妊娠1ヶ月 妊娠初期・超初期

妊娠超初期症状の下痢や腹痛は流産の原因?見極め方や症状と対策

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妊娠初期症状の下痢は、妊娠した方の数人に1人は経験する初期症状であるため、決して珍しくはありません。その症状や対策について考えていきましょう。

妊娠初期に下痢をするのはなぜ?

生理前に下痢になってしまう方もいますが、その原因はホルモンバランスの変化にあります。妊娠初期症状の下痢の原因も姙娠によるホルモンバランスが急激な変化が理由になっており、同時に腹痛を感じる場合もあります。

これ以外の妊娠初期症状には胸に張りを感じた胸に痛みがある、胃痛や腰痛、頭痛、急な嘔吐や吐き気、おならが出やすくなる、おならが臭くなる、倦怠感や眠さ、熱っぽい、貧血や肌あれ、嗅覚や味覚に変化したなどの症状を感じやすくなりますが、いずれもホルモンバランスの変化が理由だと考えられています。

いつから妊娠初期症状が出るのか気になりますが、多くの場合おおよそ3週目〜4週目です。

妊娠後は黄体ホルモンが増加

精子と卵子が受精して着床すると体内で黄体ホルモンが急増します。生理には月経期・卵胞期・排卵期・黄体期があり、この黄体期に黄体ホルモンが急増、整理が終わると急減し、月経期に向けての準備が始まります。

生理の場合は、その前後から終わるまでの3日〜10日の周期になりますが、姙娠すると黄体ホルモンが、常に分泌され続ける状態になります。

黄体ホルモンが急増し始めるのは姙娠してから0〜4週間、妊娠初期とされるのが15週間ほどであるため、最長15週間は、下痢や腹痛などの妊娠初期症状を感じやすい期間になります。また15週間を過ぎても妊娠初期症状が継続することもあります。

ホルモンの影響で自律神経が乱れる

ホルモンバランスが変化すると自律神経が乱れることが分かっています。自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあります。交感神経は活動するときに働き、副交感神経はリラックスしたり、眠りにつくさいに働くことが分かっています。

ホルモンバランスの変化により自律神経が乱れてしまうと倦怠感を生じることがあります。まためまいやフラつきといった症状、発汗が続く、頭痛や動悸、不眠などが典型的な症状として現れることがありますが、これも妊娠初期症状でよく見られます。

妊娠初期の「下痢」の体験談

妊娠初期症状で多い下痢の体験談を紹介しましょう。

普段は便秘気味なのに、姙娠と同時に下痢になったという声もあります。また下痢になると腹痛になるや生理痛のような痛みが走る、下腹部や足の付根に強い痛みを感じる、胃のあたりが痛いといった体験談も多くなっています。

この他にも下痢と便秘を交互に繰り返した、激しい腹痛で目を覚ましたという声も見つかります。このような妊娠初期症状を感じた場合は、医師に相談することが大切です。

吐き気はするのか

妊娠初期症状では、吐き気を感じることも多くなっています。期間としては、姙娠4週目前後から感じはじめ、12週〜16週まで続き徐々に収まっていきます。症状には個人差があるものの吐き気が強くなって食欲不振になる、嘔吐してしまうことも珍しくありません。

吐き気の原因は、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hOG)の増加が影響していると考えられています。この他にはアミノ酸の1種であるトリプトファンの代謝が滞ることで体内で増えるキサンツレン酸が原因となって吐き気を催したり、この他にも特定の食物を摂取したり匂いを嗅ぐことで吐き気を感じることもあります。

吐き気そのものを治療するのは難しいため、日常生活の中で改善策を見出すことが基本です。

妊娠初期症状でもよくある腰痛もホルモンの影響だと考えられています。妊娠すると胎盤からリラキシンというホルモンが分泌されます。このホルモンは関節を緩める働きをして、胎児が成長する際に必要なスペースを確保する重要な働きをしていますが、関節をゆるくするため腰に負担がかかり、腰痛を感じやすくなります。

