妊娠後期

臨月とはいつのこと?臨月妊婦の様子や下痢むくみなどのトラブル

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だんだんと出産予定日が近づきお腹も大きくなると、「臨月」という言葉を耳にする機会も多くなると思います。では、臨月とは一体いつのことを指すのでしょうか。

今回は臨月のママや赤ちゃんの様子、過ごし方などについて見ていきましょう♡2人目以降の赤ちゃんを妊娠中のママが臨月に注意する点もご紹介していますので、ぜひチェックしてくださいね☆

臨月とはいつのことをいうの?

臨月とは妊娠10ヶ月(妊娠36週0日~39週6日)のことを指しています。

妊娠週数は最終生理開始日を妊娠0週0日としてカウントします。28日周期で順調に生理が来ていた人の場合、受精卵が子宮内に着床するのはだいたい妊娠4週ごろになります。

つまり、妊娠36週とはいえ妊娠が成立してから36週間経っているわけではないということですね☆

そして、妊娠月齢は4週間=1ヶ月でカウントします。臨月に入る妊娠36週は最終生理開始日からおおむね9ヶ月経ったころと考えてください。

例)1月1日が最終生理開始日で生理周期が28日だった人の場合、妊娠36週0日にあたる日はその年の9月10日ごろになるので、ここから臨月がスタートします☆

臨月と正産期は違う

出産予定日付近の期間を臨月ということもあるけれど、「正産期」ということもあります。臨月と正産期はどんな点が違うのでしょうか。

  • 臨月:妊娠36週0日~39週6日の4週間
  • 正産期:妊娠37週0日~41週6日の5週間

正産期は赤ちゃんが生まれるのに最も適した期間(正期産)とされていて、36週6日までに生まれると早産、42週0日以降では過期産として扱われます。

なので、臨月に入って最初の1週間は正産期ではないということ。臨月に入ったからといっていつ生まれてもいい、というわけではないので注意してください。臨月と正産期は似ているようで違うのです。混同しないようにしましょう♪

おりもの下痢といった臨月のトラブル

臨月ともなるとお腹もかなり大きくなってきます。大きいお腹を抱えて歩くのも大変ですし、寝るときに寝返りを打つのも一苦労。日常生活に支障が出てくる人も多くなります。

また、血液量も増えるので貧血になってしまう人も…。

臨月はさまざまな体のトラブルが起こりやすい時期です。ほかにはどんなトラブルが起こりやすいのか簡単に見ていきましょう!

気になる症状は必ず医師に相談してくださいね。

おりもの

臨月になるとホルモンの分泌が活発になって、おりものの量が増える人も多く見られます。

おりものが増えると不安になる人もいるかと思いますが、量以外はいつもと同じ様子であれば心配することはないでしょう。

ピンク色や赤色のおりものの場合は、出産の兆候とされる「おしるし」のケースがあります。心の準備をしておきましょう♡

万が一おりものの様子がいつもと違う場合や、量が多すぎて破水と見分けがつかない場合はかかりつけの医師に相談してくださいね。

下痢

臨月に多く分泌されるホルモンのなかには、腸の働きを活発にするものがあります。このホルモンが下痢の原因の1つといえるでしょう。

臨月には大きくなった子宮によって胃や腸といった臓器も圧迫されます。消化器官がうまく働かないことで、便秘や下痢といった症状が多くなってしまうのです。

万が一激しい腹痛や嘔吐、発熱といった症状が下痢と一緒に現れた場合はウイルス性胃腸炎や食中毒といったことも考えられます。

むくみ

妊娠中に分泌が多くなるホルモンのなかには、血液量を増加させるために体に水分を蓄えるよう働きかけるものがあります。妊娠中はこのホルモンの働きによってむくみやすくなるというわけです。

特に臨月にはお腹が大きくなるため下半身の血行が悪くなり、足や手といった体の末端部分にむくみが起こりやすくなります。

ただし、むくみは妊娠高血圧症候群の症状である場合や、その他の病気によるむくみの可能性もあります。

吐き気

臨月に吐き気をもよおすようになった人も少なくありません。大きくなったお腹が胃を圧迫すること、睡眠不足や出産への不安などからくるストレスなどが臨月に感じる吐き気の主な原因として挙げられます。

