妊娠線予防に役立つアイテムはいろいろありますが、無印のホホバオイルとスウィートアーモンドオイルがが使えると話題です。肌に優しく使いやすい、さらにコスパもいい!と妊婦さんの間で注目されていますが、実際のところどうなのでしょう?クリームとの違い、塗り方は?いつからいつまで使うべきかも教えます!
妊娠線予防の前にそもそも妊娠線って何?
お腹が大きくなってくるとできるといわれる妊娠線。急に妊娠線ができてびっくりしてしまう人も少なくないんですよ~
妊娠線という言葉を知っていても、なぜできるのか、どんなものなのかがわからないという人もいると思います。まずはケアを始める前に妊娠線について調べてみました!
妊娠線は皮膚の亀裂
妊娠線は正しくは『線状皮膚萎縮症(せんじょうひふいしゅくしょう)』とか『皮膚伸展線条(ひふしんてんせんじょう)』などと言うんです。『ストレッチマーク』や『肉割れ』ということもありますね。皮膚がひび割れたように線状に裂けたような症状が特徴。
大きくなるお腹に、皮膚の伸びが追い付かず皮膚がピリッと裂けた、と考えるとイメージしやすいかもしれませんね。でき初めは赤紫っぽい色をしていますが、時間とともに白っぽく変色していきます。妊娠線ができそうになると、かゆみやピリピリとした刺激を感じる人も多いみたい。
妊娠線ができる3つの原因
妊娠線はお腹が大きくなれば必ずできるものではありません!中には全くできない人もいますし、たくさんできてしまったという人も…
★妊娠線ができる原因
- 肌の乾燥
- 体重の急増
- ホルモンバランスの変化
特に妊娠線の原因といわれているのが乾燥なんです。肌の乾燥に加えて、空気が乾燥する秋から冬にかけては特に妊娠線ができやすくなるので要注意!さらには体質も関係しているといわれています。
★妊娠線ができやすい人
- 乾燥肌や敏感肌人
- 経産婦
- 小柄
- やせ型
すべての人に当てはまるわけではありませんが、乾燥肌の人や2人目以降の妊婦さんは妊娠線ができやすいとか!『私はできやすい体質かも…』という人でも妊娠線ケアをすれば予防できるのでご安心を♪
妊娠線はお腹以外にもできる!
妊娠線はお腹にしかできないと思っていませんか?私もお腹にしかできないと思っていたのですが、お腹以外にもいろいろなところにできるんですよ!
★妊娠線ができやすい部位
- 胸
- 太もも
- お尻
- 二の腕
特に胸はお腹の次にできやすい部位なんですよ。私も胸に数本の妊娠線ができていて、気が付いた時にはちょっとショックでした( ゚Д゚)
しかもお腹以外の場所は自分ではチェックしにくい場所、というのが難点!私のように妊娠線ができてから、『こんなところにもできるの?!』と知るケースも多いんです。そうなる前に、お腹以外の場所もしっかりと妊娠線予防をすることが大切♪
妊娠線予防にはオイルケアがおすすめ
妊娠線ができるとなかなか治りにくいというのが実情。でも、妊娠線ができてしまったからといって悲しんだり諦めたりする必要はありませんよ!正しいケアをすれば妊娠線が目立ちにくくなったり、色が薄くなったりすることだってあるんです。
妊娠線ができにくくするには予防も大きなカギ!そこでおすすめなのがオイルなんです。妊娠線予防にオイルがいい理由やクリームとの違いを調べてみました!
