妊活

妊娠の流れを徹底解説。その仕組みから出産まで

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結婚をしてそろそろ赤ちゃんが欲しいと考え始めた人や実際に妊娠が判明した人、赤ちゃんを望んでいるけれどなかなか妊娠ができずにいる人と、女性にとって妊娠はとても身近な出来事ですよね。

そんな身近な妊娠がどんな仕組みで起こるのか、実際に妊娠したら出産まではどんなスケジュールで過ごし赤ちゃんはどのように育つのか、あらためて確認することで悩んでいることの解決に繋げましょう。

【生理〜妊娠〜出産まで】妊娠の仕組みを知ろう

生理が起こり、妊娠し、出産するまでは女性の体の中にはどんな変化が起こり、どんな流れなのでしょうか?仕組みをまずは知っていきましょう。

生理と排卵の関係

  1. 左右の卵巣どちらかで毎月1つ卵が育つ
  2. 子宮では受精卵が着床する準備のため子宮内膜が厚くなる
  3. 卵巣から育った卵子が出てくる(排卵)
  4. 卵巣と子宮をつなげるパイプのような役割を持つ卵管が排卵した卵子を取り入れる
  5. 卵子は卵管の先にある卵管采の中で精子がくるのを待つ(※排卵していないときは精子が先に卵管膨大部に到達し卵子を待つという場合も。)
  6. 卵子と精子が出会えば妊娠へ
  7. 卵子と精子が出会わなければ妊娠不成立
  8. 子宮内膜はいらなくなるので卵子や血液とともに外へ排出(生理)

受精と着床、妊娠の成立

卵子に会うことができた精子は卵子を取り囲んで、1つだけ卵子の中に入ることができます(受精)。精子が1つだけ卵子の中に入った後は他の精子は入ることができないそうです!

受精卵となった精子と卵子は、細胞分裂を繰り返しながら4日ほどかけ子宮へ向かいます。妊娠に適した環境になったふかふかの子宮内膜に受精卵が潜り込んで根を張り、着床します。

生理予定日を1週間ほど過ぎたあたりから、病院のエコーで赤ちゃんの袋である「胎嚢」が見え始めます。胎嚢が病院で確認できると初めて妊娠確定となるんです。

妊娠から出産まで

月経が来ないと妊娠2〜3ヶ月ごろにあたる4〜11週でほとんどの人が妊娠に気づくと言われています。

妊娠時期の区切り方

  • 生理予定日まで:妊娠超初期
  • 妊娠5ヶ月まで:妊娠初期
  • 妊娠8ヶ月まで:妊娠中期
  • 出産まで:妊娠後期

妊娠確率ってどの程度?年代別に見てみると…

結婚をしたらその次は出産という流れを想像している人は多いかもしれません。でも妊娠の確率は年齢によっては高くないんです。そしてその確率は加齢とともに変化していきます

高い?低い?年代別妊娠確率とは

年齢が上がるとどうしても避けられないのが卵子の劣化。22歳が一番妊娠しやすいと言われているそう。

★1年間の妊娠率

不妊治療は時間との戦い

妊娠を望んでいてもなかなか妊娠せず、不妊治療を受ける場合は時間との戦いと言われています。

女性は年齢が上がるにつれて妊娠確率は低くなっていきます。妊娠はしたいけど不妊治療にはなかなか踏み切れないという人も多いかもしれません。でも、治療を受けることで思いがけない原因や意外な改善策が見つかることもあるので、少しでも不安がある人は一度病院を受診するのがおすすめです。

女性の体は、自分が思っている以上にデリケートなのでストレスも妊娠の大敵。治療を始める場合は自分が可能な限りストレスなく通える環境で、自分に合った医師に治療を任せましょう。費用も治療が進むにつれて高額になってくるので、ご主人とよく話し合いながら進めていくことも大切なんです。

私は8年間の不妊治療のすえ出産をしたのですが、4回転院をしました。最初の3つの病院は仕事を早退しなければいけない距離で職場への後ろめたさを感じたり、費用がかなり高額だったので生活を切り詰めたものの体外受精や人工授精でも陽性すらみることができませんでした。

最後に通っていた病院は先生をはじめスタッフの方がとても親身になってくれ、転院してすぐだったことや治療に疲れ切っていたので少しお休みして、タイミング法にしてみましょうといってくださり、その月に自然妊娠をしました。病院との相性やストレスからの解放はとても大切だと身を以て感じました。

