妊婦の体ケア

妊娠線ができる原因対策は?できた後の「あとケア」や治療法はあるの?

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待ち望んでいる方も多く、幸せの象徴ともいわれる妊娠。喜ばしいことだけど、妊娠することにより体に起きる変化は母親になる過程で大切とはいえ、女性には悩みの種ですよね。その悩みのひとつである妊娠線。その妊娠線ができる原因やケアの方法とは?

妊娠線とは?できる原因

妊娠線とは別名ストレッチマークとも呼ばれ、妊娠中にできる肉われのことです。妊娠線ができる原因は2つあると言われています。

1つが皮膚が急に伸びたことによるダメージ。妊娠をすることで子宮が大きくなり、皮下脂肪が増えます。その結果、皮膚の表面と皮下脂肪に挟まれた真皮にひびが入り、赤紫色の線となって肌の上に現れます。

もう1つの原因は、妊娠中にコラーゲンが減るためです。コラーゲンが減ることで肌の弾力も減り、妊娠線ができやすくなってしまいます。

妊娠線はいつできる?

妊娠線ができ始める時期には個人差があります。でも、ホルモンの変化はみんな初期からすでに起こるもの。皮膚が妊娠によって大きくなるお腹に対して準備をするのも時間がかかるので、早めのケアが大切。遅くともお腹が目立ち始める5ヶ月ごろにはきちんとしたケアを始めましょう。

妊娠線ケアの商品の中には香りがついているものもあるので、つわりがある方は体調不良が悪化しないよう気をつけましょう。

妊娠線ができやすい人の特徴7つ

妊娠線は誰もが同じようにできるのではなく、できやすい人、できにくい人がいます。できやすい人にはどのような特徴があるのでしょうか。

1.経産婦

1度出産すると皮膚が赤ちゃんの大きさに合わせて大きくなっているので経産婦のほうが妊娠線ができにくいと思われがちですが、経産婦のほうが妊娠線ができやすいと言われています。

その理由は経産婦のほうが子宮と皮膚が伸びやすいことからお腹の膨らむスピードが早く、皮膚がそのスピードについて行けないからです。また、2人目以降の妊娠は1人目の育児をしながらなので、1人目に比べて多忙によりしっかり妊娠線ケアができなかった方が多い、というのもあるようです。

2.高齢出産

高齢になると皮膚の弾力が妊娠と関係なく失われていきます。そのため、妊娠線ができやすいと言われています。

3.多胎妊娠

多胎妊娠の方は、1人を妊娠している妊婦さんより赤ちゃんの数に応じてお腹が大きくなるので、その分皮膚の伸びも大きくなります。

4.小柄・華奢な体系

お母さんが小柄だと骨盤も小さ目な方が多いようです。お母さんの体型は様々ですが、赤ちゃんの出生時の大きさは一般的には同じくらい。

なので、お母さんが小柄だと皮膚が伸びる速さが大柄の方より早く、妊娠線ができやすいと言われています。

5.体重増加が大きい

もともと痩せていたという方は、食べづわりなどで体重が急に増加すると皮膚がそのスピードについていけず、妊娠線ができやすい傾向に。

6.冷え性

妊娠中の冷えは厳禁ですが妊娠線にも影響が。冷えると皮膚が硬くなってしまうので妊娠線もできやすくなります。

7.乾燥肌

肌の乾燥も冷えと同じく皮膚を硬くし、弾力の低下を招くので妊娠線の原因となります。

産後に妊娠線ができることもあるの?

妊娠線は妊娠中だけでなく産後にできることも。大きくなったお腹が出産をすることで急に戻ろうとするのでその過程で妊娠線ができたり、授乳に向けさらに張り出した胸の皮膚が伸びたことで胸に妊娠線ができることも。

また、出産後は慣れない赤ちゃんとの生活で忙しくて妊娠中に比べ自分のケアができず、妊娠中はしっかりケアをしていたのに出産後は全くできなくて産後に妊娠線ができたという方も多いようです。

お腹の妊娠線

妊娠線といってまず思い浮かべる方も多いのがお腹。お腹が大きくなるに合わせて皮膚も合わせて伸びるので、皮膚が引っ張られお腹の下のほうを中心に妊娠線ができる方が多いようです。

