妊娠判定・兆候

都市伝説?!「生理前は妊娠しやすい」のウソ・ホント

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「生理前は妊娠しやすい」という噂を聞いたことはありますか?「生理前は妊娠しにくい」といわれている中、実際に「生理前の性行為で妊娠した」というケースもあるとか…それって本当なのでしょうか?

生理前の性交渉で妊娠する可能性について、妊娠の仕組みや妊娠しやすいタイミングなどを参考にしながら一緒に謎解いていきましょう!

「生理前は妊娠しやすい」は都市伝説?!

「生理前に性交渉をすると妊娠しやすい」という噂、普通に考えると都市伝説のように思えますよね。でもその噂、あながち「嘘です!」とは言いきれない部分もあります。

なぜ嘘とは言い切れないのか、その理由を説明する前にまずは生理から妊娠までの流れを簡単に学んでおきましょう☆

生理から妊娠成立までの流れ。妊娠の仕組みとは

生理がくる周期には個人差がありますが、25日~38日に1回のペースで生理がくるのが正常値。ここでは平均的な周期・28日(4週間)に1回のペースで生理がくる人を例にして、生理から妊娠成立までの流れを簡単に説明していきますね。

女性が妊娠するために必要な5つのステップを紹介しましょう!

  1. 生理が始まってから約2週間後、卵巣が卵子を排卵する
  2. 卵子は卵管を通り子宮へと進む
  3. 卵管内で卵子と精子が出会って受精→受精卵となる
  4. 細胞分裂を繰り返しながら子宮へと進む
  5. 受精卵が子宮内膜に着床する

この5つのステップが順番&順調にいくと、妊娠が成立(^^) でも、精子の寿命は約2~5日間卵子の寿命は約6時間~24時間といわれています。妊娠を成立させるためには性交渉のタイミングがとっても重要なんですね☆

次に、妊娠するために必要な5つのステップと妊娠の週数を重ねてみます。

妊娠0週0日目 生理が始まった日
妊娠1週目 (一般的に「妊娠しやすい」といわれている期間)
妊娠2週0日目 排卵
妊娠2週目 受精・着床
妊娠3週目 妊娠が成立
妊娠4週目 生理予定日(妊娠が成立した場合、生理はきません)

妊娠の週数の数え方は少し特殊で、生理が始まった日を「妊娠0週0日」と数えます。もちろん、この時点では妊娠もしていませんし、排卵や受精すらしていません!

通常は、生理が始まって約2週間後に排卵が行われます。精子の寿命(2日~5日間)と卵子の寿命(6~24時間)を考えると、排卵日の2日前~排卵日の翌日まで(妊娠1週目後半)が1番妊娠しやすい時期

妊娠を希望している人は、この時期に性交渉をするのがベストです♪うまくいけば妊娠2~3週目に受精・着床し、妊娠4週目に妊娠が成立というのが、妊娠が成立する流れ&仕組みになります!

生理前の妊娠確率って?

生理から妊娠成立までの流れ&仕組み、また卵子や精子の寿命を考えると、「生理前は妊娠しやすい」という噂は嘘ということになりますよね。でも、どうして「生理前の性交渉で妊娠した」という人がいるんでしょう?

それは体調不良やストレスなどによって、その人の排卵の時期がズレた可能性が高いと考えられます。よって「生理前は妊娠しやすい」という噂は、「生理前だったけど妊娠した」という実体験が元になってできた可能性も。

「生理前の性交渉は絶対に妊娠しない!」とは言い切れませんが、あくまでも「排卵日がズレたから妊娠する」ということは覚えておいてくださいね☆

妊娠しやすい時期=排卵日前後数日

一般的に、卵子の寿命は約6~24時間、精子の寿命は約2~5日間といわれています。なので、1番妊娠しやすい時期は排卵日の2日前~排卵の翌日までということになります。

この期間に性交渉を行えば必ず妊娠するのかといえば、実はそうではありません。卵子と精子の質が悪いと受精しませんし、受精したとしても子宮内膜に上手に着床しなければ妊娠成立にはならないんです(>_<)