妊娠初期症状をチェックしてみよう

妊娠が確定すると、個人差はありますが妊娠症状が起こります。症状がではじめた時期や内容などは、手帳や母子手帳をもらったらメモしておくといいですね。

一般的な妊娠初期症状

妊娠初期症状には一般的にどんなものがあるのでしょうか。生理前症状と似ている症状もあれば、妊娠特有のものもあります。

生理の遅れ

生理がこないので妊娠に気づくケースはとても多いです。自分の生理周期や生理予定日を把握できていないと妊娠に気づくのも遅くなってしまうので、生理があった期間を手帳にメモしたり生理管理アプリで記録したりして把握しておきましょう。

自分の妊娠の周期を知っておくことは妊娠目的以外にも、体の不調を知る上でとても大切です。

生理以外に出血があった

妊娠をすると生理以外の出血があることがあります。着床した時に起こる着床出血胎盤が作られる過程で血管が傷つき出血する場合も。

妊娠初期の出血は妊婦さんの約3分の1が経験すると言われています。出血があっても焦らず、量が多い、鮮血が出た、腹痛があるなどの症状があったり、不安を感じる場合は産婦人科を受診しましょう。

基礎体温が高温期のまま

妊娠が成立しないと生理がくるとともに基礎体温が下がります。妊娠をすると高温を保つので、体温を普段からつけているとそのことで気づくことも。基礎体温は女性の体の変化を知らせる役割もあるので、妊娠を希望している人はもちろん、まだ先と考えている人も基礎体温をつけておきましょう。

普段と違う婦人科系の不調(オリモノの増加、乳房のハリなど)

生理前症状で体の変化が起こるという人も多いですが、妊娠をするといつも以上にその症状が強く出たり、逆にいつもは起こる症状がなかったり、別の症状が出ることも。内容としてはオリモノの増加、乳房のハリなどがあります。

オリモノはホルモンの影響で増え、酸っぱい匂いや水っぽいゼリー状になるなどの変化が多いようです。

風邪をひいたようなだるさ

女性ホルモンの影響で、妊娠中は風邪をひいたようなだるさを感じることも。また、疲れやすくなる人もいます。

食欲や味覚、嗅覚の変化

つわりの中には食欲がなくなり胃の不快感を感じるものや、逆に胃がからっぽになると気持ち悪くなり常に食べたくなる食べづわりもあります。また、食べ物の匂いや、柔軟剤の香り、人の体臭、香水の香りなどが気になり吐き気をもよおすことも。

今までは日常に当たり前にあった香りでも妊娠を機に突然受け付けなくなることもあるんです。

料理で気持ち悪くなる場合は無理しないで、症状が治まるまでお惣菜に頼ったり家族の手を借りたり、外出時にはマスクをするなど工夫をしましょう。

眠気

ホルモンバランスの変化により、強い眠気が出る眠気づわりが起こることも。普段眠いと感じるよりもとても強く眠気を感じるので、気づいたらうたた寝をしていたり倒れそうになることも。

眠気づわりを感じたら普段車の運転をしている人は、危ないので症状が治まるまで車の運転は控えてくださいね。

頻尿、ガス、便秘など

妊娠をするとホルモンの影響で腸の働きが鈍り、頻尿になったり、おならが出やすくなったり、便秘になりやすくなります。

ただでさえお腹の重さで辛さがある中、便秘になるとストレスを感じやすくなります。便秘になったら市販の薬を自己判断で飲んだり我慢したりせず、かかりつけ医に相談しましょう。妊娠中でも飲める便秘の薬を処方してくれますよ。

感情の起伏が激しくなる

妊娠をすると様々なことに対して敏感になり、感情の起伏が激しくなります。気分が良くなったと思ったらちょっとしたことにイライラしたり落ち込んだり、重度だとうつ状態になる人も

妊娠判明後も、家族など周りのちょっとした言動に傷ついたり、厳しく当たってしまうことも。不安なことも多いと思いますが大丈夫です。これはホルモンバランスによる変化なので、できる範囲でストレス解消法を見つけたり、家族など周囲の人には妊娠の症状の1つであることを伝え協力を得ましょう。

妊娠期間の内訳とは。安定期はいつ?

