妊娠が分かって嬉しい半面「この後どうしたらいいの!?」と戸惑ってしまいますよね。そこで妊娠が発覚したらやるべき事をはじめ、妊娠初期にあらわれやすい体調の変化など新米ママが不安に思うことについて徹底解説!パパになった旦那さんが協力すべきことも必見です!
妊娠が発覚したらまずやること
妊娠が発覚したらやらなくてはいけないことがたくさん!でも、ママの身体がしんどい場合は旦那さんに協力してもらうなど、無理はしないようにしてくださいね。
早めに病院に行って確認する
妊娠検査薬で陽性になったら、産婦人科病院を受診しましょう。
万が一、子宮外妊娠であった場合は早めの対処が必要です。妊娠5週になれば胎嚢を確実に確認することができると言われていますので、妊娠5週になったらすぐに病院に行って診察をしてもらってくださいね。
普段薬を飲んでいる人は服用をやめて医師に相談する
妊娠が発覚したら自己判断で服薬することは避けましょう。薬によっては赤ちゃんの発達・成長に影響を及ぼす可能性があります。
サプリメントや湿布など一見大丈夫そうに思えるものも、医師の確認をとってから使用したほうが安心です。
母子手帳をもらいに行く
母子手帳は住んでいる地域の役所や保健センターに妊娠届を出すことによってもらえます。母子手帳の発行には妊婦さんのマイナンバー記入と本人確認書類が必要となりますので、忘れずに持って行ってくださいね。
病院によっては妊娠してすぐの時期は「まだ母子手帳はもらわなくて良いよ」と言われることもあります。その場合は医師のOKが出てからもらいに行きましょう!
栄養バランスの良い食事をとる
食事の栄養バランスを整えることは妊娠をしていなくても大切ですが、妊娠をした時はより一層栄養バランスを意識するようにしましょう。体重管理をする際は和食がおすすめ(^^)♪
私も和食を意識したら体重の増えが緩やかになりました!
また、妊娠中は特に鉄分が不足しがちです。貧血を避けるためにも、鉄分の含まれている食材を意識的に摂取すると良いでしょう。
厚生労働省のホームページに「妊産婦のための食事バランスガイド」が掲載されているので、参考にするのもおすすめです。
葉酸を意識的に摂取する
葉酸は胎児の器官形成を行う上でとても重要な栄養素です。妊娠初期に葉酸が不足すると胎児の神経管閉鎖障害につながる可能性があると言われています。厚生労働省も妊娠中の葉酸摂取を勧めているんですよ。
妊婦さんが1日に摂りたい葉酸の量は480μgと言われていますが、これは通常の食事に、さらにほうれん草を約13株も食べなくてはいけない量となります。
これを毎日と考えるととても大変ですよね……(><)
葉酸を効率的に摂りたい場合はサプリメントがおすすめ!葉酸の量が明記されているため摂取量を管理しやすく、数粒で済むのでとても手軽です(^^)
葉酸は妊婦さんだけでなく、妊娠の可能性のある人や妊娠を強く希望している人も摂取したい栄養素です。
妊娠発覚で決めるべきこと
妊娠が発覚したら決めるべきこともあります。なるべく早い時期に旦那さんや家族と話し合って決めておくと良いですね(^^)
出産する場所をどこにするか
妊娠届を出し、母子手帳を受け取ったら出産する場所を決める必要があります。現在住んでいる地域で産むのか、里帰り出産するのかを決めたら、分娩をする病院を決めましょう。病院の中には健診のみで分娩は行っていない病院もあります。
健診を受ける病院と分娩をする病院が別でも問題ありません。里帰り出産をする場合や、分娩を別の病院でする場合は、そのことを早めに医師に伝えてくださいね。
分娩予約は埋まりやすいので、予定日が決まったらすぐに予約を取れるよう、前もってある程度候補を決めておくと良いですね。
