妊娠判定・兆候

生理の様な出血…妊娠してる確率は?着床出血の可能性もあり?

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妊娠の初期症状のひとつに「出血」があります。しかし、生理と近い時期に出血することも多く、生理なのか妊娠なのかわからないという人もいます。そこで、出血の種類や、妊娠を判定する妊娠検査薬についてまとめてみました。

出血しても妊娠の可能性はある?

妊婦さんの中には、出血があったのでいつもの生理だと思っていたという人がいます。一概にはいえませんが、出血したとしても妊娠の可能性は0ではありません。

実際に「妊娠超初期に出血があり、1週間ほど続いた」「生理が来たのに妊娠していた」「生理みたいな出血があった」という体験談があります。生理以外の出血ではストレスやホルモンバランスが崩れることによって起こる不正出血がありますが、たまたま生理予定日付近に不正出血が起こっても不思議ではないことです。

また、妊娠によって起こる出血もあるので、出血したから妊娠していないとはいえないのです。

妊娠初期の出血種類6つ

では、なぜ妊娠しても出血することがあるのでしょうか。妊娠初期の出血には6つの種類があります。

1.着床出血

着床出血は、前回の生理開始日から数えて14日~21日あたりに起こります。受精卵が子宮の壁に張りつく際に小さな傷ができて出血することが原因です。

中には軽い痛みを感じる人もいますが、心配する出血ではないといわれます。また、着床したら必ず出血するわけではないので、着床出血がない人もいます。

2.絨毛膜下血腫

これは、受精卵が着床し子宮が成長するにつれて、子宮内膜と子宮を包む絨毛膜の間に血がたまることで起こります。通常は、自然と吸収されていくので心配はありません。

3.子宮膣部びらん

女性ホルモンやただれ、炎症が原因で子宮膣部がふくらみちょっとした刺激で出血するものです。おりものが黄色い場合や量が多い場合はこの種類の出血が考えられます。出血や痛みが続くときは抗生物質の投与や膣内の洗浄などの治療をします。

4.子宮外妊娠

子宮以外の場所に受精卵が着床してしまうことを子宮外妊娠といいますが、この場合、妊娠の継続は難しくなります。子宮外妊娠でも通常の妊娠と同じような初期症状を感じるため、出血や腹痛を感じても通常の妊娠初期症状だと思ってしまう人もいます。

しかし、子宮外妊娠に気が付かずに放っておくと、大量の出血や激しい痛みなどの症状が現れるため危険です。

5.胞状奇胎

胞状奇胎は500人に1人の確率で起こるといわれる異常妊娠のことです。胎盤のベースである絨毛組織が粒状の状態になり、胎児が生存できなくなります。過去に胞状奇胎が起きた人や40歳以上で妊娠した人に起こりやすく、ほとんどの場合は妊娠が継続できません。

6.初期流産

胎児の染色体の異常が原因で、心拍が確認できるようになる前に成長が止まってしまう自然流産です。妊娠超初期の化学流産となるため、一般的な流産とは違う種類といえます。

妊娠初期症状と生理の類似点

妊娠初期の症状は月経前症候群と類似点がいくつかあります。なぜなら、どちらもプロゲステロンという女性ホルモンが関わっているからです。

胸がはる・乳首がいたい

プロゲステロンには妊娠をするためのサポートや、妊娠を継続するための働きなどたくさんの作用があります。その中のひとつに、赤ちゃんに母乳を与えるために乳腺の発達を促す作用があるのです。そのため、プロゲステロンが多く分泌されている妊娠初期や生理前には胸がはったり乳首が痛くなったりします。

生理が来ればプロゲステロンは徐々に分泌が減るので胸のはりもなくなります。しかし、妊娠している場合は胸のはりは継続し、普段のカップより大きくなるという人が少なくありません。

眠気・身体がだるい

これは、プロゲステロンには睡眠作用があるからです。生理前に倦怠感を感じる、やけに眠くなるという人もいるのではないでしょうか。妊娠したときも強い眠気や倦怠感を感じることが多いです。

特に、生理前はいつもこの症状が現れるという人は、妊娠による眠気や倦怠感だとは思わないようです。それから「便秘」も類似している症状です。プロゲステロンは子宮の収縮を抑えて流産をさせないようにします。子宮は大腸の前にあり、その作用が大腸にも影響するので便秘になります。

妊娠初期と生理前には類似点があるので見分けがつかないこともありますが、妊娠していた人の中には「いつもの症状よりも強く感じた」「生理前と似ているがいつもとは違う気がした」という人がいます。いつもと違うと感じたら妊娠している可能性が高いといえるでしょう。

生理周期についてのおさらい

妊娠の可能性を考える上で生理周期について知っておくのは必要不可欠。周期の仕組みを正しく理解するためにも生理についてからお話します。

生理とは?

