藻類(葉酸)
  • 納豆(葉酸)
  • レバー(鉄分、葉酸)

【運動】

妊活中は積極的に体を動かしましょう。運動をすることで女性ホルモンの活動が活発になることで卵巣機能が向上し、着床しやすくなりますよ。

特に脚力のトレーニングがおすすめです!階段の上り降りやウォーキング、筋トレを行うなど、意識して運動をしましょう。

【ストレスのない生活を送る】

妊娠する上で最も重要なことは、ストレスのない生活を送ることです。今まで紹介してきた対策を実践することも大切ですが、あまり無理をするとストレスになり妊娠しづらくなってしまいます。とにかく無理のないようにしましょうね。

妊娠の仕組みを知っていれば、避妊にも応用できる

妊娠を仕組みを知れば、妊娠だけではなく避妊にも役立ちます。避妊の方法と言えばピルを服用したり、避妊具を付けたりする方法もありますがもっと負担なく避妊ができますよ!

妊娠しやすい時期を避ける。アプリを使って生理周期を把握しよう

避妊することは、妊娠することよりも簡単です!

なぜなら妊娠する可能性よりも、妊娠しない可能性の方がはるかに高いからです。妊娠しないタイミングで性交すれば妊娠する可能性はほとんどありません。

とはいえ、100%大丈夫ということはあり得ないので、妊娠を希望してない場合はコンドームなどの避妊具を必ず使用するようにしましょう。さらに生理周期を把握しておけば万全で安心です!生理周期を簡単に管理できる人気のアプリを紹介しますね。

【ソフィ 生理管理・生理周期予測・生理カレンダー】

生理用品でおなじみのソフィが配信しているアプリは、生理日を登録するだけで生理周期や排卵日、次の生理日を予測できます。

その日ごとに体調アドバイスが表示されたり、日々のスケジュール管理ができたりするので便利ですね。生理周期がわかれば、自分はどんな時に体調不良をおこしやすいかなどもわかるので婦人科にかかる時にも症状を話しやすいでしょう。

このアプリは完全無料なので、生理管理アプリを使うのが初めてという人におすすめです。

ソフィ 生理管理・生理周期予測・生理カレンダー

【Flo 生理管理アプリ】

こちらも人気が高いアプリです。生理日を登録するだけで自動的に生理周期などを予測します。AIが搭載されているので使用者の傾向を把握し、使用者が求めている情報を提供してくれるでしょう。

このアプリは海外のアプリなので、コラムが日本語で上手く表示されないことがあるようなのでここだけ注意しましょう。なおダウンロードは無料ですが、プレミアム版は有料となります。

Flo 生理管理アプリ

自然妊娠の確率とは。不妊治療に踏み切るタイミング

自然妊娠を望んで何回もチャレンジしたけど妊娠には至っていない、というカップルは不妊治療を考えることもあるでしょう。

自然妊娠って実は奇跡的なこと。年代別確率とは

妊娠は、いつでも好きなタイミングでできるものではありません。特に女性の場合は加齢によって卵子が衰えるので妊娠の可能性も低くなってきます。

妊娠するタイミングで性交をしていれば、通常半年から一年で妊娠可能とされています。しかしこれは20代の女性の場合です.....。

30代になると妊娠の可能性は下がり、40代になると一層下がります。1年以内に自然妊娠する可能性は20代なら8割ほどなのに対し、40代になると3割ほどに減少してしまうのです。

もしかして不妊?早い対応をおすすめする理由

子どもを望むカップルが、妊娠を目的とした性交をしていれば1年以内に妊娠する可能性が高いと言われています。しかし1年を超えても妊娠しない場合は不妊症の可能性もありかもしれません。特に妊娠適齢期でありながら妊娠しない場合は、女性側か男性側、もしくは両方に原因があるのかも。

不妊治療を始めるなら早めがおすすめです。早めに治療を開始すれば妊娠する可能性も高くなるので、タイミング法など自然妊娠に近い方法を選択できます。しかし、女性の年齢が上がるにつれてタイミング法だけでは難しく、体外受精など保険適用外の方法を選択せざるを得なくなることも。

不妊治療に成功し、子どもを授かった後の費用も結構かかります。それを考慮すれば不妊治療にかける費用は最低限に抑えたいですよね。

また高齢で子どもを授かると子育てが体力的にきつく感じられる場合もあるようです。小さな子どもを追いかけ回したり、遊んだりと子育ては体力勝負。妊娠することだけではなく、出産後の子育て期間のことも考えておきたいですね!

なお不妊になる原因は以下の通りと言われています。まずは女性側の原因から見ていきましょう。

  • 排卵障害
  • 卵管障害
  • 子宮内着床障害

これらの原因で不妊だった場合は、薬物療法とタイミング法を併用して行うことになります。それでも妊娠できなかったら人工授精、体外受精による治療となっていきます。

男性側の原因は主に以下のものが考えられます。

  • 造精機能障害(無精子症)
  • 性機能障害
  • 精路通過障害

男性の不妊治療では、薬物療法や手術療法が行われます。

妊娠の仕組みを知って家族計画に役立てよう

妊娠したい人、避妊したい人、いろいろな女性がいますが、年齢が上がるほど負担が大きくなることもあるので、何事も早めの決断が一番です。カップルでよく話し合い、後悔しないようにしたいですね。

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