オイルとクリームの違い
オイルとクリームの最大の違いは油分と水分のバランスなんです。クリームは水分量が多く含まれているので、水分を与えつつ保湿をするといったイメージ。オイルは油分がたっぷりなので、肌の水分を外に逃がさないように保護をしながら保湿をしてくれます。
保湿力だけで見てみると、クリームよりもオイルのほうが優れているんです。でも、肌なじみの面ではクリームのほうがスーッと浸透していくと感じるかもしれませんね。
★オイルの特徴
- 皮膚を柔らかく保つ
- こってりとしたテクスチャ
- ややべたつきを感じる
- しっとり感が持続する
オイルは肌の水分を逃がさないことと、乾燥から肌を守ること、2つの効果が期待できる優れもの。その代わりややべたつきを感じるので、苦手という人も少なくないんです。
余計なものが入っていないオーガニックオイルも多く、刺激に敏感な妊娠期にはオイルに安心感がある人も。
★クリームの特徴
- 水分量が多く肌に水分を与える
- 伸びがいい
- 肌に馴染みやすくべたつきにくい
- 重ね塗りしやすい
オイルよりもさらっとしたテクスチャのものが多いので、使いやすさは抜群!もともと乾燥肌だという人は、オイルよりも水分をしっかり与えてくれるクリームのほうが使用感がいいかもしれませんね。
オイルのメリットデメリット
保湿力や保護力に優れているオイルは、妊娠線予防にぴったりのアイテム!オイルのメリットとデメリットについてきちんと知っておくことで、妊娠線予防にぴったりのアイテムを選べますよ♪
★オイルのメリット
- 保湿力・保護力に優れている
- 乾燥しにくい
- 肌が柔らかく保たれる
- 肌に優しいものが多い
- 浸透性が高い
やっぱり保湿力と保護力はオイルが断トツ!使い続けることで、乾燥しにくい肌への改善も期待できるんですよ。肌が柔らかく保たれるので、大きくなるお腹にも皮膚がしっかり伸びてついていきます。このおかげで妊娠線ができにくくなるんだとか!
★オイルのデメリット
- ベタベタしやすい
- オイル独特のにおいがする
- 乾燥体質の人には物足りなさがある
- コスト面
一番のデメリットはオイルのテクスチャ。クリームと比べるとどうしてもべたつきが気になるんですよね。いつまでもベタベタしているのが嫌だという人も。オイルは保湿力が高いですが、もともと乾燥肌だと水分量が足りずに物足りなさを感じてしまうんです。
もう1つはコスト面。いいオイルを使おうと思うとどうしても高価なものになってしまうんですよね。妊娠線予防は継続するのが大切なので、価格も気になるところです。
妊娠線予防に無印のオイルが良いってホント?
妊娠線予防にオイルがおすすめ!と紹介してきましたが、いろいろなオイルがあってどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこでおすすめしたいのが無印良品のオイル!無印良品にはいろいろなオイルがありますが、中でもおすすめしたいのが、『ホホバオイル』と『スウィートアーモンドオイル』の2つ。無印のオイルはアレルギーテスト済みで妊婦さんでも安心できる要素がたくさん。無香料・無着色で余計なものが入っていないので、安心して使い続けられますよね。
ホホバオイルとスウィートアーモンドオイルにはどんな特徴があるのか、実際に使っている人の口コミも紹介するので、参考にしてみてくださいね♪
ホホバオイル
ペルーなどの農園で無農薬栽培されているホホバの種子を100%使った、さらりとした質感のオイル。『ワックスエステル』という肌成分がホホバオイルには豊富に含まれているんです!なので、敏感になりがちな妊婦さんでも安心というわけ。
オイルのわりには軽めのテクスチャで、手のひらでよく温めてから乗せるとスーッと伸びて肌に浸透していきます。塗った後もつるんとした肌触りになるんですよ。