仕事はやめるか産休を取るか
出産をする上で、仕事の継続についても決めなければなりません。妊娠・出産を機に退職をするのか、産休を取って仕事を継続するのか決めましょう。
産休を取るのであれば自身の会社の制度もしっかり調べるようにしてくださいね。産休中は無給の場合もあれば、給与が出る場合もあります。
産休をとる場合は会社への報告時期も考えておくと良いでしょう。手続きや引き継ぎがスムーズに進むよう、早め早めに行動するのがおすすめです。
妊娠が発覚したらすぐやめること
お腹の赤ちゃんのためにすぐにやめたいこともあります。習慣を変えるのはなかなか難しいことですが、妊娠継続のためにも、赤ちゃんに影響を及ぼす恐れのある習慣はやめるようにしてくださいね(>_<)
体に負担となる「激しいスポーツ」
激しいスポーツは子宮収縮を引き起こす可能性があると言われています。妊娠中に運動をする場合は、エアロビやスイミングなど負荷があまり大きくない運動にしましょう。
また、運動をする際は子宮収縮の起こりにくいとされる10時~14時の間に行うとより安心です。体調に少しでも変化が見られたら、すぐに運動を中止してくださいね。
赤ちゃんへのリスクが高い「タバコやお酒」
タバコやお酒も激しいスポーツ同様、妊娠が分かったらやめるようにしましょう。タバコは早産・流産のリスクを高めると言われています。また、お酒は流産・死産だけでなく胎児アルコール性症候群のリスクも伴います。
「妊娠に気付かずに喫煙(飲酒)してしまった!」という場合は、その事を医師に伝えた上で、それ以降の喫煙や飲酒はやめましょう。
自己判断で勝手に薬を飲む
妊娠期間すべてに言えることですが、赤ちゃんの器官形成が行われる妊娠初期での服薬は特に注意が必要です。
妊娠超初期の症状を風邪っぽいと感じるママもいます。「風邪かな?」と思っても、妊娠の可能性がある場合は自己判断で薬を飲むことはやめましょう。
また、湿布や塗り薬など経口摂取でないものは無意識に使用してしまう可能性があります。湿布や塗り薬も薬なので一旦使用をやめ、医師に確認をとりましょう。
家族や職場などへの報告はどうする?
妊娠を報告するタイミングはいつが良いのでしょうか?嬉しさのあまりすぐに報告したくなってしまいますが、一旦落ち着きましょう。妊娠報告の最適なタイミングについて紹介します。
夫や家族は発覚したらすぐ報告すると良い
旦那さんや家族には妊娠したことをすぐに報告しましょう(^o^)!自分の両親はもちろん、義理の両親にも報告するのを忘れないでくださいね♪
報告の仕方に決まりはありませんが、サプライズ報告が近年流行っているようですよ(^^)サプライズで報告を受けた側は驚きと喜びでいっぱいになるでしょうね♪
周囲への妊娠の報告は時間を置いてから
旦那さんや家族以外への妊娠報告は、安定期(妊娠16週~)あたりまで待つ人が多いようです。妊娠初期は流産の可能性も十分に考えられます。妊娠報告後に流産をしてしまった場合、精神的に辛いうえに流産の報告もしなければいけなくなります。
嬉しさのあまり早く報告したくなってしまいますが、万が一の場合を考えてグッとこらえましょう(>_<)
ただ、仕事をしているママの中には「つわりがひどくて安定期前に報告せざるを得なかった」という人もいます。自身の体調と相談しながら、どのタイミングで周囲に報告するか旦那さんと話し合ってみてくださいね。
妻の妊娠が発覚したら旦那は何をすれば良い?
奥さんの妊娠が発覚したら旦那さんにもやるべきことがあります。赤ちゃんはママのお腹の中ですが、妊娠・出産にはパパの協力も必須ですよ!