胸の妊娠線

妊娠中、ホルモンの影響や授乳に向けての準備のため胸が大きくなったり張ったりします。なので、お腹と同じように皮膚が伸び胸に妊娠線ができることも。

妊娠中は妊娠前の下着をきつい状態でつけ続けていると胸を圧迫して肌を傷つけててしまうこともあるので、マタニティ用の下着をつけるなどすることも大切です。

脚の妊娠線

妊娠中は冷えの影響や大きいお腹を支えるため足がむくみ、妊娠線が足にできることも。

私自身も妊娠中事務職をしていたこともあり同じ姿勢で毎日座ることが多く、冷えやむくみを足に感じていました。でも妊娠線がまさか足にまでできると思わず、お腹周りばかりケアをしていたところ足の付け根と膝上に妊娠線ができてしまいました。娘が1才になった今もくっきり残っているので、ケアをしておけばよかったと感じています。

腕の妊娠線

二の腕や脇腹などに妊娠線ができることもあります。特に腕はエアコンの風で冷えたり乾燥しやすく、肌が硬くなりやすい場所でもあるのでしっかり冷え対策と保湿をしましょう。

妊娠線の予防方法

妊娠線はしっかり予防をすることでできにくくすることが可能です。たった一手間で予防ができるので、忘れないようにお風呂上がり目につきやすいところにケア用品を置いたり、枕元に置いておいて寝る前に塗ったりするのもオススメです。

ケアをすることで改めて体の変化を実感し、お腹の中の赤ちゃんが大きくなっていく過程も実感できますね。

妊娠線は残念ながら目立ちにくくなることはあっても、完全に消えることは難しいと言われています。お腹や太ももなど普段の生活では人目に触れにくい部分に妊娠線はできやすいとはいえ、気になってしまいますよね。

早めのケアや自分にあったケア用品を使い、早めに対策をしましょう。

妊娠線予防クリーム・オイル

妊娠線予防のクリームやオイルにはたくさん種類があり、商品によって特徴も様々。人気のあるケア商品はどのような特徴があるのでしょうか。

・ママ&キッズナチュラルマーククリーム

肌をしっとりと整えるスーパーヒアルロン酸肌の伸びを妨げるアルガンオイル配合。無香料無着色なのでつわりで香りに敏感な時期でも使いやすいクリームです。

また、低刺激・弱酸性なので妊娠中の敏感な肌でも安心です。余ったら産後は赤ちゃんの保湿クリームとして使用可能なのも魅力的です。

・マタニティクリーム

マタニティクリームは妊婦さんに必須の栄養素としても知られる葉酸配合。葉酸が肌の巡りを促進、肌の生まれ変わりを助けます。

また、香料、着色料、鉱物油が無添加で、国産であることも安心して使えるポイント。リラックスでき、気持ちを落ち着かせる力があると言われるアロマのネロリも配合しています。

・マタニティオイル(AMOMA)

100%植物性の無添加オイルなので妊婦さんも安心。オイル特有の浸透力で、肌の保湿力もアップしハリがでるのが人気の秘訣。

皮膚を柔らかくするマンダリン配合で肌の柔軟性も高めます。マタニティアロマセラピスト・妊産婦ケアの先生が監修した香りでリラックス効果も。

・ニベアクリーム

スクワラン、ホホバオイル配合で肌をしっとり柔らかく整えます。ニベアクリームの良さは低価格なので手に取りやすいという点と、2種類の大きさの缶とチューブタイプの中から使いやすい形を選ぶことができるいうところ。

家用と持ち歩き用に用意しておけば出先で気になった時にささっと塗ることができ、体だけでなく顔にも使えるのも人気の秘訣です。

・ヴェレダマザーズボディオイル

世界50ヶ国で愛用されている妊娠線ケア用のオイル。合成色素や合成香料・合成保存料・遺伝子組み換え植物・シリコン・石油系原料・鉱物油を使用していないので妊娠中のデリケートな肌にも安心。