『全身どこでも使えて便利』
『さらさらしていてべたつきが少ない』
『出産後にも継続して使っている』
『肌が柔らかくなったように感じる』
などなど、妊娠線予防にホホバオイルを使った人の口コミはこう評価のものがほとんど!気になるにおいもほとんどなく、においに敏感だという人にもおすすめ。
はじめてピュアオイルを使うという人も、べたつきの少ないホホバオイルなら使いやすさを感じるはずですよ♪購入しやすい価格帯というのもうれしいポイントです。
私も妊娠線予防に無印のホホバオイルを使っていましたが、さらっとした使用感がお気に入りに♪出産後も使い続けていて、特に出産後の髪の毛のパサつきにはかなり効果を感じました。
内容量 | 50ml/100ml/200ml |
価格 | 890円/1,590円/2,490円 |
成分 | ホホバ種子油 |
原料 | ホホバの種子 |
公式ページ | https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548076986591?searchno=1 |
スウィートアーモンドオイル
アーモンドの種子からできているオイルで、魅力は何といってもコスパの良さ!ホホバオイルも続けやすい価格ですが、スウィートアーモンドオイルはさらにお安くたっぷり使えるんですよ♪
妊娠線予防にはたっぷりの量を贅沢に使って肌を守ることが大切。なので、値段を気にせず使えるスウィートアーモンドオイルは魅力的ですよね。
魅力は価格だけではありません!もちろん肌なじみの良さや保湿力はばっちり。ホホバオイルよりもさらに軽めのテクスチャで、とにかく伸びがいい!塗った後のしっとり感も満足できるはずですよ。
『においが気にならない』
『オイルなのにさらさらしていて気持ちいい』
『オイルが苦手だったけどこれなら使える』
『伸びとしっとり感とコスト面のバランスが最高』
などなど、こちらもホホバオイルと並んで高評価の口コミがずらり!オイルなのにさらっと軽めなので、今までこってりテクスチャのオイルを使っていた人には物足りないかも。
私はホホバオイルの前に安さに惹かれてスウィートアーモンドオイルを使っていたのですが、お腹が大きくなるにつれてしっとり感が物足りなくなってしまいました。クリームやローションなどを塗ってからスウィートアーモンドオイルを使えば、水分もプラスされるので試してみてくださいね!
内容量 | 50ml/100ml/200ml |
価格 | 690円/1,190円/1,890円 |
成分 | アーモンド油 |
原料 | アーモンドの種子 |
公式ページ | https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4548076986683?searchno=4 |
妊娠線予防オイルはいつから使うべき?
始める時期やいつまで続ければいいのか、オイルを妊娠線予防に使う場合の注意点についても見ていきましょう!
妊娠5ヶ月頃から本格的に!
妊娠線予防は、妊娠線ができてから始めるのでは遅いんです。できるだけ早い時期から予防を始めるのがおすすめ!
妊娠がわかった時点ではまだお腹は目立ちませんが、肌を乾燥から守って柔らかくしておきましょう。妊娠がわかったと同時に妊娠線予防のケアを始める人が多いようですよ。
でも、中には体調が優れず肌も敏感になっている人も多いですよね。肌が敏感な時は低刺激のオイルでも肌トラブルを起こしてしまうことも。そんな時はホルモンバランスや体調が安定する5ヶ月頃から始めてもOK。
妊娠初期には使いやすいクリームやローションで妊娠線予防に努めましょう。体調が安定した5ヶ月頃から本格的にオイルを使った妊娠線予防のためのケアをしてみてはいかがでしょう!