この他の原因としては血行不良が考えられます。運動不足や自律神経の乱れによる倦怠感が加わると腰痛を感じることも多くなります。また腰痛のような痛みはないけど、腰が重くなることもあります。

リラキシンは24週目から分泌量が減少するため腰痛も緩和されますが、胎児が成長することで腰痛になることもあるため、骨盤ベルトを使って腰痛対策することもできます。

妊娠初期のおなら

妊娠初期症状では、おならの回数が増えたり、おならの臭いが強くなることもあります。その原因としてホルモンのプロゲステロンが関係していると考えられます。

プロゲステロンは乳腺の形成や子宮の収縮を抑制すると同時に腸のゼン運動を抑制させるため、老廃物が溜まりやすくなり、ガスが発生しおならの回数が増えてしまいます。おならの臭いがきつくなるのも老廃物が溜まることで、悪玉菌が増えるのが原因だと考えられます。

おならを我慢すると腹痛の原因になることもあるので、自然に出すようにしましょう。また消化の良いものを食べたり、善玉菌を育てる食生活に変えることで腸内フローラを整えると改善できます。

下痢が妊娠初期症状なのかを見極めるには?

下痢が妊娠初期症状なのか、それとも体調の変化や生理に近づいたことのサインなのかを見極めるには、下痢以外のよくある妊娠初期症状をチェックしましょう。

例えば、下着などに微量の出血があると受精した卵子が着床した際に生じる着床出血の可能性があります。おりものが水っぽくなったり、量が増えることも多いです。

この他にも急に吐き気を感じるようになった、いつも食べているものが急に食べられなくなる、胸が張ったり痛く感じる、腰痛がする、胃痛や頭痛がする、頻尿になる、嗅覚や味覚が変わる、倦怠感が生じる、肌あれがおこる、生理が終わったのに基礎体温が高いまま継続しているなどをチェックします。

いずれかの要素が重なっていると妊娠初期症状の可能性が高くなります。生理前に感じられる月経前症候群(PMS)と似ているため、注意しましょう。

嘔吐や胃痛もある?

妊娠初期症状では、嘔吐してしまったり、胃痛がすることも珍しくありません。病気でもなく、暴飲暴食をしたわけでもなく、アルコールを摂取して二日酔いになったわけでもないのに急に嘔吐するようであれば、妊娠初期症状とも考えられます。

嘔吐する日から数週間以内にパートナーとの性行為がなかったかを確認しておきましょう。
吐き気や嘔吐はしないけど、胃炎のような痛みがあるという方もいます。痛み方はチクチクといった小さなものからキリキリと何かを胃に押し付けるようなものまで幅広くなっており、かなりの個人差があります。胃痛が続くときは医師に相談してください。

体調悪化させない対処法!

妊娠初期症状を感じたら安静にして体調を悪化させないようにします。日常生活でのストレスをためないように心がけ、アルコールやタバコなども避けましょう。

また、たっぷりと睡眠することで体の疲れを取り、倦怠感やだるさを予防します。必要に応じて食生活を変えることで体が求めるものを過剰にならない程度に摂取し、吐き気や嘔吐が強い場合は水分をこまめに取るなど脱水症状が起きないようにします。さらに体を冷やさずに温めることで体の血行を良くしましょう。

下痢や便秘、頭痛や腰痛、下腹部の痛みといった症状が続くようであれば、医師に相談することも大切です。勝手に自分で判断して市販薬などを服用すると胎児に影響する可能性もあるため注意しましょう。

通常妊娠初期症状は着床してから3週間から4週間を経た頃に生じますが、着床初期だと「妊娠した」とはわからないことがほとんどです。妊娠したことが明確にわかるのは8週前後なので、それまでの間は安静にしながら、規則正しい生活習慣を続けることが大切です。

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