生理とは必要なくなった子宮内膜を身体の外に排出するための働きです。

女性はもともと卵胞という赤ちゃんの元を200万個持って生まれてきます。妊娠可能になる思春期に入ると、卵胞がひとつずつ一定のサイクルで排出されるようになります。

これが、いわゆる排卵です。

排卵されると子宮の内側(子宮内膜)をふかふかな状態にして、いつでも赤ちゃんを迎え入れられる準備をはじめます。

しかし、受精卵が来なかった場合、ふかふかな子宮内膜は必要ないので溶けてはがれ落ちます。はがれた子宮内膜と血液が身体の外に排出される作用が生理というわけです。

適正な生理周期とは?

生理周期には個人差がありますが、健康な女性の場合は25日~38日周期が目安で、この中で生理の期間は3日~7日ほどです。

生理周期は大きく分けると「月経期」「卵胞期」「排卵期」「黄体期」の4つです。

月経期

「月経期」は生理の状態で、頭痛やイライラ、むくみや肌荒れなど、心身ともに不調が現れやすい時期でもあります。

卵胞期

「卵胞期」は生理から排卵期までの期間のことです。生理1日目~2週間程度続きます。排卵期が近づくにつれてエストロゲンの分泌が多くなり、気持ちは安定して肌や髪の調子も良くなるのが特徴です。子宮内膜はこの時期に少しずつ厚みを増していきます。

排卵期

エストロゲンの分泌がピークになると「排卵期」を迎えます。排卵日をはさんで2日~3日を排卵期といい、おりものの量が多い時期です。中には排卵による痛みを感じる人や、軽い出血が起こる人もいます。

黄体期

排卵期が過ぎると「黄体期」です。プロゲステロンが多く分泌される時期で、PMS(月経前症候群)の症状に悩まされる女性が少なくありません。PMSの症状には胸のはりや頭痛、肌荒れやイライラといったものがあります。

生理周期は体調や精神面の影響を受けやすいものの、ほとんど一定の周期で訪れます。周期が極端に短い人や長い人、バラバラで不安な人は産婦人科を受診しましょう。

安全日と危険日について

安全日とは妊娠する可能性が低い日、危険日とは妊娠する可能性が高い日のことをいいます。安全日といわれるのは排卵後2日以上経ってから次の排卵の6日以上前までの期間です。

危険日は月に4,5日程度

この期間は受精できる卵子がいない時期なので、妊娠する確率はほとんどなくなります。危険日といわれる時期は排卵日周辺です。

排卵の3日前~排卵翌日までがもっとも妊娠しやすい時期といえます。ちなみに、卵子の寿命は約24時間で、そのうち受精する能力が高い時間は6時間~8時間、精子の寿命は48時間~72時間です。

もし、妊娠を望んでいるのなら、受精する能力が高い時間内に精子を受け入れられれば受精する確率は上がります。

そのため、排卵する前に性行為を行えば、精子が待っているところに卵子が送り出されるので妊娠しやすくなるというわけです。

排卵日の予測をしよう

排卵する瞬間を自分で感じることはできませんが、排卵期を把握する方法は3つあります。

1.生理周期から計算する方法

排卵が起こるのは次回の生理予定日の約14日前です。自分の生理周期を把握している人は生理予定日から計算すればおおよその時期は予測できるでしょう。

とはいえ、女性の身体はデリケートなので、ちょっとしたことで生理周期が乱れます。そのため、生理予定日がわかるからといって、安全日や危険日を100%予測できるわけではないことを意識しなければいけません。

2.基礎体温から特定する方法

基礎体温をつけていると排卵日だけでなく、妊娠したときにも気が付きやすくなるというメリットがあります。基礎体温は通常の体温計ではなく、微妙な違いまで測ることができる婦人用の体温計を使用します。

朝目が覚めて、まだ起き上がらないうちに舌下に体温計を入れて測るのがポイントです。できれば毎朝同じ時間に測定したいものですが、基礎体温は毎日起床直後に測り記録し続けることが大切なので、起床時間に変化があっても続けましょう。

毎日記録していくと高温期と低温期に分かれていることが一目で確認できるはずです。

排卵日は低温期の終わりころに体温が急に落ちる日です。ただし、間違った測定方法をしていると、正しい結果が出ないので注意してください。

3.排卵チェッカーで検査する

尿や唾液で排卵している日を予測するアイテムです。尿でチェックするタイプは使い捨てで、ホルモンの濃度を測定して予測します。

唾液は手のひらサイズの顕微鏡に唾液をつけて、結晶を確認することで排卵日を予測します。

これらのアイテムでも排卵日をある程度予測することは可能ですが、排卵や受精は人間がコントロールできるものではありません。

そのため、妊娠を望まないのであれば、基本的には避妊をすることが大切です。

「妊娠?生理?どっちだろう」と思ったら妊娠検査薬でまずはチェック
生理が始まったと思ったら止まった、生理にしては出血が少量だったなど、いつもと違う感じがしたら、まずは妊娠検査薬でチェックしてみましょう。