出産後しばらくはケアを続けよう
出産後も引き続きケアをするのがおすすめなんです。出産後もホルモンバランスは不安定で、肌は乾燥しがち。妊娠中にしていたケアを継続することで、新たな肌トラブルを防ぐことにもつながりますよ。
オイルには肌を柔らかくすると同時に、マッサージを一緒に行うと引き締め効果も期待できるんです!出産後のお腹は徐々にもとに戻っていきます。この時にオイルを使えば肌に負担をかけずにマッサージをすることができますね♪
無印のオイルなら余計なものが入っていないので、オイルを塗った手で赤ちゃんに触れても安心。ホホバオイルなら赤ちゃんと一緒に使うこともできるのでおすすめですよ~
注意点
妊娠線予防は早い時期から始めるのがおすすめなのですが、いくつか注意点があります!妊娠初期はとにかくいろいろなものに敏感な時期。オイル選びは特に慎重になる必要があるんです。
★注意ポイント
- においはどうか
- 使用感はどうか
- 赤みやかゆみはないか
無印は店頭に行けばテスターがあります。実際に手に取ってにおいや使用感を試してから購入するのがおすすめです。最初は小さいボトルで購入するのもいいですね。
妊娠中は今まで大丈夫だったものが急にダメになってしまうケースも!初めは良くても徐々に肌に合わなくなる可能性もある、ということを頭に入れておいてくださいね。
合わないな、と感じたらすぐに使うのをやめて、かかりつけの産科医に相談してみてください。
妊娠線予防オイルの効果的な塗り方
妊娠線予防のケアは、ただオイルを塗ればいいというわけではありません!正しいケア方法を知り、正しいケアを実践することで、妊娠線ゼロも夢ではありませんよ~
どのタイミングでどんなふうにオイルを使えばいいのか、おすすめの妊娠線ケア方法を詳しく解説します!
お風呂あがりがベスト!
妊娠線ケアの最高のタイミングはお風呂あがり。お風呂から上がると同時に体の水分は蒸発を始めます。
体の乾燥を防ぐためにも、お風呂からあがってすぐに、できるだけ早くケアをするのがおすすめなんですよ。体が温まっているので、オイルの伸びもよく塗りやすく感じるはず。
できれば浴室内で体の水分を軽く拭き取った後に、オイルでケアをするとよりしっとり仕上がります。お風呂の中ならオイルのべたつきが気になる人も、サッと手を洗ってからあがってくることもできますね。
お腹だけでなく、胸やお尻など妊娠線ができやすい部位にもしっかりオイルを塗って、妊娠線ができないように予防しましょうね♪
一度温めてからマッサージするように
オイルは手のひらで一度なじませ、体温と同じ温度に温めてから体に乗せるのがおすすめ。手のひらで温めてから塗ることで、オイルが伸びやすくなり浸透力もアップ!
オイルはクリームほど冷たさを感じませんが、季節によってはひんやりとすることも。あまりにオイルが冷たいと肌に乗せた時にびっくりして、その影響でお腹が張りやすくなることもあるので注意してくださいね。
手のひらで温めたオイルをお腹全体に馴染ませ、優しく円を描くようにマッサージしましょう。ごしごしとこするのではなく、オイルの上で手を滑らせるように、下から上へゆっくりとマッサージします。胸やお尻なども同様に、優しくオイルを塗りましょう。
クリームとの併用も効果的!
オイルだけでは物足りなさを感じる場合、クリームと一緒に使うのもおすすめ!
私も季節やその日のコンディションに合わせてオイルとクリームを一緒に使っていましたよ。クリームと一緒に使うと、よりしっとりと肌が柔らかく保たれます。
クリームを一緒に使う場合は、使う順番も大きなポイントになるんです!
- クリームを先に塗って肌にしっかりと馴染ませる
- クリームのべたつきがなくなったらオイルを使ってケア
クリームもオイル同様軽く温めてから塗るのがポイント♪妊娠線ができやすいおへそから下の部分は、乾燥が気になっていない人も妊娠線ができることがあるんです。できやすい部分にはクリームも使って念入りにケアするのがおすすめですよ!
妊娠線予防にオイルを使ってしっとり♪
妊娠線予防にオイルを使うことでメリットがあることが分かりました!
- 肌を柔らかく保つ
- 肌の保湿と保護をしてくれる
ちょっとしたポイントに気を付けながら使うことで、妊娠から出産まで長く使えるという点も魅力ですよね。
- お風呂あがりにケアする
- 温めてから使う
- 出産後も使う
オイルによってテクスチャも香りも違いあます。お気に入りのものを見つけて、オイルで妊娠線予防をしましょう!