感染症予防を徹底する
妊娠中は免疫力が低下するため、感染症にかかりやすくなります。感染症の中にはお腹の中の赤ちゃんにも影響を及ぼす可能性のある病気もあります。風疹やインフルエンザなどワクチンによって防ぐことができるものは、しっかりと対策をしておきましょう。
インフルエンザにかかった場合の赤ちゃんへの影響
妊婦さんがインフルエンザにかかった場合、流産や早産のリスクが高まると言われています。また、インフルエンザによる高熱や炎症によって、胎児奇形となる可能性もあります。
基本的に通常のインフルエンザワクチンは妊婦さんにも使用可能とされていますが、心配なようであれば妊婦さん用のインフルエンザワクチンを打ってもらいましょう。
「ワクチンは妊娠している妻だけで大丈夫」などとは思わず、旦那さんもワクチンを打つようにしてくださいね。
風疹にかかった場合の赤ちゃんへの影響
妊娠中に風疹にかかった場合、白内障・先天性心疾患・難聴など、赤ちゃんが障害をもって産まれる可能性があります。その確率は妊娠1ヶ月でかかった場合は50%以上、妊娠2ヶ月でかかった場合は約35%と言われています。とても高い数字ですよね(>_<)
妊婦健診で風疹の抗体の有無を検査するので、結果を確認しておきましょう。妊娠中は風疹の予防接種を受けることができないため、免疫がなかった場合は外出を控えるなど注意が必要です。なお、風疹の免疫がない旦那さんや家族はしっかりと予防接種を受けてくださいね。
私は妊婦健診で風疹疑いと言われました。結果は偽陽性であったものの、結果を待っている間はずっと落ち着かず、自分を責めました……。「きっと大丈夫」などとは思わず、しっかり対策をしてくださいね(>_<)
つわりの時期を把握しておく
妊娠をするとほとんどの人がつわりを経験します。だいたい妊娠5・6週目から妊娠16週目あたりまで続くことが多いと言われていますが、人によっては出産の直前までつわりが続いたという人もいます。
つわりと聞くと嘔吐することを想像する人が多いでしょう。これは吐きづわりという症状ですが、実はつわりは吐きづわりだけではありません。
他に食べづわり・よだれつわり・眠りつわり・湿度つわりなどがあり、症状の度合も人によって異なります。
奥さんがしんどそうにしていたら旦那さんやパートナーが家事や食事の準備を代わるなど、しっかりサポートをしてあげましょう。サポートがあるのとないのでは大違いですよ。
出産後の話はなるべくつわりが終わってから話す
つわりは想像以上につらいものです。加えて、妊娠初期は精神的に不安定になる時期でもあります。出産後の話をされても「今はそれどころじゃない!」というのがママの本音でしょう。
「産まれた後のことについても早く話し合いたい!」という旦那さんの気持ちも分かりますが、今は少しでも楽につわりが乗り切れるよう、奥さんをサポートすることを最優先に考えてあげてくださいね。
妊娠の超初期症状とは?兆候は?
妊娠超初期に感じることの多い妊娠初期症状についてご紹介します。先輩ママの実際に感じた妊娠の超初期症状など、リアルな声もぜひ参考にしてみてくださいね!
妊娠の超初期症状はいつのこと?
妊娠時期の分類は妊娠初期・妊娠中期・妊娠後期に分けられますが、妊娠初期の中でも妊娠0週~4週までを妊娠超初期と呼びます。医学的な分類ではないものの、ママたちの中ではかなり浸透している呼び方です。
妊娠の超初期症状とは?
妊娠をすると普段とは違った症状を感じることがあります。生理前の症状と似ているものも多く、自覚症状だけでは判断がつきにくい部分もありますが「いつもの生理前の症状と違う」と感じるものがあれば、もしかしたらそれは妊娠のサインかもしれませんよ(^^)
生理が遅れる
妊娠をすると生理が遅れるもしくは来なくなります。これは妊娠しているかどうかの判断が1番しやすい症状ですね。
生理周期が一定であるにも関わらず予定日に生理が来ないという場合は、1週間様子を見て妊娠検査薬をしてみると良いかもしれませんね(^^)
眠気やだるさがある
妊娠すると黄体ホルモンの分泌が盛んになります。この黄体ホルモンには眠気を誘う作用があるため、妊娠超初期症状として眠気を感じることがあるのです。
また、妊娠が成立したことによって身体の中では目まぐるしい変化が起きています。それによって、だるさを感じる場合もありますよ。
胸の違和感
妊娠超初期に胸が張ったり、乳首に痛みやかゆみが生じることがあります。これは妊娠時に分泌される卵胞ホルモンと黄体ホルモンの作用によるものです。
胸の違和感は生理前症状でもありますが、生理が来ないのに胸に違和感がある場合は妊娠の可能性もあるでしょう。