さらにホルモンの影響で食道と胃の間にある筋肉がゆるんでしまうことも原因の1つです。これが原因となって「逆流性食道炎(胃酸が食道に逆流する病気)」が起こることもあります。

腰痛

お腹が大きくなると体の重心が妊娠前よりも前方に移動します。バランスをとるために背中を反るようになるので腰の負担が大きくなるのです。

また、大きくなったお腹によって腰まわりの血行が悪くなり、腰にむくみや痛みが発生することもあります。

妊娠中に多く分泌されるホルモンも影響しています。出産に備えて骨盤を開きやすくするホルモンは骨盤が体を支える力を低下させます。骨盤の分も腰や背中が支えなければならないので腰の痛みが起こりやすくなるというわけです。

足の付け根や恥骨の痛み

臨月には赤ちゃんも出産に備え、産道の入口に向かって下がってくると、赤ちゃんの重みで骨盤のまわりが圧迫されるようになります。なので、足の付け根や恥骨付近に痛みを感じるようになるという人もいます。

ママの体も出産に備えて骨盤がゆるくなっていきます。関節が開いて不安定になるので、ズキズキとした鈍い痛みを感じる人も出てくるようです。

足の付け根や恥骨付近の痛みを予防するためにも、可能な範囲で体を動かし正しい姿勢を維持するよう心がけましょう☆

臨月の妊婦の様子

臨月の妊婦さんのお腹は、誰が見ても妊婦さんだと一目でわかるほどの大きさになっています。妊婦さん自身もさまざまな臓器が子宮によって圧迫され、息苦しさや体の不調を感じて日常生活を送るのもかなり大変になってきます。

でも、この大変さももう少しの辛抱です。赤ちゃんとのご対面まであとわずかに迫った臨月の妊婦さんの様子を確認していきましょう♡

臨月のお腹の大きさ体重増加目安

妊娠後期に入るとぐぐっとお腹が大きくなり、体重増加のペースも上がる人が多いようです。

妊娠前に標準体型(BMI=18.5~25未満)だった人の場合、妊娠中の推奨体重増加量は妊娠前の+7~12kgが目安といわれています。個人差はありますが、出産直前の臨月には妊娠前から7~12kg増えているのが適正というわけですね☆

お腹まわりのサイズも個人差がありますが、おおむね85~100cmくらいになります。双子ではなくても100cmを超えることも少なくありませんよ♪

実際に臨月の妊婦さんのお腹がどのくらい大きいのか確認してみましょう☆

 

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臨月の胎児の様子

臨月の胎児はお腹の外で生きていくためのすべての機能を備えています。呼吸機能や腎機能もしっかり働いていて、生まれてから自分で呼吸したりおしっこをしたりできるようになっていますよ☆

でも、正産期は妊娠37週からです。妊娠36週は早産という扱いとなることに注意してくださいね♪

個人差が大きいのですが、臨月の赤ちゃんの身長や体重はおおむね次の通りとなっています☆

  • 身長:約45~50cm
  • 体重:約2,000~3,000g

赤ちゃんにも皮下脂肪がついてきて、丸みを帯びた体つきをしています。自分のお腹を引き寄せてあごを胸につけるような体勢をとり、生まれるときを待っています

臨月の妊婦健診とNST

妊娠36週以降は1週間に1回のペースで妊婦健診を受けることになります。

臨月の妊婦健診では体重や血圧、尿検査といったチェックが引き続き行われ、血液検査も再度受けることになります。

そして、分娩の準備がどのくらい進んでいるかを調べるために、頸管成熟度や産道の評価、赤ちゃんの体の位置や向きの確認、赤ちゃんの頭の固定状態のチェックも行われます。エコーでの診察に加えて内診も行われるので服装などに注意してくださいね♪