では、排卵日の前後に性行為をしたら妊娠する確率がどのくらいなのか、内閣府の「妊娠適齢期を意識したライフプランニング」によると次のようになります。

★排卵日の前後に性行為をしたら妊娠する確率

  • 19歳~26歳:約50~55%
  • 27歳~34歳:約40%前後
  • 35歳~39歳:約30%前後

※男女ともに同じ年齢の場合。

例えば、20歳の女性100人が排卵日前後に性交渉をしたら、妊娠する人は約50~55人。これが30代後半になると30人前後しか妊娠が成立しません。40代になるともっと確率が低くなるでしょう。

さらに男性が女性より年上だと、妊娠が成立する可能性はもっと低くなるようです。妊娠を希望する場合はなるべく早めに妊活したほうが良さそうですね。

排卵日のおりものの特徴

妊娠する確率はさておき、排卵日前後に性交渉すると妊娠しやすいことは事実。でも、排卵がいつなのか分からない人も多いですよね。実は、おりものの状態で排卵を確認することができるんです☆

排卵が近くなると、子宮は精子を迎えいれる準備を始めます。いつもはサラサラなおりものが粘り気のあるおりものに変化したら、それが排卵する合図!おりものの状態が変化した日に性交渉すると、妊娠する確率がUPしますよ♪

排卵日を把握しよう

おりものの状態のほかにも、排卵日が把握できる方法があるんです☆それは「基礎体温」と「排卵チェッカー」!ひとつずつ説明していきますね♪

基礎体温

基礎体温とは、人間が最低限のエネルギーで活動しているときの体温のこと。いわゆる「眠っているとき」の体温になります。でも、眠っているときに体温を測るのは難しいですよね(>_<)

なので、通常は夜眠る前に体温計を枕元に置き、朝起きてすぐ(起き上がる前)測るのが基本!

基礎体温を測る時には普通の体温計ではなく、小数点以下2ケタまで計測できる基礎体温計(婦人体温計)で測るようにします。これを毎朝記録していくと、体温が高い高温期と体温が低い低温期2週間ごとに訪れているのに気付くはず。

体温が上がった日が排卵日なので、妊娠を望むときにはこのタイミングで性交渉することをおすすめします☆逆に生理がくると体温が下がります。生理予定日になっても体温が下がらず、生理もこないときには妊娠している可能性が考えられますよ♪

もし「体温が上がらない」「ずっと低いまま」という場合は、排卵していない可能性も(無排卵症)。排卵しないと妊娠しません。体温が上がらないときは、基礎体温の記録を持って産科医に相談することをおすすめします。

排卵チェッカー

排卵チェッカーとは、排卵日を1日前に知ることができる便利なグッズ。正式名称は「排卵日予測検査薬」といいます。使い方はとても簡単で、器具に尿をかけてしばらく待つだけ。陽性反応が出た翌日が排卵日なので、性交渉するタイミングが掴みやすくなりますよ☆

いつもと変わらない生理がきた。妊娠の可能性は?

生理予定日の前後にいつもと変わらない出血があったら、それは生理の可能性が高いといえます。でも、もしかしたら「妊娠しましたよ!」という合図かも…。出血の正体を詳しく解説します!

生理予定日に出血が….妊娠の可能性はもうない?

妊娠が成立しなかったら、受精卵のための「ベッド」である子宮内膜ははがれ落ちて血液と一緒に体の外に出ていきます。これが生理ですね。なので、生理予定日前後に普段と変わらない出血があったら「生理がきた=妊娠は成立しなかった」と考えるのが一般的です。

ただ、妊娠超初期〜初期に生理のような出血がある人もいます。これは着床出血と呼ばれているもので、受精卵が着床したときに起こるもの出血の状態はおりもの程度の人もいれば、生理初日と同じような量があった人も。また、1日だけ出血した人、2~3日出血が続いた人など様々です。