出血する
着床する際、受精卵は子宮内膜の深くにもぐりこみます。この時子宮内膜が傷つき、場合によっては着床出血と呼ばれる出血が見られることがあります。下着につかない程度・普段の生理と同じくらい、などその量には個人差がありますが、病的出血ではないため基本的には問題ありません。
もし出血が続くようであれば、着床出血ではないことも考えられます。少しでもおかしいと感じたら、躊躇せず病院に連絡をするようにしてくださいね。
おりものがいつもと違う
着床出血をした際の血液がおりものと混ざって出ることによって、ピンクがかったおりものや茶色いおりものが見られる場合があります。
おりものに混じった血液が鮮血であったり、いつまでも続く時は単なる妊娠超初期症状ではない可能性もあります。すぐに病院に連絡をしましょう。
基礎体温に変化がある
妊娠すると分泌が盛んになる黄体ホルモンには、体温を上昇させる作用もあります。通常、生理がくると基礎体温は下がりますが、妊娠をしていると体温が高い状態がキープされます。
熱っぽい状態が続くことにより、風邪と勘違いしがちです。妊娠の可能性がある場合は服薬前に、病院を受診すると良いでしょう。
痛みがある
妊娠超初期に下腹部痛や頭痛、足の付け根の痛みなどが出ることもあります。これらは全てホルモンバランスの変化によるもの。
下腹部痛や足の付け根の痛みは、分娩に備えて身体が準備しているために起こります。リラキシンというホルモンが骨盤周りのじん帯や関節を緩めるため、痛みが生じるのです。人によって感じ方は異なりますが、チクチクすると感じる人が多いようです。
マタニティガードルなどで腰や下腹部を支えるようにすると楽になる場合がありますよ♪
他にも
他にもホルモンバランスの変化によって、食欲不振・下痢・便秘・肌荒れなどの症状が見られることもあります。妊娠超初期の症状は人それぞれであり、生理前の症状とも似ているため「いつもの生理前症状だと思っていたら妊娠していた」ということも少なくありません。
「なんだかいつもと違う」と感じたら妊娠している可能性もありますので、薬の服用や飲酒・喫煙は控えた方が良いでしょう。
先輩ママに聞く!妊娠発覚時の症状
先輩ママの体験談をご紹介します!「ひょっとして?」と思うものがあるかもしれませんよ(^^)
”胸の張りが昨日からすっかり消えた。唯一、確実な違いだった。BT7~9あたりでやたらお腹が減り、BT4~お腹が張り(湯船に浸かると浮かぶような錯覚)、あとはパンツが食い込んでるの?な感覚→太腿の付け根の違和感てこれ?なんとなく感じてた症状。今や懐かしい。”
引用:@chibibero
生理前症状と妊娠初期症状はとても似ていますが「なにかが違う」と感じるママも多いようです。妊娠が発覚した後に「そういえば」と感じるママもたくさんいます。
”嘔吐
だるい
熱っぽい
本当にドラマみたいにトイレに駆け込んでゲロッ→以前妊娠かな?ってときに買っておいた妊娠検査薬があったのでチェック→大当たりでした”
引用:@harunas33tf
ドラマでよく見る突然「うっ!」と吐き気がもよおしたというママもいます。他にもだるさ・熱っぽさなど、妊娠超初期に見られる症状としてご紹介した症状が出ていたようです。
”おりもの
⇒すごく増えました。排卵期が終わったあとのかんじで、水っぽくさらさらしていたかな。
・体調
⇒風邪をひいた。というか、風邪の症状?のど痛くて鼻水ずるずるなりました。”
おりものの変化はかなり個人差がありますが、こちらのママは水っぽく変化したそう。些細な違いを見逃さないようにしたいですね。
”人それぞれですが・・・私は2人とも食後胃がもたれる感じが続き「あれ?そういえば・・・」という感じでした。それと頭痛や眠気、だるさでしょうか。一人目のときは市販薬、医者にもらっていた頭痛薬まで数日飲んでしまいました。(幸い元気な子を産みましたが)妊娠の可能性があるなら、辛くても薬は飲まず様子を見ましょう。”
やはり風邪のような症状を感じたというママが多くいます。こちらのママが注意をしているように、妊娠の可能性がある場合は薬をむやみに飲まないようにすることが大切ですね。
妊娠が発覚したらやるべきことを把握しておこう!
妊娠が分かるととっても嬉しいですよね!しかし、初めての妊娠の場合、戸惑いも大きいでしょう。私も妊娠が分かった時は喜びもありましたが、不安も大きく、パニックになって思わず泣いてしまいました(笑)
必要な手続きや決めるべきことを決めたら、とりあえずゆっくり休みましょう。無理は禁物ですよ(^^)体調が優れない時は旦那さんにしっかりとサポートしてもらうようにしてくださいね。