新たな検査としてノンストレステスト(NST)も追加されます。NSTとは胎児心拍数モニタリングのこと。安静状態で心拍を数十分間モニタリングして、赤ちゃんの状態やママのお腹の張り具合をチェックします。

今までの健診よりも少し時間がかかりますが、最後まできちんと健診を受けるようにしましょう☆

臨月に起こる出産の兆候

出産予定日が近づいてくると出産の兆候が見られる人も多くなります。おしるしや胎動の減少などが出産の兆候として挙げられますが、多くの場合緊急性が高いものではなく、本陣痛が起こるまで待つというのが基本的な対応になります。

ここでは臨月に起こりやすい出産の兆候について見ていきましょう♡

ただし、激しい腹痛などほかの症状を伴う場合や緊急性が高い場合には、すぐに医師に連絡して指示に従うようにしてくださいね!

おしるし

おしるしとは少量の血が混ざったおりものが出ることで、子宮口が徐々に開いてくることによって起こる現象です。おしるしを経験したというママは多く、おしるしから数日で本陣痛が始まることも多いようです。

おしるしが来ない場合もありますし、おしるしから本陣痛の開始までの期間も個人差がありますが「そろそろかな?」と出産に備えるようにしましょう♡

激しい腹痛があったり生理の多い日ほどの出血がある場合は要注意です。

胎動が少なくなる

臨月に入り赤ちゃんが出産に備えて骨盤のなかにおさまってくると、胎動を感じる回数が少し減ったという人も多くいます。

胎動の様子も個人差があり、出産直前まで今までと変わらずよく動いていたという人も少なくありません。胎動を感じる頻度は参考程度に考えておくとよいでしょう。

また、胎動を感じる回数が少なくなるとはいえ、胎動を感じない時間が1時間以上続いた場合は何かトラブルが起こっている可能性があります。すぐに医師に相談してくださいね。

前駆陣痛

臨月には前駆陣痛とよばれる本陣痛の前兆が起こる場合もあります。

前駆陣痛の場合、痛みを感じたと思って横になっていたらいつの間にか痛みが引いてしまったということも多くあります。規則的な痛みがある本陣痛が始まるまでは病院に連絡しなくても大丈夫です☆

本陣痛との見分け方

初めての妊娠だと前駆陣痛と本陣痛の見分けがつかなくて病院に連絡すべきかどうか迷う人も多くいます。前駆陣痛と本陣痛の見分け方をまとめましたので参考にしてくださいね♡

前駆陣痛 本陣痛
痛みの程度
  • 比較的軽い
  • 生理痛のような痛み
  • 痛みを感じているときにもなんとか動ける
  • 前駆陣痛よりも重い
  • 痛みを感じているときに動くことが難しい
痛みの間隔 不規則 定期的

初産婦の場合、陣痛の間隔が10分を切ったら一度病院に連絡してみましょう!

破水

お腹の中の赤ちゃんは卵膜に包まれており、まわりを羊水で満たされています。破水とは卵膜が破れて羊水が流れ出てしまうことを指しています。

多くの場合、本陣痛が来て子宮口が完全に開いてから破水が起こります。一方本陣痛が来る前に破水する「前期破水」が起こる人も少なくありません。破水後は細菌感染を起こしやすくなるので、破水に気づいたらすぐに病院に連絡するようにしてください。

尿漏れとの見分け方

完全に破水し大量の羊水が流れ出た場合は破水だとわかりやすいけれど、子宮の高い位置で卵膜が破れる「高位破水」の場合は尿漏れと勘違いする人も多くいます。破水と尿漏れを見分けるポイントをチェックしていきましょう☆

