妊婦の体ケア

妊娠線ができる原因対策は?妊娠線の「あとケア」や治療法はあるの?

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妊娠中、日に日に大きくなるお腹を見て嬉しい反面「妊娠線が出来てしまうのでは?」という不安も大きくなっていきます。元気に生まれて来てくれればそれでいいけれど、やっぱり女としてキレイなママでいたいものです。ここでは妊娠腺の原因や対策についてご紹介していきます。

妊娠線とは?できる原因

妊娠線とは妊娠中や急に太った時などに出来る、赤~赤紫色のひび割れのような筋のことです。急激に皮膚が引き延ばされると、表皮の下にある真皮や皮下組織が耐えられなくなり断裂します。

原因は、妊娠中に急激に大きくなるお腹のせいだけではなく、皮下脂肪の増加や皮膚の乾燥、弾力不足などがあげられます。皮膚の弾力不足には、妊娠中に増加するホルモンが関係すると言われています。

妊娠線はいつできる?

妊娠線ができる時期は人それぞれですが、多くの人が妊娠後期の8~10ヶ月頃にひび割れがはっきりと現われ自覚するようです。

早い人は安定期が過ぎ、お腹がふくらみ始める5~6ヶ月頃にでき始めますが、なかには全くできない人もいます。また、妊娠線ができていても、大きなお腹のせいで隠れている場合もあるため、いつできたかはっきり分からないことも多いです。

妊娠線ができやすい人の特徴7つ

妊娠線は全ての妊婦さんにできるわけではなく、できやすい人とできにくい人がいます。できやすい人には特徴があり、急激な体重増加があった人、乾燥肌の人、皮下脂肪が多い人、経産婦、栄養状態や血行が悪い人、双子や三つ子など多胎児の妊婦さん、高齢出産など、あてはまるものが多い人ほど妊娠線ができるリスクが高くなります。

産後に妊娠線ができることもあるの?

妊娠中はできなかったのに、産後に妊娠線ができてショックを受ける人も多いようです。妊娠線は皮膚が引っ張られることが原因でできますが、産後は急激にお腹がしぼみます。

しぼんだ後にできる妊娠線は、妊娠中見えにくい場所にできていた妊娠線に気づかなかったり、引っ張られた状態で皮膚の表面上に現われていなかったりした妊娠線が、出産後に急に目立つようになった可能性が考えられます。

お腹の妊娠線

お腹の妊娠線は、おへそ周りから下腹にかけて縦にひび割れが入ります。狭い範囲に少しだけできあまり目立たない人もいれば、お腹全体にできてしまう人もいます。

お腹が大きいうちは皮膚が張っているので赤みが目立ちますが、産後は皮膚が急激にしぼむため、シワが寄ったようになります。また、妊娠中のお腹の真ん中に、正中線という黒ずんだ線ができることがあります。正中線はメラニンを含むため、色が黒っぽくなります。

胸の妊娠線

妊娠中は、授乳に向け乳腺が急激に発達します。胸の張りを感じるだけでなく実際に1~2カップほど胸が大きくなる人もいます。

急に胸が大きくなれば、お腹の妊娠線と同様、皮膚が急激に引っ張られるため耐えられなくなり断裂します。乳輪を中心に放射線状にできたり、胸の外側にできたりする場合があります。

お腹は出産すればしぼみますが、胸は授乳中ずっと大きいままです。卒乳後いっきにしぼんだ時に、シワのような線になって見えます。

脚の妊娠線

妊娠中の体重増加による体型の変化は、胸やお腹だけでなく下半身にも現れます。ホルモンの変化からむくみやすくなるため、脚のむくみと皮下脂肪の増加で別人の脚のようになることもあります。

妊娠線が出やすいのは、皮下脂肪が付きやすくやわらかい場所です。太ももの後側や内側、ふくらはぎなどに妊娠線ができます。脚は大きい関節が多いため伸縮が大きくなり、大幅なサイズアップで皮膚が付いていけなくなってしまいます。

腕の妊娠線

腕の妊娠線はおもに二の腕にできます。二の腕は意識しないと筋肉を使わない場所なので、妊娠する前から二の腕の太さが気になっている人も多いのではないでしょうか。

妊娠中に体重が増えてしまうほど、二の腕が急激に太くなります。もともと太りやすい体質の人は脂肪細胞の数が多くボリュームアップしやすくなります。二の腕は皮膚がとてもやわらかい場所のため、妊娠線が出来やすい場所といえます。