100%天然オイルのローズやネロリ・ミルラが優しく香り、ケアの時間がリラックスタイムになりそうです。

・エルバビーバストレッチマークオイル

肌に弾力を与えるニンジン種子油や、肌を刺激などから守り潤いを与えるアーモンド油配合。オイルなのにべたつかず、でもしっかりと肌の保湿も。

もし余っても新生児から使えるオイルなので、出産祝いにも人気の商品です。

・バイオイル

ニキビ跡や乾燥小じわのケアにも人気のバイオイル。傷の修復や炎症を抑えるサポートをするトウキンセンカ花オイルや、肌の代謝を促すローマカミツレ花エキス配合。

独自成分であるピュアセリン・オイルが肌の奥深くまで成分を浸透させ、さらっとした仕上がりに整えます。

・クラランス ボディオイルトニック

べたつかずに保湿ができるので、マッサージオイルとして人気のあるヘーゼルナッツ油や血の巡りを促進するといわれるローズマリー配合。

ひきしめ目的として使われることも多いので、産後のボディケアにも。ハッカ等のすっきりとした香りでリフレッシュできそうです。

できた妊娠線を消す方法は?

妊娠線ケアには予防だけでなく、できてしまったあとのケア用品もあります。ライフスタイルや悩み、産前産後の時期など好みに合わせて使い分けるのもいいですね。

・妊娠線「あとケア」用品:ノコア(NOCOR)

妊娠線ができてしまった「あと」のケアにこだわったクリーム。肌を柔らかくもちもちに整えるプラセンタやセラミド、ビターオレンジ花油やオリーブ果実油など自然由来の8種のオーガニック成分配合でしっかり保湿も。

さらにクリームを塗る前のブースターオイルもセット。ブースターオイルには肌を健康的に整えるビタミンC誘導体や肌の巡りを良くする生姜根油、コショウ果実油配合。クリームと一緒に使うことでクリームの成分の入りをぐんとアップさせます。

体の部位別クリーム・オイルの塗り方

妊娠線予防に向けてのケア用品には各部位専用のものや、全身に使えるものも。塗り方や注意点なども各部位で違うようです。

・腕

腕はエアコンなどで乾燥がしやすい部分なのでケアが大切。肘の部分は腕を伸ばしたまま塗ると、シワの中にクリームやオイルが入り込むので肘を曲げた状態で塗りましょう。指先までついでに伸ばすと手荒れのケアも同時にできるのでおすすめです。

・胸

胸は刺激しすぎてしまうと子宮の収縮の原因となり、お腹が張ることも。力を入れずに優しく肌に乗せるようなイメージで塗るようにしましょう。

また、産後は力を入れて塗ると母乳の出につながってしまうこともあるので注意が必要です。

・お腹

お腹にケア用品を使うときは力を入れすぎないようにし、お腹に張りが見られる場合は使用を中止しましょう。優しく肌表面を滑らせるように塗り、お腹を刺激しないように気をつけます。

そのときに赤ちゃんに語りかけながらケアをすると、コミュニケーションや胎教にもなるのでおすすめです。

・脚

足には多くのツボが存在し、妊娠中に押すと良くないとされているものも。特に三陰交と呼ばれる足の内側のくるぶしの上指4本分程上あたりにあるツボは要注意です。

逆子を治すためや陣痛促進にもなるツボなので、刺激してしまうと妊娠経過に影響が出る恐れがあります。脚に妊娠線のケア用品を使うときはツボの位置に注意しましょう

・お尻

お尻にも妊娠線ができます。気づきにくい部分だからこそしっかりと保湿をしましょう。時々鏡などを使い普段見えにくい部分に妊娠線ができていないか、きちんとケアが行き届いているかチェックをするのもオススメです。

・背中

背中は妊娠線ができないと思われがちですが、背中に妊娠線ができる方も多いそうです。理由はお腹が大きくなる過程でお腹の皮膚が引っ張られ、一緒に背中の皮膚も引っ張られるので妊娠線ができてしまうのです。

背中は自分では気づきにくい部分なので要注意。ケア用品を塗るのも自分では難しいので、コミュニケーションの1つとして旦那さんや家族に塗るのを手伝ってもらうのもいいですね。

自分にあったケアでしっかり妊娠線予防を

使いやすさやライフスタイルに合わせて自分にあったケアをし、妊娠線予防をしましょう。だけど、妊娠線はしっかりケアをしていてもできてしまうこともあります。

妊娠線は母親の勲章と言われることもあるので、できてしまったからといって落ち込まず、赤ちゃんとの新しい生活を楽しみましょう

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