生理予定日前後に出血があった場合、すぐに「生理がきた=妊娠しなかった」と考えるのではなく、妊娠していることも視野に入れてしばらく様子をみてくださいね。

見分けるのは難しい?!生理前と妊娠した時ののオリモノ違い

妊娠が成立すると、わずかながらおりものの様子が変わります。いったいどんな変化があるのでしょう。

ポイントは量、色、テクスチャ

先輩ママ達の中には、おりものの変化で妊娠に気付いた人もいるようです。

おりものの変化

  • いつもより量が多くなった
  • 茶色や薄ピンクの色がついていた(着床出血の可能性も)
  • 粘り気のあるおりものが増えた

こういう体験をした人が多いようですよ。だけど、中には「おりものの変化に気付かなかった」という人も。おりものだけで妊娠を確信するのは難しいようです(>_<)

基礎体温もチェックしよう

妊娠が成立したかどうか、1番確認しやすいのは基礎体温表です。女性の身体は排卵したら体温が上がり、生理がくるときに体温が下がるようになっています。なので、生理予定日に出血があり、同時に体温が下がったら「妊娠不成立」といえます。

逆に、生理予定日になっても基礎体温が高温期のままだったら、妊娠が成立した可能性が♪

基礎体温は排卵日が分かるのはもちろん、妊娠成立したかどうかも分かる優れモノなので、妊活中には毎日記録しておくことをおすすめします♪基礎体温の記録を管理できるアプリや、基礎体温をアプリに飛ばしてくれる便利な基礎体温計などを利用すると簡単にわかりやすく管理できますよ☆

妊娠検査薬はいつから使える?

妊娠した可能性がある場合、病院へ行く前に試しておきたいのが妊娠検査薬。使い方や注意しておきたいポイントを紹介します!

妊娠検査薬の仕組みとは

妊娠検査薬を使うとなぜ妊娠したかどうかが分かるのか、まずは仕組みを簡単に説明しますね☆

妊娠が成立すると、身体の中からヒト絨毛性ゴナドトロピン(通称:hCG)というホルモンが分泌されるようになり、そのhCGは子宮内だけでなく尿や血液の中にも現れるようになります。

妊娠検査薬は、尿の中にhCGが分泌されているかどうかを調べてくれる便利なグッズ。使い方は簡単で、器具に尿をかけて待つだけです。もし尿の中にhCGが分泌されていたら陽性反応が出て、分泌されていなかったら反応が出ないという仕組みになっています。

陽性反応に必要なhCGホルモンの分泌量

妊娠検査薬は、尿1mlあたりに50mlμ以上のhCGが認められた場合に陽性反応が出るようになっています。妊娠検査薬を使うときに気を付けておきたいポイントは「正しい使い方をする」ということ。中でも重要なのは、妊娠検査薬を使う時期です。

hCGの量は、妊娠週数によって増えたり減ったりします。妊娠してすぐが1番量が少なく、8~12週目頃に1番多くなり、そこから徐々に減りはじめ妊娠20週目(5カ月目)頃~出産まで分泌され続けます。

多くの妊娠検査薬は「生理予定日から5日後に使う」ように表記されていて、これは「フライング検査だとhCGが認められない可能性が高い」ということ。逆にhCGが多すぎても正しい反応が出ないので、8~12週目頃の使用もNG!

どうしても早く妊娠検査薬を試したい人は、普通の妊娠検査薬ではなく早期妊娠検査薬を使ってみるのもいいかもしれません!早期妊娠検査薬は生理予定日当日から調べることが可能というメリットがありますが、薬剤師がいる薬局じゃないと手に入らないというデメリットも。

どちらを使うのか、良く考えてから購入することをおすすめします!

妊娠しやすいのは生理前ではなく、排卵日あたり

もっとも妊娠しやすい時期は排卵日前後。「生理前は妊娠しやすい」という噂は、自分が思っていた排卵日と実際の排卵日にズレがある人から生まれた噂だと思われます。排卵日を知るためには、基礎体温を記録するのがベスト☆妊活の最初の一歩として、まずは基礎体温を測ることから始めてみてはいかがですか?

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