妊娠1ヶ月 妊娠初期・超初期

妊娠超初期のおりものは何色?生理前との違いや着床後の色は?

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妊娠したかどうかって、できるだけ早く知りたいですよね。妊娠超初期の症状にはさまざまなものがありますが、おりものの変化もそのうちの1つです。妊娠超初期のおりものとはどのような状態なのでしょうか?生理前との違いは?今回は、そんな疑問について調べてみました。

Yukari
妊娠を知る手掛かりとして、ぜひ参考にしてくださいね。

おりものの役割とは

かゆい、ニオイが気になる、ベタベタして不快…など、おりものに悩みを持ったことってありませんか?

気になってしまうことも多いおりものですが、女性の90%におりものがあるとされていて女性の身体にとっては大事なものです。

さて、そんなおりものの役割は主に2つです。それぞれの役割について詳しくみていきましょう。

膣内を清浄に保つ

おりものは子宮や膣、汗腺などから出る分泌物が混ざったもので、通常は酸性です。膣内の粘膜がおりものによって潤うことで自浄作用が保たれ、汚れが外に排出されます。また、雑菌の侵入を防ぐのにもおりものは役立っています。

おりものは不快なことも多いですが、子宮や膣の健康を守るのに重要な働きをしているのですね。

受精を助ける

おりものには精子が卵子にたどり着きやすいようにし、受精を助ける働きも。排卵が近づくとさかんに分泌されるようになるのはこのためです。

生理周期とおりものの変化

おりものの分泌量や状態は一定ではなく、生理周期によって変化するものです。それぞれの時期で、どのような変化があるかをみていきましょう。

生理直後〜卵胞期前半

生理直後のおりものは、量が少なくサラリとした状態です。少し色が濃いように感じる時がありませんか?実は生理直後のおりものは経血が混じるため、茶色っぽくなることが多いようです。

卵胞期後半〜排卵期

卵胞期とは、生理直後から排卵期に入るまでの期間のことです。卵胞期後半は、排卵期に向けてホルモンの分泌がさかんになり、おりものの量も増えます。おりものが最も多くなるのは排卵期の約3日間ほど。この時のおりものは透明でややゼリー状になりますが、健康であればニオイなどはさほど気になりません。

黄体期

黄体期とは、排卵後から次の生理が始まるまでの期間のことです。この時期にはおりものの量は少しずつ減ってくるといわれており、白く濁った粘り気がある状態です。下着につきやすいので、気になる時はおりものシートなどを使ってみましょう。

生理直前

生理の直前のおりものは、黄体期と同じくドロッと白く粘り気がある状態です。下着に付きやすかったり、ニオイも強くなってきたりして気になるかもしれません。生理の約2~3日前から血が多少混ざり、色が濃くなる場合もあるようです。

非妊娠時の正常なおりものの状態とは

おりものって人には言いにくいけれど、色や量、ニオイなどが気になるときもありますよね。どんな状態の時が正常なのかを見ていきましょう。

色は透明、白、クリーム色

おりものの色には個人差があり、正常な場合は透明~白っぽい色であることが多いようです。膣や子宮などの自浄作用により、剥がれた古い細胞などが混じってクリーム色に見えることもあります。

そのような時でも、量やにおい、他の状態などが気にならなければ心配はいらないでしょう。ただし、悪臭がするなど色のほかにも気になることがある時は早めの受診をお勧めします。

正常なおりものは乾くと薄黄色に変化します。色を見るときは、トイレットペーパーやティッシュにとるなどして確認すると良いでしょう。

量は人によって異なる

おりものは多少分泌されるのが普通な状態です。しかしその量は、体質、年齢や心身の状態によっても異なるため個人差がとても大きいものです。

自分の大体のおりものの量を把握したい時は排卵時がおすすめ。量が増加しており、状態も普段と少し違うため観察しやすいからです。この時の量がおりものシートに収まる程度なら、正常と考えても良いでしょう。量が多く、生理用ナプキンなどが必要なほどであれば、受診も検討してみてくださいね。

ニオイはすっぱいニオイ、生臭いニオイ

おりもののニオイは気になることも多いですよね。しかし、正常なおりものは乳酸菌で常に酸性に保たれているので、ややすっぱいようなニオイがするのはむしろ普通のことなのです。生理前後にはニオイがきつくなるように感じることもありますが、これは経血が混じるためなのでよほどの悪臭でない限りは心配いらないでしょう。

