葉酸サプリ

葉酸サプリを摂る理由。妊活・妊娠中の効果に迫る!

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葉酸サプリと言えば、妊娠中にプラスに働く効果が科学的・医学的に認められており、産婦人科でも推奨されているいるサプリの一つ。でも、実際どのような効果があるのか分からないママも少なくないのでは?

そこで今回は、葉酸サプリがなぜ良いのかを徹底解説!妊娠初期のママはもちろん、妊活中のベビ待ちママにも葉酸は必須なのでぜひチェックしてくださいね♪

葉酸ってどんな栄養素? その働きと葉酸不足で起こることとは

葉酸はビタミンB群の一種で、妊娠初期の赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素です。具体的には、下記のような働きをしてくれます。

  • 赤血球を増やし血液を作る
  • DNAやたんぱく質の代謝を促す
  • 赤ちゃんの脳や脊髄に重要な神経管の形成に欠かせない

妊娠後、赤ちゃんの脳や目などの神経は急速に発達し、その時に欠かせない栄養素が葉酸なんです。赤ちゃんの重要な器官が作られるのは妊娠6~7週当たりとされるので、妊娠に気付く頃に赤ちゃんは身体を作るうえで重要な局面にいるんですね。

そのため、葉酸は妊活段階からの摂取が推奨されているんです。通常時の摂取目安量は240μgですが、妊娠初期は1日あたり480μgの摂取が良いといわれています。

葉酸が不足すると、血液が不足するのでお母さんは貧血などの症状が出ますし、赤ちゃんの成長を妨げるため、妊娠初期の先天異常や、最悪の場合流産のリスクが高まってしまいます。

葉酸を含む食物とは。サプリでの摂取と違いはある?

次に、葉酸を多く含む食べ物とサプリでの摂取効果についてチェックしましょう。葉酸を多く含む食品は、下記のようなものがあげられます。

食品名 葉酸の含有量(μg/100gあたり)
鶏レバー(生の状態) 1,300
うなぎ(肝、生の状態) 380
枝豆(ゆで) 260
あさつき(ゆで) 200
アスパラガス(ゆで) 180
ブロッコリー(ゆで) 120
ほうれんそう(ゆで) 110
オクラ(ゆで) 110

こうしてみると、動物性の食品は葉酸の含有量がかなり多いことが分かりますね。しかし、妊婦は食中毒のリスクやビタミンAの過剰摂取を控えなければならないため、基本の栄養は野菜から摂ったほうがいいでしょう。

ただ、野菜だけで1日の摂取量の葉酸をとるのははなかなか難しいもの。

枝豆で480μg摂ろうと思ったら200g以上となるので、おつまみで出てくる枝豆のザルを一人で2杯分程食べるぐらい(>_<)アスパラだと20本弱……と、とても1日で食べるのは大変な量ですよね。

さらに、食品から摂る葉酸は「ポリグルタミン酸型葉酸」と呼ばれていて、一度消化管で「モノグルタミン酸型葉酸」に分解されてから吸収されます。この場合、体内への吸収率は約50%程とされています。妊娠初期、つわりもある時期にせっかく食べても吸収率が悪いとあっては残念ですよね。

その点、サプリメントは「モノグルタミン酸型葉酸」の形状で作られているため、体内で分解する必要がなく約85%が体内に吸収されるんです。1日に必要な葉酸を、吸収効率が良い状態で手軽に摂取できます!

妊娠初期はつわりもあり、「赤ちゃんのために食べなければ!」と思っても思うように食事がとれないこともありますよね。吸収効率の良い葉酸サプリなら、つわりがあったとしても簡単に必要な葉酸を摂取することができるので、積極的に活用するのがおすすめですよ!

葉酸サプリが妊娠中に推奨される理由

葉酸サプリは、産婦人科でも妊娠中の摂取を推奨しているもの。ではなぜ妊娠中に推奨されるのか、具体的な理由をチェックしましょう!

医学的に証明済み。胎児の神経管閉鎖障害などのリスク低下

葉酸が、妊娠初期に欠かせない栄養であることは医学的に証明されています。そもそも、葉酸が形成を助けるとされる「神経管」とは、赤ちゃんの脳や脊髄の元になるものです。

神経管は板のような形をしており、その両端がくっついて閉じると管のような形状になります。先端が脳に、後方が脊髄となります。しかし、その一部がうまく閉じなかった場合に「神経管閉鎖障害」とされる無脳症や、二分脊椎といった病気が発生してしまうのです。

無脳症は症状が重く流産してしまうケースも多いとされています。また先天奇形とされる二分脊椎の場合、無症状のこともあるようですが、典型的な例では生まれた後、背中に症状が出て手術が必要になることもあります。

これらの神経管閉鎖障害の原因の多くに、葉酸の不足が関係していることが、英国のビタミン研究グループによって証明されているんです。

臨床試験では、過去に神経管閉鎖障害の赤ちゃんを妊娠した経産婦に葉酸サプリメントを妊娠前4週~妊娠後12週まで1日4mg投与。すると、葉酸を摂取していなかったグループに比べ葉酸を摂取したグループでは神経管閉鎖障害の再発が72%防止されることが判明したのです。

日本の厚労省でも妊活中から妊娠初期にかけて葉酸の摂取増を推奨していて、いかに葉酸が大切なのかということが分かりますよね。

妊活中の男性、女性に葉酸サプリは効果なし?

妊活中の女性にも推奨される葉酸サプリですが、妊活中の男性にも効果はあります。赤ちゃんをお腹で育てるわけではない男性に、葉酸はどのような効果があるのでしょうか?