妊娠線の予防方法10選

妊娠線はできてしまうとなかなか消えません。予防がとても大切です。そこで、妊娠線を予防する方法をご紹介していきます。できる所から始めてみてください。

・念入りな保湿で肌に柔軟性を与える
・妊娠線予防のクリームを使う
・妊娠線予防のオイルを使う
・必要以上の急激な体重増加に注意する
・栄養バランスの取れた食事を心掛ける
・さらしや妊婦帯(腹帯)を使って皮膚の負担を減らす
・妊娠線予防のマッサージをする
・軽い運動などで新陳代謝を良くする
・体を冷やさない、妊娠初期から予防を始める

できた妊娠線を消す方法は?

できてしまった妊娠線を消すのはとても時間が掛かります。そのため、早めのケアが効果的です。妊娠中は赤みがあった妊娠線も、産後時間が立つにつれだんだん白っぽくなってきます。妊娠線が赤く見えるのは、皮膚の内部が断裂し伸びた表皮から毛細血管の色が見えているためです。

時間の経過とともに伸びていた皮膚が回復し厚くなり、白い色へと変わります。白くなった妊娠線は消えにくくなりますが、早めにケアすることで、新陳代謝を繰り返しながら目立たなくなっていきます。

妊娠線予防クリーム・オイル

妊娠線を予防するには専用のクリームやオイルが効果的です。妊娠線ができてしまう原因に、皮膚の乾燥や新陳代謝の悪さがあげられます。妊娠線ができやすい場所に、皮膚に潤いを与える保湿成分や皮膚の回復を助ける美容成分を塗ることで、妊娠線の出来にくい状態を保つことができます。

ママ&キッズナチュラルマーククリーム

ママ&キッズナチュラルマーククリームは保湿力の高さに定評があり、妊娠中のボディケアにとても人気のあるクリームです。カレンデュラオイルやアルガンオイルなどの植物成分が皮膚をやわらかく保ちます。

また、スーパーヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が乾燥を防ぎます。無香料で低刺激なのでツワリ時期から妊娠線予防を始められます。

マタニティクリーム

Miteteのマタニティクリームは、妊娠中のママさんたちの悩みをもとに開発されたストレッチマーククリームです。妊娠線や冷えを防ぎ、妊娠中敏感になるケア製品のべたつきやオイルのにおいなどが軽減されています。肌のめぐりアップ成分として、葉酸が配合されています。

マタニティオイル(AMOMA)

AMOMAのマタニティーオイルには、マタニティアロマセラピストが妊娠線マッサージに長年使用してきた3種類の精油、パルマローザ、フランキンセンス、マンダリンが配合されています。日本人の肌になじみの良いライスオイルと、保湿力の高いマカダミアンナッツオイルがベースオイルとして使われています。

ニベアクリーム

低コスパの妊娠線予防クリームとしてニベアクリームは人気があります。昔ながらのこってりとしたクリームには、ミネラルオイルやスクワラン、ホホバ油などの他、ワセリンやグリセリンなど、肌を守るシンプルな保湿成分が配合されています。価格を気にすることなくたっぷり使えるので、広い範囲の予防に役立ちます。

ヴェレダマザーズボディオイル

ヴェレダマザーズボディオイルは、アーモンド油がベースのオーガニックマッサージオイルです。天然のエッセンシャルオイルの香りで癒されながら、妊娠線予防のマッサージをすることができます。オーガニックコスメブランドならではのナチュラルさが、妊娠中の敏感な肌をやさしく潤します。

エルバビーバストレッチマークオイル

ローズとラベンダーの香りが心地良いエルバビーバのストレッチマークオイル。ニンジン種子油やローズヒップ油がやさしく肌を整え妊娠線を予防します。あまったオイルは新生児用の保湿オイルとして使用することができます。サラッとして伸びが良く、使いやすいマッサージオイルです。

バイオイル

バイオイルは1987年に南アフリカ共和国で発売されて以来、124カ国で販売されている世界的ロングセラーのスキンケアオイルです。傷あとやニキビあとのケア、妊娠線の保湿を目的とした処方で、角質層の奥まで届くピュアセリンオイルが配合されています。高い保湿力が肌をやわらかくし、妊娠線ができるのを防ぎます。さらっとした使い心地のオイルです。

クラランスボディオイルトニック

フランスのスキンケアブランドならではの高級感があるクラランスのボディオイルトニック。香りが良く、保湿だけでなく肌に弾力とハリを与えてくれます。妊娠線予防のマッサージやボディのたるみ防止、脚のむくみ対策にも効果的です。