また、生臭いニオイがするからといって必ずしも病気とは限りません。洗いすぎやストレス・体調の悪化、更年期などといった何らかの原因でおりものの中に雑菌が増えると、ニオイが生臭くなることがあるようです。しかし、それも軽いものであれば自然に元に戻ることが多いでしょう。

妊娠超初期のおりものの変化

妊娠超初期には、黄体ホルモンの影響で風邪のような症状や生理前のような症状が現れるなど人によって様々な変化が現れます。おりものの変化もそんな症状の1つ。普段より量が増えたり、着床出血が混ざって茶色や褐色がかったりするなどの変化が見られることもあります。

ただし、妊娠超初期の症状は個人差が大きく、全く気付かないという人も。妊娠が気になる時は、おりものと合わせて体温など他の症状の変化もチェックしておきましょう。

妊娠時のおりものの量

妊娠すると一般には、おりものの量が増えると言われています。これは妊娠により卵胞ホルモンの分泌が増えるためです。おりものは膣や子宮を雑菌から守る働きをしていて、妊娠中に多少増えても病気ではありません。

妊娠中のおりものは白~乳白色ですが、着床直後には、着床出血が混ざるためにおりものの色がピンクや茶色に変化することがあります。着床出血であれば2~3日程度でおさまります。着床出血は人によっては出ない場合もあるので、体温などと合わせてチェックすると分かりやすいでしょう。

出血が長く続いたり、量が多い、ニオイや色が気になる時にはかかりつけの産婦人科医に相談してみましょう。

量が極端に減る人もいる

おりものの量は女性ホルモンのバランスに密接に関係しており、とくに卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量に呼応しているとされています。妊娠するとホルモン分泌が増えるため、おりものの量も多くなるというのが一般的な見解です。

しかし、女性ホルモンはデリケートでストレスや睡眠不足など、ちょっとしたことが原因でバランスがくずれがち。妊娠中でもホルモンバランスが崩れれば、おりものの量が極端に増えたり減ったりといった状態になることもあるでしょう。

気にするとそれがストレスになり、ますますホルモンバランスがくずれてしまうこともあり得ます。おりものの量が気になる場合は、かかりつけ医に相談するなどして対処しましょう。

妊娠以外でもおりものは変化する

おりものは月経周期や妊娠以外でも変化することがあります。病気や妊娠でもないのに、おりものが変化するのはどのような時でしょうか。

ストレスや疲れ

おりものの分泌はホルモンバランスに影響を受けます。その分泌量は特に卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量にほぼ比例すると言われています。

そのため、ストレスや疲れなどでホルモンバランスが崩れれば、おりものの量が増えたり逆に減少したりといったことも出てきます。

また、ストレスや疲れで身体の抵抗力が下がって膣内に雑菌が繁殖しやすい状態になると、おりものの色が少し変わったり臭うようになったり、ということもあります。多くの場合は自然治癒しますが、なかなか治らない、どうしても気になるといった時は婦人科医を受診しましょう。

おりものの状態別で見分ける病気の種類

おりものの様子がおかしい時って気になりますよね。どのような状態なら病気の可能性があるのかを見ていきましょう。

白くてボロボロした状態

おりものがヨーグルトやカッテージチーズ、あるいは酒粕のように、白くてボロボロしている状態では膣カンジダ(性器カンジタ症ともいう)の可能性があります。

膣カンジダはカンジダというカビの一種が引き起こす病気です。珍しいものではなく、女性は誰でもなる可能性があります。

症状としてはおりものの変化のほか、膣や外陰部の激しい痒み・痛みがあると言われます。軽く腫れたり赤くなったりする場合もありますが、これには個人差があるようです。

黄緑や黄色、灰色になる

おりものの色が緑がかっていたり、濃い黄色、あるいは灰色に見えたりする時は、何らかの病気である可能性があると言われています。細菌などが多く混入して普段と違う色になっているのかもしれません。

黄色や黄緑のおりものが大量に出て、外陰部に痒みがある時はトリコモナス膣炎の可能性が考えられます。この痒みなどの自覚症状は、人によっては出ないこともありますので注意しましょう。トリコモナス膣炎では症状が進行すると、おりものに血が混じることもあるようです。