妊娠から出産までは、十月十日と言われてます。妊娠週数の数え方は、最後の生理の初日を妊娠0週0日とします。その約2週間後に排卵が起こり受精から着床へ、妊娠が成立すればさらにその2週間後に生理がこないということになり、生理予定日はすでに妊娠4週となります。また、妊娠5ヶ月以降は安定期と呼ばれています。

妊娠超初期-妊娠0週、1週、2週、3週

生理予定日までの妊娠0〜1週はまだ妊娠しておらず、お腹の中に赤ちゃんはいないので最初は数え方に戸惑うかもしれませんね。

3週ごろにやっと着床→妊娠成立となるので、妊娠を望んでいて症状に敏感になっていたり、初期症状が出やすい人は妊娠したかも?と思う場合も。このころの妊娠超初期症状は生理前症状とかなり似ているので、焦りや過度な期待は禁物ですよ。

妊娠初期-妊娠4週~15週

妊娠4週が生理予定日となるので、この頃になると生理がこない、基礎体温が下がらない、早い人は妊娠検査薬で陽性が出ることで妊娠に気づく人が多くなります。

私は不妊治療をしていたので、生理がこないことで「妊娠かも?」という思いがありました。でも、化学流産を経験していたので検査薬記載の生理が遅れてから1週間になるまで検査を待ちました

早く検査をすると実際とは違う検査結果になったり、陽性が出てもその後生理が来たりすることもあるようです。

妊娠3ヶ月になる妊娠8週には赤ちゃんは心拍の確認ができ始め、担当医から母子手帳をもらってくるように指示がある場合も。「胎芽」という呼ばれ方から「胎児」と呼ばれるようになります。

妊娠10週頃に多くの人がつわりのピークを迎え、12週頃につわりが治まってくる人が多いようです。つわりが治まると開放感を感じ食欲が増すこともありますが、食べすぎると体重増加につながるので気をつけましょう。15週の頃には胎盤がほぼ完成に近づくので流産の心配が減ってきます。

妊娠中期-妊娠16週~27週

妊娠16週の頃に胎盤がやっと完成し、この頃から安定期と呼ばれる時期に。そして妊娠19週の頃になると胎動を感じることも。最初はお腹の中でガスが溜まっているのかな?と思うくらいわずかな変化です。

妊娠22週以降に赤ちゃんが生まれると「早産」と言われます。一般的には22週以降は赤ちゃんは外に出ても生きていけると言われていますが、まだまだ赤ちゃんの体は未熟です。

妊娠25週になると外性器が外からはっきりするようになるので、いよいよ性別がわかるように。中期の頃の赤ちゃんはお腹の中で赤ちゃんは動き回り、筋肉も発達してより動きも活発になります。

動くことで逆子になる赤ちゃんもいますが、心配しなくても大丈夫、まだこの時期には向きが頻繁に変わります。

妊娠後期-妊娠28週~40週

妊娠30週になるとお腹の張りが出てくる場合もあります。張りが出ると赤ちゃんは大丈夫?と心配になってしまいますよね。

お腹が張ったらまずは安静にしましょう。安静にすればすぐに収まることがほとんどですが、あまりに張りやすさを感じたり、頻繁に感じる、出血が見られる時はかかりつけ医に相談しましょう

35週になり赤ちゃんの肺がやっと完成します。そして36週から臨月になり出産がいよいよ目前に。出産に向けて子宮がだんだん下に下がってきますよ。

妊娠37週0日から41週6日までに赤ちゃんが生まれることを「正期産」と呼び、ほとんどの赤ちゃんがこの期間に生まれるとされています。正期産の時期に入ると破水や前駆陣痛、おしるし、というお産の兆候がいつ始まるかわからない時期なので遠出は避けましょう。

排卵日から数え妊娠40週0日が出産予定日となります。あくまで目安なのでこの日に必ず生まれるわけではありません。

出産・分娩

いよいよ出産です。お母さんも赤ちゃんもこの約10ヶ月たくさん頑張ったことと思います。出産はお母さんにとってとても大変ですが、赤ちゃんにとっても命がけです。陣痛中辛い時は赤ちゃんも一緒に頑張っています。赤ちゃんに会えるのが楽しみですね。

妊娠の流れを理解し不安の少ない妊婦生活を

妊娠は女性にとってもパートナーにとっても、人生の一大イベントです。不安なことが多いかと思いますが、事前に妊娠出産の流れをわかっていれば、リラックスして妊娠期間を過ごせます。

妊娠出産は個人差が大きくて書かれている通りにはいかないかもしれませんが、焦らず、リラックスして過ごしましょうね。ちょっとでも不安なことや、体に変化できになることがあれば無理せずかかりつけ医に相談し、赤ちゃんとの人生で一番密着していられる期間を楽しんで過ごしましょう。

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