妊娠線「あとケア」用品

妊娠線はいくら予防しても、できてしまうことがあります。そんな時、役立つのが「あとケア」ができる妊娠線専用のケア製品です。妊娠線は皮膚が断裂してしまった状態なのですぐには消えませんが、地道なケアでだんだん薄くなっていくことが多いです。

「予防」と「あとケア」は目的が少し違うため、できてしまった妊娠線を消したい場合は「あとケア」用の製品を使うのがおすすめです。

ノコア(NOCOR)

ノコア(NOCOA)は、できてしまった妊娠線の「あとケア」に人気の高いクリームです。モンドセレクション3年連続受賞の実績があり、口コミでも高い評価を得ています。モニター調査では使用4週間で90%の人が肌の変化を実感しているそう。

高浸透型のビタミンC誘導体やフラーレンなど、アフターケア専用ならではの成分が妊娠線をやさしくケアします。妊娠中でも使える低刺激性のクリームです。

体の部位別クリーム・オイルの塗り方

いくら妊娠線に効果的なケア製品だからといって、ただ塗るだけではあまり効果的ではありません。妊娠線予防やあとケアには、血流を良くし新陳代謝アップを狙うことが大切です。皮膚は日々生まれ変わっています。

妊娠線ができダメージを受けた肌を、健康で潤いのある肌へと生まれ変わるサイクルが必要になります。また、お腹や脚、腕など部位によって塗り方も違ってきます。それぞれの部位に合わせた効果的な塗り方で、妊娠線対策を行いましょう。

妊娠線ができやすい二の腕は、リンパの流れが滞りやすい場所です。手にたっぷりとオイルやクリームを乗せたら、リンパの流れに沿って、手首から脇の下へ老廃物を流すイメージで塗っていきます。

滑りが良ければ、グーッと擦り上げるような感じで塗っていくと血流アップも狙えます。力を入れ過ぎずやさしく塗っていきましょう。

鎖骨周りはリンパが集中しています。オイルやクリームを手に取り、デコルテ部分をクルクルと円を描くように塗っていきましょう。終わったら胸の外側から内側へと寄せるように塗っていきます。

最後は胸の下側から持ち上げるように塗っていきます。妊娠中の肌はとても敏感です。強い刺激は逆効果になる場合があるので、ほんの少し力を入れて撫でるぐらいの強さがおすすめです。

お腹

妊娠中のお腹は赤ちゃんがいるとても大切な場所です。 オイルやクリームを手に取り、両手で温めてから使用しましょう。塗り方はおへそを中心に円を描くように時計回りに塗り広げていきます。

それが終わったら、妊娠線が出来やすい下腹部分をクルクルとやさしくマッサージしていきます。力を入れずやさしくゆっくりと、手の温かさとリラックス気分を得られるようなマッサージをイメージすると良いかもしれません。ですが、やりすぎは禁物です。手短に終わらせましょう。

脚は面積が広いので、温かい部屋で冷えないようにしてから塗っていきます。リンパの流れに沿って塗って、足首からひざの裏側、ひざの裏からお尻、ひざから脚の付け根へと塗っていきます。

むくみが出やすいふくらはぎや太ももは、少し念入りにマッサージすると血流が良くなり妊娠線予防に役立ちます。

お尻

お尻の下側から上へ持ち上げるように塗っていきます。太ももとお尻の境目あたりからグーッと擦り上げるとヒップアップ効果も期待できます。

妊娠中体重が増加すると、座った時にお尻の肌が圧迫され摩擦が増えるので、妊娠線だけでなく黒ずみも出やすくなります。角質が厚くなりザラつきやすいので、たっぷりとオイルやクリームを塗り保湿しましょう。

背中

妊娠中、背中にオイルやクリームを自分で塗ることはとても難しいです。無理をしないで、旦那さんに塗ってもらいましょう。妊娠中は背中や腰にとても負担が掛かります。保湿をしながらのマッサージでこわばった筋肉をほぐしてもらってはいかがでしょうか。

妊娠線をコンプレックスにしないために

妊娠線は予防がとても大切です。ひび割れができてしまっても正しいケアで目立たなくすることは可能ですが、妊娠線の予防をせずに後悔しているママさん達もたくさんいます。出来てから消そうとするよりも、出来る前に予防する方が皮膚へのダメージが少なくて済みます。きれいなママでいるためにも、妊娠線対策は忘れずにおこないましょう。

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