破水 尿漏れ
におい やや生臭い アンモニア臭
無色透明 うすい黄色
意識的に止められるかどうか 力を入れても止められない 力を入れれば止められる

判断に迷った場合は医師に相談してみてくださいね。

臨月の過ごし方

出産を目前に控えた臨月。もうすぐ赤ちゃんに会えるという喜びもあれば、出産や育児に対する不安を感じているママも多いでしょう。

少しでも落ち着いて出産に臨むためには、ママはどのように過ごすとよいのでしょうか。臨月にママができることや必要な準備について確認していきましょう♡

出産前は誰しも不安でいっぱい

出産を直前に控え、赤ちゃんに会えるのが楽しみな反面、出産の痛みに耐えられるかどうか不安になっている人もいるでしょう。「こんな自分がママになれるのかな?」と心配になっている人も少なくないのではないでしょうか。

「出産が怖い・不安」と思うのは決して不自然なことではありません。特に初めての妊娠出産だと初めての経験になるので不安に思って当然です。出産の準備をしながら少しずつ心の準備もスタートしていけばOKですよ♡

スクワットや散歩など軽めの運動

赤ちゃんが順調に成長していてママの体にも問題がなければ、医師からウォーキングなどの軽めの運動を勧められることがあります。散歩や軽いスクワットなど、体に大きな負荷がかからない運動をするとよいでしょう。

運動することで出産するための体の準備も進み、出産の際の体力をつけることもできます☆血行もよくなるのでむくみ予防にもオススメです。気分転換にもなるので無理をしない程度に運動しましょう♡

入院セットの準備

すでに入院セットを準備している人もいると思いますが、臨月に入ったらいつ入院してもよいように入院セットの再チェックをしておきましょう☆足りないものがあれば早めに用意するようにしてくださいね♡

特に忘れがちなのが印鑑です。緊急帝王切開になった場合は承諾書が必要になるなど印鑑が必要になるシーンもあります。認印で大丈夫なのでスタンプ印ではない印鑑を入院セットのなかに入れておくことをオススメします。

今のうちに食べたいものや外食をしておく

出産や入院の準備をすることも大切ですが、赤ちゃんが生まれる前に自分のやりたいことを体に負担をかけない範囲で行うことも重要です。

赤ちゃん連れでは行きにくいレストランに行ったりゆっくり食事を楽しんだりすることは、産後しばらくの間は難しくなります。自宅や里帰り先から遠くないところで外食を楽しむのもよいでしょう♡

体重増加に気をつけながら、今のうちにゆっくり味わっておきたいものを食べておきましょう♪

お産のイメトレをする

出産に向けてお産のイメージトレーニングをしておくことも大切です。呼吸の仕方やいきみ方などは助産師さんたちが教えてくれますが、イメトレしておくことでいざ出産というときに慌てずにすみますよ☆

お産の進み方や出産時の過ごし方などは、多くの病院で配布される「入院準備ノート」などといった名称の冊子をみて確認しておきましょう♡立ち会い出産を予定しているママはパパにもイメトレに付き合ってもらうとよいですね♪

2目以降妊娠中の臨月に注意すべき点

2人目以降を妊娠中のママは上の子に「きょうだいが生まれること」をきちんと伝え、赤ちゃんの誕生に向けて心の準備をしてもらいましょう。

出産のための入院期間中はママと離れて過ごすことも伝えておくとよいですね。寂しい思いをさせるかもしれませんが、前もって伝えておくことで心構えができるので比較的落ち着いて過ごせるでしょう。

また、臨月に入るとママのお腹も大きくなります。思ったように遊んであげられないことや、わざとお腹にぶつかったりしないでほしいことなどを伝えておくと、多くの場合子どもなりにわかってくれますよ♡

ただし上の子にとって、弟や妹の誕生というのは想像している以上に衝撃的な出来事です。心のケアも十分にしてあげるようにしてくださいね♡

間もなくの出産に万全に備えよう

妊娠10ヶ月(妊娠36週0日~39週6日)のことを指す臨月。臨月に起こりやすいトラブルや出産の兆候、そしてどんなポイントに注意して過ごすべきかといった点などについて確認してきました。

臨月に入れば出産はもう目の前♡喜びと不安が入り混じりドキドキして過ごす時期になりますが、入院準備や出産前にやっておきたいことをこなしながら出産に向けて万全の準備をしていきましょう!

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