妊娠初期の出血には心配いらないものもありますが、中には早めに対処をしなければいけないケースもあります。

チェックをしてみて陰性ならばストレスやホルモンバランスの影響が考えられるので様子を見ます。

しかし、妊娠しているとわかったなら病院で診察を受けて出血の原因を確認しておいた方が安心です。

妊娠検査薬が使える時期

妊娠検査薬は、妊娠中の女性からのみ分泌されるhCGホルモンという物質に反応する仕組みです。hCGホルモンは妊娠してから徐々に分泌量が多くなるので、妊娠検査薬が判定可能な値になるまで分泌されなければ正しい判定ができません。

そのため、一般的な妊娠検査薬は生理予定日から1週間を過ぎれば判定が可能となります。ただし、中には1週間経っても判定できるほどのホルモン量が分泌されない人もいます。

一度目は陰性だったとしても、生理が遅れている場合は時間をあけて再度検査をしてみてください。

生理不順の人は前回の生理1日目~1カ月半くらい経ってから検査をすると良いでしょう。着床からhCGホルモンが分泌されるまで3週間くらいかかるので、性行為をした日を覚えていればその日から3週間後に検査をすることも可能です。

妊娠検査薬の種類

妊娠検査薬にはいくつか種類があります。例えば、一般的な妊娠検査薬は生理予定日1週間後から使用でき、比較的安価です。日本製の製品はほとんどこのタイプです。

生理予定日の当日やもっと前から使用できる検査薬もありますが海外製が多く、価格は通常の妊娠検査薬よりも若干高めですが、早く結果が知りたいという人に向いています。

また、先端にリトマス紙のような長細い紙やスティックがついていて、尿をかけて浮き出た線の本数で判定する「オーソドックスタイプ」

判断しやすい+や-で結果が表示される「デジタルタイプ」も選べます。価格や使いやすさなどを考慮して選んでみましょう。

どこで買えるの?
通常の妊娠検査薬は一般的な薬局で手に入れることができます。店頭に置いてあるものをそのままレジに持っていき購入可能です。早期妊娠検査薬は薬事法により、薬剤師がいる薬局でなければ手に入れることができません。

また、早期妊娠検査薬など海外製の製品が欲しい場合や、誰にも知られずに購入したい場合はインターネットで購入することもできます。しかし、インターネットを通じて購入するとなると、注文から受け取りまでの時間が必要ですし、送料もかかるので注意しましょう。

出血しても妊娠している可能性はある

妊娠初期の出血や生理についてご案内してきましたが、妊娠しても出血することはあり、出血の理由もいくつかあることがわかりました。妊娠の可能性があり、出血がいつもの生理とは違うと感じたら妊娠検査薬でチェックすることが必要です。

妊娠してからの出血には心配ないものと、早急に受診しなければならないものがあるからです。

もし、出血があっても妊娠しているとわかったのなら、なるべく速やかに産婦人科を受診しましょう。早い時期に妊娠がわかれば意識して生活することができるので、お腹の赤ちゃんのためにもなります。

流産リスクを低減させる「葉酸(ヨウサン)」って?

葉酸とはビタミンB群などを含む栄養素のことで、母子手帳でも摂取が推奨されているほど国が重要視しているもの。

流産のリスクを低減させたり、生まれてくる胎児の健康を守る働きがあるので、順を追って説明します。

葉酸の主な働き

葉酸に含まれるビタミンB12が「赤血球の生産を助ける」ことで、結果、細胞分裂が活性化されて肌ツヤがよくなったり、貧血が改善されたり、近年では動脈硬化が改善されるのではといわれています。

特に女性が「細胞分裂を正常に行う」という体内環境をもっていることは、妊活・妊娠期ではとても重要なんです。

葉酸で流産の防止率があがる理由

子宮内膜を強化する葉酸

葉酸は血流をよくする働きをするのですが、それが結果的にホルモンの分泌を促し、卵胞ホルモンを活性させる一役になるのです。

ハーバード大学の研究では、葉酸サプリにより流産リスクが低減したとも発表されており、その割合は摂取していないグループと比べて20%も低くなるものでした。

胎児の先天性異常のリスクも低減させる

葉酸には、妊娠直後から妊娠10週目以前に発生しやすい先天異常に対して発症率を下げるような効果があるという研究結果が出ています。

細胞分裂は妊娠直後、つまり妊娠0日目から開始されるため、葉酸の摂取は妊娠1ヶ月前からが好ましいとされているんです。

葉酸必要量は「ゆでほうれん草」で約お椀2杯分!

現代女性のほとんどが葉酸不足と言われている中、妊活・妊娠・授乳期になると推奨摂取量が約2倍になりいよいよ深刻な不足状態に。

1日350gの野菜を摂取していても、妊活中、妊娠中、授乳中のママには足りない量なので、サプリメントでの摂取すら推奨されています。

この機会に葉酸サプリで赤ちゃんを迎える準備も初めてはいかがでしょうか?

妊娠について不安な妄想を続けるより…

妊娠直後の症状については、なんであっても不安に思ってしまいますよね。つい気になってしまって気付いたらずいぶんネットサーフィンしていることも。

ドハマリすると心理的ストレスがかかりすぎることもあるので要注意。少しでも気になることがあればお医者さんに診てもらったり、葉酸で体内環境を整えて、自信をつけるなど行動してみるのもおすすめです。

 

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