パートナーも葉酸を摂取するメリットや具体的な効果をチェックしてみましょう。

カップルで摂取したい葉酸サプリ

妊活中の女性にとっては葉酸は「必須」とされますが、赤ちゃんを授かるには女性だけの努力ではどうにもなりませんよね。

男性が栄養不足だと、精子の質が落ち赤ちゃんを授かりにくくなるといったことも考えられるんです。葉酸は、細胞分裂や増加を助けてくれる栄養なので、パートナーも一緒に摂取することで妊娠の成立率アップに繋がるともいわれているんですよ!

健康な精子が増えれば、胎児の先天性異常のリスク低下にも効果を発揮します。赤ちゃんが欲しいと思ったら、女性だけではなくパートナーの男性にも葉酸の摂取をしてもらったほうが良いですね☆

男性の正常な精子の生成をサポート!

男性が葉酸を摂取することで妊娠の成立率がアップする理由には、葉酸の働きに細胞分裂を促す効果があり、精子の生成を助ける効果があることが挙げられます。

オランダでの研究では、211人の男性を対象に、26週間1日葉酸5mgと亜鉛66mgを併用摂取させた結果、不妊症の男性と妊娠可能な男性の両方で、正常な精子の数が増加したというデータが出ています。

男性が葉酸を摂取する場合は、女性ほど量は多くなく、1日240μgの摂取が推奨されています普段の食事でも十分に摂取できますが、食生活が乱れがちな場合は女性と一緒にサプリメントを摂取するのもおすすめです。

葉酸サプリの摂取。いつから始めて、いつ止める?

さて、妊活中から始めたほうがいいとも言われる葉酸サプリですが、いったいいつからいつまで使用すればいいのでしょう?具体的な開始時期や、過剰摂取の副作用についてチェックしてみましょうね☆

理想的なのは最低でも妊娠1ヶ月前!

「葉酸は妊活中から」と説明している通り、理想としては最低でも妊娠の1か月前から葉酸サプリを摂取するのがおすすめです。

赤ちゃんの重要な器官は妊娠に気付く頃(6週目頃)にほとんどが作られます。

そのため、早い段階で母体に十分な量の葉酸を摂取する必要があるんです。計画的に妊活をしているのであれば、事前に葉酸サプリを摂取し始めたほうが良いんですよ!

また、予想外に妊娠したという場合でも、妊娠の兆候に気付いたその日から、早い段階で葉酸サプリを摂取するようにしましょうね。

葉酸を摂りすぎた場合の副作用は?

葉酸は水溶性のビタミンなので、体に蓄積することはなく過剰摂取をしても深刻な副作用はほとんどないとされています。

一般的に葉酸サプリは、妊活中から赤ちゃんの重要な器官が作られる妊娠3ヶ月までが必須と言われますが、造血効果もあるので貧血予防として妊娠中期以降も継続して摂取することが推奨されています。また、血液は母乳を作るためにも欠かせないので、出産後も継続する人も多いんですよ☆

ただし、オーストラリアの研究機関では、妊娠後期(8ヶ月以降)の過剰摂取で、生まれた赤ちゃんが小児喘息にかかるリスクが高まったという結果も出ています。

こういった情報を見ると、妊娠初期の必須期間が過ぎたら葉酸サプリの摂取はやめたほうがいいのでは?と心配になっちゃいますよね(>_<)しかし、この研究での過剰摂取とは、「1日に1000μgを摂取し続けた場合」とあるんです。

日本では妊娠初期でも1日480μgの摂取が推奨されていて、食事と合わせても1000μgまでにおさまるようにと厚労省が指導しています。市販されている葉酸サプリも、1日で400μg前後の摂取量となるような含有量のものがほとんど。

食事でたくさん葉酸を含むものを食べたとしても、サプリとの併用で1日の摂取量が1000μgを越えることは、そうそうないと考えられます(^^)

さらに、過剰摂取により小児喘息を発生するリスクは、研究データでは11.6~11.8%程。葉酸不足で赤ちゃんの成長に支障をきたすリスクと比べれば低い数値だとも言えますね。

副作用によるデータはまだ医学的に確かな情報とは言えませんが、葉酸が赤ちゃんと妊娠中のお母さんに必要な栄養でメリットが多いことは医学的に証明されています。副作用のことはあまり気にせず適正な範囲で摂取しましょう。

妊娠中、葉酸以外のサプリは摂った方がいい?

妊娠中は、赤ちゃんを育てるために葉酸以外にも多くの栄養が必要となります。

例えば、血液を作る鉄分や赤ちゃんの骨の成長を助けるカルシウムなどが必要ですよね。これらの栄養素は普段の食事から摂取できていれば、無理にサプリメントを取り入れる必要はありません(^^)

葉酸のように、サプリでの摂取を推奨している栄養は特にありませんが、つわりなどで食事がとれない時はサプリの活用がおすすめです。最近では、妊娠中に必要な栄養を葉酸と一緒に摂取できるサプリも販売されています。複数の栄養を一緒に摂取できる葉酸サプリであれば1種類で済むので便利ですよね☆

また、葉酸とは別に摂取する場合は、それぞれの栄養の推奨摂取量を上回らないように気をつけましょう。

葉酸サプリを上手に活用して元気な赤ちゃんを育てよう!

妊娠中・妊活中の葉酸サプリの摂取は、赤ちゃんにも母体にも大切な働きがあることが分かりましたね。

造血効果もあるので、妊娠初期の貧血に悩むお母さんにも嬉しい効果を発揮してくれます。つわりで食事がとれず、栄養不足が心配なママでも葉酸サプリがあれば一つの安心材料になるでしょう☆

葉酸は、調べてみれば身近な食材に含まれる栄養ですが、野菜不足の現代人にとっては日頃から足りていない栄養とも言えます。妊娠中は普段以上に必要な葉酸の量が増えるので、葉酸サプリを上手に活用して元気な赤ちゃんを育てましょうね!

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