また、おりものが黄色で発熱や下腹部痛がある時は子宮内膜炎や卵管炎の可能性が考えられ、緑色の場合はクラミジア感染症の疑いもあると考えられます。クラミジア感染症では下腹部痛を伴いますが、初期には自覚症状がほとんど出ないとされています。

色が灰色っぽい時には細菌性膣症の疑いがあると言われます。細菌性膣症の時はあわせて外陰部に痒みや刺激感がある場合も多く、比較的わかりやすいでしょう。

泡状や膿状、水っぽくなる

おりものの色が変わるだけでなく、形状が変わる時も注意が必要です。泡状のおりものはトリコモナス膣炎、膿のような状態の時は淋菌感染症の疑いがあるとされています。

水っぽくなる時も何らかの異常がある場合が多いようです。水っぽいおりものが多く出るがほかに目立った症状が無いような時は、クラミジア感染症の初期症状の可能性もあります。気になる時には、ほかに痛みやニオイなどがなくても婦人科医を受診するようにしましょう。

おりものから悪臭がする

おりものから悪臭がする時は、膣内の善玉菌が減って悪玉菌が増えている状態です。やや臭う程度ですぐに治るような場合はストレスなどによる一時的なものとも考えられますが、気になる悪臭が続く場合は性感染症の可能性もあるかもしれません。

特に、おりものから魚が腐ったようなニオイや生臭い嫌なニオイがする場合は、細菌性膣症やトリコモナス膣炎、あるいは淋菌感染症などの可能性があります。ほかに症状が無くても、気になる場合は産婦人科医を受診するようにしましょう。

妊娠超初期のおりものの可能性がある場合

これまでおりものの異常についていろいろとみてきましたが、もし病気などの心配がなく「もしかしたら妊娠超初期かも」と思えるような時は、どのようにすれば良いでしょうか?

妊娠超初期症状があるかチェックする

妊娠超初期には着床出血がおりものに混じり色が変わったりすることもありますが、おりものだけで妊娠かどうかを判断することはできません。ほかに妊娠超初期の症状があるかをチェックしましょう。

妊娠超初期の症状としては、

・生理前のようなダルさや眠気
・腰痛や胸の張り・痛み
・頭痛、吐き気を感じる
・ニオイや味覚が変化する

といったことがあげられます。受精後は基本高温期が続くとされていますので、基礎体温にも注意すると良いでしょう。

妊娠検査薬を使う時は時期に注意

「妊娠かも?」と思ったら、待ちきれなくて早く調べてみたくなるかもしれません。しかし、妊娠検査薬の使用は生理予定日の1週間後が良いとされています。あまり早くても正確な結果が出ないことがあるので、妊娠検査薬を使う時期には注意しましょう。

おりものの変化が妊娠兆候かも?と思ったら

おりものって悩みのタネになる時も多いですが、実は私たち女性の心身の様子をみるための、大切なバロメーターだったんですね!

おりものの量や色などから「妊娠したかも?」と思うこともあるかもしれません。妊娠でなくても、おりもののことが気になる状態が続くときには、何らかの病気である可能性もあります。

恥ずかしくて人にはなかなか相談しにくいですが、おりものが気になる時や「妊娠徴候かも?」と思えるような時は、自己診断だけでなく産婦人科医を受診するなどして対処するようにしましょう。

参考URL

小林製薬『おりものはカラダのサイン』

ユニ・チャーム ソフィ
『おりものってなに』

『生理一週間前に感じる妊娠超初期症状とは』

『不正出血で妊娠の症状をみわけるには?』

新宿レディースクリニック

花王ロリエ『からだの情報』

茶屋町レディースクリニック心斎橋『おりものの異常』

ジャスミンレディースクリニック『おりものの異常』

エヴィレット『妊娠中:からだの準備について』

富松レディースクリニック『婦人科 Menu』

荘田レディースクリニック『ホルモンバランスについて』

林産婦人科『妊娠初期症状について』

パンパース『妊娠を維持するために知っておきたいこと』

アヴェニュー・ウィメンズクリニック『おりもの・外陰部の悩み』

山の手クリニック

『カンジタ(性器カンジタ症)』

『トリコモナス』

ロマリンダクリニック 院長ブログ『細菌性膣症』

日本性感染症学会『性感染症治療ガイドライン』

国立感染症研究所『淋菌感染症とは』

エリエール・グーン プレママクリニック『妊娠超初期』

(株)ミズホメディー『妊娠検査薬』

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